前の与太書きの中に書いた、
今朝の
弾道ミサイル発射が失敗に終わった結果を
いつもの勇ましい勢いで公表した
北朝鮮大本営発表を取り上げたニュース記事の
ブックマーク。
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結果発表は
北の将軍サマ御用達メディア
『朝鮮中央通信』を使って行われました。
情報を出したのは、
北朝鮮の国家宇宙開発局。
今朝の
何時に、
どこから、
何が発射されて。
どこまで飛んで。
何が失敗したのか。
具体的な情報が
一通り並んでいて。
そこは
見る価値がありますね。
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まあねぇ、
北朝鮮が発表した内容が
事実だという保証はないので。
どのみち、
全ての情報について
検証と分析が必要なんですけどw
これについては
韓国政府の動きが速い。
いつもなら、
詳細な分析報告は翌日以降に持ち越して。
当日は、
『米軍と協力して情報を収集、分析中』
とかで
お茶を濁していたのに。
今回は、
落下したミサイルの部品を引き揚げ、回収するワ、
墜落した原因について
当日中に分析結果を発表するワ、
北朝鮮への
対抗意識ムキ出しで隠しもしません。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が率いる現政権は、
前代の
狂気の文オジサンとそのお仲間たち政権時に
見られた
具体的な内容は何も報告しない、
発表しない。
北朝鮮寄りの忖度対応とは
全く別物ですね。
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まさに
『豹変した』とも言える
韓国政府の変貌ブリなんですけど。
これ、
ひょっとしたら
北朝鮮への対抗意識ではなくて。
日本とアメリカに向けた
同盟復帰、連携強化希望アピールなのかなぁ。
北朝鮮 打ち上げ失敗発表「エンジン不備で墜落」=早期に再挑戦
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が軍事偵察衛星を搭載して31日に打ち上げたロケットは、事故が発生して朝鮮半島西側の黄海に墜落した。北朝鮮の国家宇宙開発局が朝鮮中央通信を通じて発表した。事故原因を解明し対策を講じた上で、速やかに2回目の打ち上げに踏み切るとした。今回の打ち上げが失敗したことを正式に認めたもので、発射から2時間半後に発表した。
国家宇宙開発局は「31日6時27分に平安北道鉄山郡の西海衛星発射場で、予定されていた軍事偵察衛星『万里鏡1号』を新型衛星運搬ロケット『千里馬1』に搭載して発射した」と明らかにした。続いて「千里馬1は正常飛行していたところ、1段目の分離後、2段目の発動機(エンジン)の始動が非正常となり、推進力を喪失して西海(黄海)に墜落した」と説明した。
原因として「千里馬1に導入された新型発動機システムの信頼性と安定性が落ち、使用された燃料の特性が不安定だった」との見方を示した。科学者と技術者、専門家が原因の解明に着手するという。
国家宇宙開発局は「厳重な欠陥を具体的に調査・解明し、これを克服するため科学技術的な対策を直ちに講じ、いくつか部分試験を経て、可及的に早い期間内に2回目の発射を断行する」と表明した。
北の飛翔体とみられる物体を引き揚げ中 性能など分析へ=韓国軍
【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は31日、北朝鮮が同日に軍事偵察衛星の打ち上げと称して発射した飛翔体の一部と推定される物体を朝鮮半島西側の黄海で発見し、引き揚げ作業を行っていると明らかにした。軍はこれを回収した後、全般的な性能、外国製部品の使用有無、技術レベルなどを調べる予定だ。
合同参謀本部によると、軍は午前8時5分ごろ、この物体を於青島の西約200キロの海上で識別した。於青島は黄海にある島で、韓国西部の全羅北道・群山の西約60キロに位置する。
合同参謀本部はこの日、北朝鮮が午前6時29分ごろ、北西部の平安北道・東倉里付近から南方向に飛翔体1発を発射したと発表した。飛翔体は正常でない飛行をし、墜落した。
北の衛星打ち上げ失敗 「無理な経路変更で技術的問題発生」=韓国情報機関
【ソウル聯合ニュース】韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は31日に非公開で開かれた国会情報委員会の懸案報告で、北朝鮮が同日、軍事偵察衛星の打ち上げに失敗したことについて、飛行経路を無理に変更したことで技術的な問題が発生した可能性があるとの分析を明らかにした。同委員会の与党幹事が伝えた。
北朝鮮の国家宇宙開発局は、北西部の平安北道・東倉里の発射場からロケットを打ち上げた約2時間半後の午前9時5分、「打ち上げ失敗」を公式発表し、2段目エンジンの始動に不具合があったことを明らかにした。
国情院は「過去の打ち上げでは飛行経路は一直線だったが、今回は西側に偏った経路を設定しながら東に無理な経路変更をして、技術的な問題が発生した可能性がある」と説明した。
また、韓国が25日、独自開発した国産ロケット「ヌリ」の3回目の打ち上げに成功したことに刺激を受け、通常20日程度かかる準備を数日に短縮し、発射場の工事が終わっていない状態で打ち上げたことも失敗の一因になったと分析した。
また、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)が現場で打ち上げを見守ったものとみられると伝えた。
北朝鮮が新型衛星運搬ロケット「千里馬1」に軍事偵察衛星「万里鏡1号」を搭載して発射したと主張していることに関しては、「大陸間弾道ミサイル(ICBM)のエンジン基盤の新型発射体とみている」とし、万里鏡1号は「全長1.3メートル、重さ300キロで、解像度は最大1メートル前後の初歩的な偵察任務程度が可能な小型の低軌道地球観測衛星」との見方を示した。
与党幹事によると、国情院は「北が打ち上げから約2時間30分後に失敗した事実と原因を迅速かつ詳細に公開したのは、衛星打ち上げの過程を透明に示すことで打ち上げ行為の正当性を強調する狙いがある」と分析したという。
2回目の打ち上げについては、エンジン異常の点検に少なくとも数週間を要するとみられるが、問題が軽微であれば、早期に2回目の打ち上げが行われる可能性も排除できないとの見方を示した。