kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

詳細な続報が出てきません…… ―― 北発射ICBM、米韓軍当局が「旧型」と結論

このニュース、
昨日、
韓国メディアが発信していて。
それを
私のヨタ書きでも取り上げましたけど。
発信しているのが
韓国メディアだけだったので、
いまいち
情報の確度に疑問符がついてしまうなぁ、
と思っていたら。
日本の主要メディアも取り上げていました。
ということで、
日本メディアが配信した
ニュース記事にブックマークをつけてみました。



で、
さっそく
日本メディアのニュースの中身を確認して。
韓国が発信した情報と、
異なるのか同じなのか。
細部を比較してみよう……と意気込んだのですが。
日本メディアが発信したニュースは、
先に
韓国メディアが配信した内容を
引用しただけでしたw
日本政府関係者の談話とか、
消息筋のコメントとか、
そういう情報が見られると思っていたのですが。
そんなものは
ありませんでしたよw
うーむ……



で、
さらに何か情報はないか、と探してみたら。
昨日ニュースを配信した『聯合ニュース』とは別の韓国メディア
中央日報』から、
昨日
韓国軍が発表した内容に疑義を挟む
ニュース記事が配信されていました。
ということで、
そちらのニュース記事にもブックマークをつけてみました。
今日、
韓国メディア・中央日報が配信したニュース記事によれば。
韓国軍が昨日発表した分析結果、
今月24日に北朝鮮が発射したミサイルは
新型『火星17』ではなく旧型『火星15』であり。
北朝鮮が公開した今回のミサイル発射の画像、映像は、
かつて実施した
火星15ミサイルの発射試験の映像を加工して、
火星17ミサイルの発射試験映像とつなぎ合わせて
火星17ミサイルが飛行したように見せかけたものだ、という主張について。
この主張の根拠となっているのは
米国の偵察衛星が捕捉したミサイルの記録によっていて。
偵察衛星に搭載されている赤外線熱探知センサーが探知した結果、
ミサイルの噴射炎が確認されたのは2カ所だけ。
新型ミサイル火星17はエンジンノズルが4基にあるので、
噴射炎は4カ所確認されるはず。
と、
韓国軍の主張の根拠になっています。
それに対して、
今日ブックマークつけた
韓国メディア・中央日報のニュース記事では。
この韓国軍の主張ついて、
日米の関係者、
そして
韓国の専門家から異論が出ているのを報じていて。
日米政府の判断は、
当初発表した、
北朝鮮が3月24日に発射したミサイルは、新型火星17である。
との内容から
変更していません。
火星17との評価を変更しない理由は色々あるみたいなのですけど。
私的に気になっている点として、
韓国軍が
発射されたミサイルを旧型・火星15だと判断した根拠のデータは、
アメリカの偵察衛星が記録したミサイル発射映像を解析した
結果なので。
同データの原本はアメリカに存在しているはずです。
なので、
アメリカでも韓国軍と同様の画像分析を進めていますよね。
なのに、
アメリカ政府と軍関係者は
今回発射されたミサイルが火星17である、との判断を
修正していません。
ということは……

 

 

www.yomiuri.co.jp

北発射ICBM、米韓軍当局が「旧型」と結論…映像や写真を継ぎ合わせ「最新型」と偽装か

【ソウル=上杉洋司】聯合ニュースは27日、韓国と米国の軍当局が、北朝鮮が24日に発射した大陸間弾道ミサイルICBM)について、新型の「火星17」ではなく、旧来型の「火星15」だったと結論付けたと報じた。北朝鮮の発表内容に複数の不自然な点があったという。
 北朝鮮は25日、 金正恩キムジョンウン 朝鮮労働党総書記が指揮し、24日に火星17を発射したと発表した。韓国政府関係者は本紙の取材にも、発射されたのは火星15だったとの分析結果を明らかにした。
 聯合ニュースによると、米韓が赤外線熱探知センサーが搭載されている衛星などで収集した情報を分析した結果、24日のミサイルは、2017年11月に発射された火星15と同じくエンジンの噴射ノズルが二つだった。だが、北朝鮮メディアが25日に報じた火星17の映像ではノズルが四つあり、一致しなかった。
 24日のミサイルは、到達高度が6000キロ・メートルを超え、北朝鮮ICBMとしては過去最高高度に達した。これについては、火星15の弾頭重量を減らすなどして発射し、性能向上を装った可能性があるとされる。
 発表画像も不自然で、24日午後は発射地点付近の天候が曇りだったが、北朝鮮メディアが伝えた写真は、晴天の午前中に撮影されたとみられるという。米韓の軍当局は、24日に火星15を発射した上で、別の日に撮影した火星17の映像や写真と継ぎ合わせて、25日に公開したとみているという。

 

 

 

japanese.joins.com

北朝鮮「火星17型発射した」とするが…韓国軍当局は火星15型と推定

北朝鮮が24日に新型大陸間弾道ミサイルICBM)で射程距離1万5000キロメートルを持つ「火星17型」を発射したとし映像まで公開した中、韓国軍当局は射程距離1万3000キロメートルの火星15型の発射と事実上結論を出し軍内外で議論が起きている。
 北朝鮮が先月27日と今月5日、16日の3回にわたり試験発射したミサイルと今回平壌ピョンヤン)の順安(スンアン)空港から発射したミサイルは異なるというのが軍当局の説明だ。韓国軍関係者は27日、「韓米当局がさまざまな可能性を残して精密分析しているが、現時点では火星15型発射の可能性にウエイトを置いている」と話した。火星17型の試験発射に失敗した北朝鮮ICBMの性能向上を誇示するため欺瞞戦術を使っているということだ。
 米国の偵察衛星などで収集した情報では、今回探知したミサイルのエンジンノズル数は火星17型の4個ではなく火星15型の2個と同じで、1段エンジンの燃焼時間も火星15型に近いという判断だ。軍当局は北朝鮮が25日に公開した映像の場合、以前に3回火星17型を発射して撮影しておいた映像を編集したとみている。
 だが情報機関の判断は軍当局と違うことがわかった。複数の韓国政府消息筋によると、国家情報院は北朝鮮の発表前から火星17型と推定しており、現在までこうした分析を維持している。
 実際に一部専門家の間では「軍当局の発表は額面そのまま信じにくい」という話が出ている。特に火星17型である可能性を高いと考える専門家は、ミサイルの飛行特性を根拠に提示する。北朝鮮が25日に公開したミサイルの最高高度6248キロメートル、飛行距離1090キロメートル、飛行時間67分とする諸元と、発射当日に合同参謀本部が明らかにした最高高度6200キロメートル、飛行距離1080キロメートルの諸元に大きな差がないという点からだ。
 ディーペン元米国務省国際安全保障非拡散担当首席副次官補もボイス・オブ・アメリカとのインタビューで「韓国と日本が発表した情報によると、軌跡が火星15型よりは火星17型とより一致する。火星17型とみるのが正しい確率が高い推測」と話した。
 峨山(アサン)政策研究院外交安保センターのヤン・ウク副研究委員は「北朝鮮の最高指導者が登場するほどの映像を内外に誇示するのは注視すべき。火星17型でないなら軍当局が追加分析資料を公開してこそ事実かどうかを確認できる」と話した。
 北朝鮮が公開した映像の真偽をめぐっても評価が分かれる。一部では「発射当時の平壌の気象条件と合わない」という分析があるのに対し、「映像撮影方式や編集方式などを考慮すると捏造とみることはできない」という反論も出ている。クォン・ヨンス元国防大学教授は「(北朝鮮が25日に火星17型として公開した映像が)もし16日に試験発射し高度20キロメートル以下で爆発したミサイルを撮影した映像ならば、発射の瞬間から不安定な姿を見せるはずだ。火炎や飛行時の姿を見ると失敗したミサイルとみのは難しい」と話した。
 ただ、火星15型である可能性を完全に排除できないという指摘も出る。韓国航空大学のチャン・ヨングン教授は「理論的には弾頭などペイロード重量が0キログラムに近く空いているならば火星15型でも類似の飛行ができる。ミサイル内部が見えない以上確認する方法はない」と話した。