偉業達成です。
昨夜、
定時のテレビニュースを見てたら
速報で流れていました。
将棋史に名前が残る偉業達成、
というわけで、
私も
記録を残すために
関連ニュースにブックマークを付けました。
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現在、
日本国内の将棋タイトルは
『竜王』『王位』『叡王』『棋王』『王将』『棋聖』『名人』『王座』
の8つ。
そのうちの、
『竜王』『王位』『叡王』『棋王』『王将』『棋聖』
6つを獲得していた
藤井聡太6冠が
昨日、
名人戦で
渡辺明名人に勝ち、
対戦成績を4勝1敗として
『名人』タイトルを獲得。
見事、
7冠となりました。
これは、
1983年に『王座』がタイトル戦に格上げされる以前の
7大タイトル時代に、
羽生善治九段(52)が達成して以来
史上2人目の「七冠」達成となります。
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とまあ、
何が起きたのか
概要を簡単にまとめて書いてみたのですが。
なんかもうねぇ、
凄すぎて
言葉が出てきません。
私は
将棋については
ミーハー的な知識しか持っていないので。
棋譜とかの解説を見ても
藤井聡太七冠の凄さ、というか
強さが
いまいちピンと来ないのですが。
『タイトル総なめ』とか、
勝率7割とか8割とか言われたら、
そりゃもう
バケモノだよなぁ。とか、
天才か。とか、
大した知識を持たない私でも
理解できますよ。
そんな数字、
普通あり得ないもの。
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私は
スポーツ観戦が好きなので、
そっちの感覚で解釈してしまうのですが、
リーグ戦だと、
だいたい勝率7割前後で優勝ラインです。
混戦とか
団子状態なら
6割前後まで下がります。
7割を超えて8割に近づいたら、
そのチームとか人物は
間違いなく
他の存在より
頭2つかそれ以上飛びぬけていて
全く追いつけない雲の上の存在。
絶対王者になります。
8割ラインって
対戦相手の得手不得手をなくして
まんべんなく勝ち星を重ねないと
到達しませんから。
隙がない。
たまさか
何かのアクシデントとか体調不良とかで
調子を落としていないと
相手はまず勝てない、って強さですよ。
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二十歳で
そこに立っちゃうのかぁ……
将棋の藤井聡太六冠 名人戦制す 史上最年少 名人獲得 七冠達成
将棋の八大タイトルで最も歴史の古い「名人戦」の第5局で挑戦者の藤井聡太六冠(20)が渡辺明名人(39)に勝って4勝1敗とし、史上最年少で「名人」を獲得しました。
さらに羽生善治九段(52)以来史上2人目の「七冠」達成となり、その最年少記録も更新しました。
「名人戦」七番勝負は、挑戦者の藤井六冠が渡辺名人を相手にここまで3勝1敗とし、タイトル獲得まであと1勝としていました。
第5局は31日、長野県高山村で始まり、2日目の1日は後手の藤井六冠が31日の対局終了時に次の1手を書いた「封じ手」から再開しました。
攻めの姿勢を見せる藤井六冠に対して渡辺名人も攻め合いに応じ、午後にかけて互いに1時間を超える長考を挟みながら攻防が続きます。
藤井六冠は2枚の「角」などを活用して徐々に追い詰め、形勢を有利にすると、渡辺名人も粘りを見せますが、午後6時53分、94手までで投了しました。
この結果、藤井六冠が4勝1敗で「名人戦」を制して「20歳10か月」で「名人」を獲得し、谷川浩司十七世名人(61)が持つ「名人」獲得の最年少記録「21歳2か月」を40年ぶりに更新しました。
また、▼竜王、▼王位、▼叡王、▼棋王、▼王将、▼棋聖に続く7つ目のタイトル獲得となり、1996年、25歳4か月で羽生善治九段(52)が当時の七大タイトルをすべて獲得したとき以来、史上2人目の「七冠」達成で、最年少記録も更新しました。
一方、渡辺名人は、「名人戦」4連覇はならず、19年前に「竜王」を獲得して以降、タイトルを保持し続けていましたが、これで無冠となりました。
藤井七冠は、6月5日にベトナムで開幕する「棋聖戦」五番勝負で、今年度2つ目のタイトル防衛に臨みます。藤井聡太七冠「八冠まだまだ遠い 近づけるよう頑張れたら」
対局のあと、藤井聡太七冠(20)は記者会見に臨み、「終局直後は全く実感がなかったが、少しずつ実感が湧いてきた。『名人』ということばには子どものころから憧れの気持ちを抱いていたので今回獲得できたことについてはすごく感慨深いものがある」と、喜びを語りました。
そして、今回の「名人戦」について、「早い段階から構想力を問われる将棋が多くて序盤から1手1手じっくり考えて構想を練るというのは経験がなく、新鮮だった。その結果、うまくいったところとそうでないところが分かってきたので、指していて楽しく、収穫の多いシリーズだった」と振り返りました。
また、最年少での「名人」獲得と七冠の達成となったことについては、「今回臨むうえで意識していたわけではないが、谷川浩司十七世名人の記録はすばらしいものだと思っていたので、結果として更新することができてとてもうれしい。羽生善治九段の記録は全冠制覇という点で特別なものと思っているので、自分としてはそこに並べたという意識ではないが今回『名人』を獲得できてとてもうれしい」と話しました。
そして、現在の八大タイトルをすべて制覇する八冠の達成については、「まだまだ遠いものなのかなと思っているが、目指せるということ、そういうチャンスを作れたということ自体が、幸運なことかと思うので、少しでも近づくことができるように頑張れたらと思っている」と話していました。渡辺明名人「力が足りなかったと思う」
一方、負けた渡辺明名人(39)は「一番複雑で、候補となる手も広かった局面で長考した結果、間違えたのが残念な1局でした」と対局を振り返りました。
そして、「シリーズを通じて息が長い将棋が多く、難しくなる局面で差が出てしまった。この3年くらいの自分のタイトル戦の戦いを見ていても、こういう結果になるのは当然というか、力が足りなかったと思います」と話していました。
「八冠」全制覇するには
藤井聡太さん(20)は、2016年、中学2年のときに史上最年少となる14歳2か月でプロ入りしました。
デビュー後から前人未到の29連勝を達成するなど快進撃を続け、2020年7月には「棋聖戦」を制し、17歳11か月で初めてタイトルを獲得しました。
このときの相手は、今回の「名人戦」で対局した渡辺明さん(39)で、タイトル獲得の最年少記録を30年ぶりに更新しました。
その後も、▼2020年8月には18歳1か月で「王位」を獲得し「二冠」
▼2021年9月には19歳1か月で「叡王」を獲得し「三冠」
▼2021年11月には19歳3か月で「竜王」を獲得し「四冠」
▼去年2月には19歳6か月で「王将」を獲得して「五冠」
▼ことし3月には20歳8か月で「棋王」を獲得して「六冠」となり
▼今回、20歳10か月で「名人」を獲得して「七冠」となりました。いずれも最年少記録を更新し、「七冠」を獲得したのは羽生善治九段(52)以来、2人目の快挙となりました。
羽生九段は1996年、25歳4か月のときに「七冠」を達成し、当時の七大タイトルすべてを独占しました。
現在、タイトルは8つに増え、八大タイトルすべてを独占する「八冠」の達成は誰も成し遂げていません。藤井さんは
▼竜王
▼名人
▼王位
▼叡王
▼棋王
▼王将
▼棋聖の7つを保持し
このほか
▼王座については、永瀬拓矢さん(30)が保持しています。「王座戦」五番勝負は、例年9月から10月にかけて行われ、永瀬王座への挑戦者を決めるための棋士16人によるトーナメントが先月から始まっています。
藤井さんは初戦を勝利してベスト8に進出していますが、挑戦者となるには残り3回の対戦で一度も負けは許されません。