kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

アニメ・ウマ娘3期に対するお気持ち表明ノ続々……(虚無

昨夜は、
アニメ・ウマ娘3期の最終話が放映されていまして。
キタサンブラックの現役引退ラストラン有馬記念の話、ということで。
私も
視聴してみたのですが。
まあ、
内容には期待していなかったのですけどね。
その予想通り、
山もなく落ちもなく。
なんだか
よくわからない内容でアニメ最終話が終わりました。



うーむ、
なんなんだろうなコレは。
私的に
正直に言って、
コレ見てアニメ3期で何がやりたかったのか、さっぱりワカらんかったorz
だから、
ただいま3期シリーズの最初から見直そうと思っているのですけど。
とりあえず
インターネット上に公開されている、いろんな人を感想を読んだりして。
私なりに内容を掴もうと努力している最中です。
けど、
マジで私のオジサン感性ではついていけないZE(;´д`)トホホ…



キタサンブラックって、
リアル黒王号とまで言われた
男気溢れるカッコイイ馬だったんだけど。
一世を風靡した格闘マンガ『北斗の拳』に登場する、
主人公ケンシロウの最大のライバル、拳王ラオウの愛馬、黒王号。
やたらとガタイが立派な黒馬なんですけどね。
とにかく、
存在感が圧倒的で。風格が凄くて。
一目でスゲッて唸ってしまう、そんな風にマンガで描かれているこの馬が
リアルに出現した。と。
そういう馬でした。
リアルのキタサンブラックは。
アニメのキタサンは
そういうキャラクターじゃなかったなぁ……(>д<)



あと、
これは私が
今回のアニメ3期を最初から最後まで通して視聴した上での印象ですけど。
このウマ娘アニメ3期のシナリオは、
ゲームシナリオ的な構成で、
アニメとかマンガとか小説とか、そういうシナリオ作法ではなかったなぁ。と。
そんな風に感じましたね。
それを……
ゲームシナリオの作法と
マンガ、アニメ、ドラマ映画、小説の脚本の作法の違い、というのが
特に強く感じられたのが、
前回の3期アニメ12話。
シュヴァルグランのエピソードで。
この12話は、
シュヴァルグラン回と言っていいくらい、全体の尺の半分くらいが
シュヴァルグランの独白で進むんですよ。
途中から後半にかけては、
ジャパンカップ・レースの競争場面になるんですけど。
その競走中も、
シュヴァルグランの独白で延々と進んでいく、という。
これ、
マンガとか他のアニメとか映画とか小説とか、
そういう脚本では、
まずもって考えられない手法なんですよねぇ。
見ててウザいから。
だって、
それまで劇中で大した登場シーンもなくて印象に残ってない奴が、
いきなり画面を独占して自分語りを始めたら。
見ている方は、
主人公が置いてけぼりになって、
何が起きているのか分からなくて混乱するだけでしょ。
マンガとか他のアニメとか映画とか小説とかは、
全体で何ページ、何分って尺が決まっていて。これは絶対に動きません。
ドラマがどれだけのペースで進んでいくのか、
制作した時点で確定していて動くことがないので。
だから、
キャラクターのドラマは
序盤で入れて印象付けて、中盤で展開させて広げて深めて、
終盤クライマックスで一気に盛り上げて締める、って。
劇進行の段階ごとに積み上げて広げて最後で一気に膨らませて締める、って手法が確立しています。
延々と
自分ガタリで語らせる様な単調なドラマ作りはしません。
けど、
ゲームシナリオだと、これが異なります。
ゲームでは
プレイヤーごとにゲーム進行のペースというかゲームプレイ時間が異なるので。
シナリオAからシナリオBに進むまで
1時間で進む人もいれば、
10時間かけて進む人もいます。
プレイヤーごとにドラマ進行にかかる時間がバラバラで確定できません。
なので、
シナリオAで提示していた情報が、
シナリオBを展開したときに、
プレイヤーによっては何もかも全部忘れていてドラマがつながらない。
というシナリオのトラブルが往々にして発生します。
これを避けるために、
各エピソードをオムニバス的に配置して、
とくにサブキャラのエピソードなどは、
一連のイベント内でまとめて一気に流して完結する、
という形で
プレイヤーにその場でシナリオをはじめから終りまで見せることで
印象付けて、飲み込ませる。
という
作劇法をしばしば使います。
で、
ウマ娘アニメ3期を通してみた印象だと、
この
ゲームシナリオの作劇法で脚本づくりを進めた印象を強く受けますね。
各話ごとの前後のつながりが希薄な点、
そして、
前回12話のような、
1話内でキャラの印象付けから始めて
自分ガタリですべて完結させる演出とか。
全話に通じている
シリーズ全体としてのテーマ、ドラマ軸が一つあるかないか、という点とか。

 

キタサンブラックは『泥臭い』ってイメージじゃないよなぁ……