kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

アニメ・ウマ娘3期に対するお気持ち表明ノ続……(呆

ああああああああぁぁぁぁぁー
12話
視聴しました。
いや、
これまでの結果から予想はしてたけどサァ
マジで
このまま何の盛り上がりもなく、
淡々とエピソードを消化して終わるんだ、
このシリーズは。
マジかよ……
せめて
最後の有馬はって期待していたけど、
それらしい前フリは何も無いゼロ前回11話今回12話でナッシング。
希望は無かった絶望しかなかった……(泣



レースシーンの作画的には
前回の
秋天が力入っていましたね。
ストーリー的には最悪だったけどさ。
いやもう今期シーズン3の作画はね、
二期の有馬記念とかと比べると、
独自のカメラアングル、カット割りとか、
見せ方がこだわっているところが随所に見られて。
二期から格段に進歩しているのがわかるし、よくやっているんだけど。
ストーリーが足引っ張って
作品をブチ壊している、という。



それじゃあ、
ストーリーのいったい何がダメなんだ、って話ですけど。
どう見ても、
掘り下げ不足だよ。
これ、
シナリオリライトしてないだろ。
最初のプロット段階で、
1話から13話まで通しの要諦を作って、
そこから、
物語的に盛り上がりを付けるために演出盛ったり、
話を筋を整理したり、
前もって説明入れたり、
伏線埋めたり、
ストーリー的な掘り下げが圧倒的に不足しているんダワ3期は。
あと、
主人公キタサンブラックのキャラ立て失敗。マジでコレ。
というか、
スポ魂モノのお約束が全く分かっていない。マジこれに尽きる。



それじゃあ、
スポ魂モノのお約束って何ですか、って話ですけど。
今回のアニメ3期に必要なのは、
『主人公はつねに挑戦者。逆境(強敵)に立ち向かい勝利する者』
ってのと、
『主人公は誰にも負けない武器(能力)を持っている特別な存在』
ってのと、
まずはコレこの2つはシナリオ建てに必須だよ。
これが土台。
ここがないとスポ魂にならない。
で、3期はここの描写が皆無に等しいシナリオなので、
スポ魂モノとしてはシナリオ崩壊してます。
これまでアニメ・ウマ娘
シリーズ1期、2期と続けて視聴してきたファンの不満は、
これに尽きます。
もうね、
マジで何故こうなった……
シナリオが
なんというか『やっつけ』臭プンプンなんですよ。
練り込みが足りない、というより、
まったく練りこまれていない、
そもそも練りこんでいないだろコレって出来で。
たとえば、
前回前々回の9話10話で出てきた
キタサンブラックがピークを過ぎた描写について。
それで、
どうして引退しなきゃならないのか。
これまでとどう違うのか、アニメ見ててもいまいちピンとこない。
というか。
それが、
キタサンブラックにとってどれほど絶望的な状況なのか全く理解できません。
そういう説明描写、演出がゼロに等しいくらい不足しているから。
これは、
ざっくり言ってしまうと
シナリオ構成が下手くそすぎた結果、
何も伝わらない内容になっているんです。
って書いたけど。
そうは言うけどわかりやすく『伝える』方法なんてあるのかよ、って
反論ありますね。
伝える方法はありますよ。というか、ありましたよ。
アニメ4話の特訓シーン。
あそこで、
滅茶苦茶なハードトレーニングを課されたキタサンが
なんだかんだで、それを達成する描写がありましたよね。
ここで
ライスシャワーなりミホノブルボンなりが、
『このハードトレーニングは並みのウマ娘なら不可能。確実に故障する』
『でも、キタサンブラックは山盛りご飯を食べて一晩寝れば、
 翌日には常識外れのハードトレーニングを繰り返せます。
 これは他のウマ娘は真似できません。
 ミホノブルボンでもライスシャワーでも不可能』
『この驚異的な回復力と頑健な肉体。
 これこそがキタサンブラックの強みです』
とか。
キタサンブラックの『誰にも負けない強み』とは何なのか。
それを視聴者に向かって定義しておけば、
その後の、
9話なり10話で
キタサンブラックがピークアウトした描写で
キタサンブラックの強みだった驚異的な回復力が失われてしまった……
=他のウマ娘より秀でていたアドバンテージが無くなった。
というストーリーラインが明確になって。
これまでの
回復力ゴリ押しハードトレーニングでの仕上げができなくなって。
どうやって勝てる体に仕上げていけばいいんだ、って問題点が明確になるわけで。
毎回の雄たけびトレーニング描写も、
どこまでトレーニング続けるんだコイツすげーってコメント入れ印象強化してたら
それが出来なくなったキタサンの絶望を視聴者も理解しやすくできたンですよ。



とまあ、
一例を取り上げましたけど。
ドゥラメンテの登場、見せ方とかもさぁ、
単にポンと出すんじゃなくて、
才能あるウマ娘を幼少の頃からスカウトして英才教育を施す、
新進気鋭の天才養成レーシングチームが満を持して送り出してきた秘蔵っ子、
みたいな。
天才養成レーシングチームの背景描写とセットで、
『3歳時から英才教育を受けてきて作られたエリート』と『天然の天才』って、
キャラとしての立場の違い、
それから
幼少からの英才教育で才能を伸ばされて前を進むドゥラメンテに対して、
競争選手としてトレーニングを始めたばかりで
才能頼みのハードトレーニングで追いかけるキタサンブラック
という
物語の対立軸も明確になるし。
そういう、
物語をわかりやすく見せて盛り上げるための練りこみ、というか。
シナリオの掘り下げ、というか。
ストーリーラインを整理して要点を明確にし、
演出が不足している部分に足したり、
そういう
ストーリー的な仕掛けが圧倒的に不足しているんだわ3期のシナリオは。
というか
ほぼほぼシナリオンの仕掛けゼロで行き当たりばったりナンよ。
マジで、
どうしてこうなった(泣