kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

いざサラバ…… ── 船井電機が破産手続きへ

いつものように
インターネットのニュースサイトを見ていたら。
見知った名前が載っていましたので、
関連するニュース記事にブックマークを付けました。



船井電機』って……
私みたいな昭和のオッサン世代だと、
『フナイ』とか『FUNAI』のブランド名で
アイワと並んで大変お世話になりましたAV機器メーカーです。
高級機から普及型の低価格帯のラインナップまで
幅広く扱っていて。
私が学生だった頃は
その中でも、
必要最低限の機能を取り揃えてコンパクトにまとめた
普及モデルを主力にして
けっこうな数のモデルを売り出していました。
テレビから、
ビデオ、CDラジカセ、携帯用プレイヤー、ミニコンポとか。
お値段は
1万円以下から3~5万円くらい?
家電量販店などでも売っていますけど、
ホームセンターみたいな
DIY家具量販店やGMS大型スーパーでの販売が
主力だったように見えました。
当時の
私のような学生の手が届く身近な場所で売っていて。
お手頃価格帯だったので、
幾つかの商品を買い揃えましたよ。



ただ
この普及モデル価格帯の商品は、
平成時代になると
日本メーカーのモデルよりも、
同じ普及モデル価格帯でも
日本メーカー産より若干安価で
最低限の機能に
さらに幾つかの便利機能が追加されて使い勝手をよくした?
日本以外のメーカーの商品が
競争相手として台頭してきまして。
たとえば
韓国メーカー、
具体名で言えば『サムスン』とかの商品が多く並ぶようになって。
さらには、
平成中後期になると、
韓国『サムスン』から
さらに低価格で売り出した中国のノーブランドへと変わり。
日本メーカーは、
パナソニックとかシャープとかビクターとか東芝とか日立とかSONYとかは
次々に
家電市場と
それに付随していたAV機器市場から撤退していきました。
というか、
市場からの撤退にとどまらず、
業態転換を図って。
一部のメーカーは
AV家電から美容家電メーカーへと移行。
パナソニックなどは、
家電部門がそれで成功して生き残りました。
他にも
冷蔵庫洗濯機クーラーなどの大型家電に特化していったり、とか。
けれども、
全てのメーカーが成功したわけではなく。
失敗して消えていったメーカーもありまして。
アイワとか。
早々に消えましたね。
ビクターとケンウッドは合併して。
いまではAV機器メーカーというより、
無線機屋+無数のアイドル歌謡とかアニメコンテンツを抱えている
エンターテイメント企業に鞍替えしているし。
なんというか、
この種の
昭和時代に成立していたAV機器市場って、
テレビは→液晶パネルへと、
それ以外はスマホへと
市場が集約されて消滅してしまって。
別の業種に鞍替えしないと事業が成り立たない時代になってしまったんですよねぇ。



そんな中で
FUNAI電機も頑張ったんだけど。
ついに
力尽きましたか……
諸行無常 よナァ (´_`) (´_`) (´_`) (´Д`)

 

 

 

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船井電機が破産手続きへ…中国勢にシェア奪われテレビ不振、脱毛サロンの広告代金未払いで信用不安も

 帝国データバンクは24日、「FUNAI」ブランドのテレビなどを製造する船井電機大阪府大東市)が同日、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたと発表した。負債総額は調査中だが、2024年3月末時点で約461億円。テレビ事業の不振に加え、グループだった脱毛サロンチェーンによる広告代金の未払い問題で信用不安が広がり、立て直しの見通しが立たなくなったという。
 1951年に創業した船井電機は、テレビやビデオの映像機器などを手がけ、OEM(相手先ブランドによる生産)でテレビを低価格で販売する手法で事業を拡大。2005年3月期には売上高が3535億円に上ったが、次第に価格競争で優位に立つ中国勢にシェア(市場占有率)を奪われ、赤字が常態化していた。
 21年に出版会社・秀和システムに買収され、傘下に入った。再建に向けて、23年に「船井電機・ホールディングス」を設立して持ち株会社制に移行し、脱毛サロン運営のミュゼプラチナムを買収したが、約1年で売却した。今年9月、社長の上田智一氏が退任し、経営体制を一新したばかりだった。