kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

拝啓、石原都知事様。 2

ところで、石原都知事の発言で気になることが、もう一つ。
事業仕分けで中止になった、スーパー堤防事業について、
(前に書いた、どこぞの堤防事業のことですね)
仕分けた一人の蓮舫議員に「スーパー堤防事業」の必要性を語ったようですね。
このニュースを見たとき、私はガックリきました。
仮にも、政治家がいう言葉じゃありませんよ。
そもそも完成までに400年もかかる代物、
しかも途中で資金ショートして未完成で終わってしまう可能性の高い代物について、
どこに、その必要性があるのですかね?
たとえば、
このスーパー堤防が今回の三陸海岸一帯に作られていたとしましょう。
そして、事業仕分けでも承認されて、今でも事業が続いていたとしましょう、
だとしたら……今頃物笑いと怨嗟の対象ですよね。
いったい何のために作っていたのか、400年後に完成する?
その前に津波が来ることは、まったく考えていなかったのか?
壮大な時間と金の浪費、これぞ日本が誇る官僚の仕事、平和ボケ大国の象徴ですね、
と世界中から影で笑われてバカにされていたでしょうね。
現実に必要なものは、400年もかかる巨大な堤防ではなく、
5年から10年で整備が可能な、適当な大きさの堤防を、
如何に有効な位置に配置するのか、
そして、その堤防によって、津波の威力を減衰し、少しでも到達する時間を遅らせ、
そのわずかな時間で、
近辺の人が避難できる位置に、6階以上の建造物を計画的に避難場所として建築すること。
そういう、
実現可能で現実の問題に有効な対処法です。
政治家としては、そういう発言をするべきですよね。
飯屋のオヤジと一緒では困りますよ。