もう今年も終わりですが。
今年一番気になったニュース、福島第一原発の事故について。
ついこの前、政府が「冷温停止状態に入った」ことを宣言しましたが……
（この言葉も、内容がよく分からない言葉ですけどね）
被害の補償はどうなったのでしょうかね。
とくに３ｋｍ圏内に住んでいた人達について、土地家屋そのほかその場に残してきた財産について。
これらの扱いはいったいどうなるのか、そろそろはっきりとした答えを出すべきではないでしょうか。
これまでのところ、賠償というと一時金の支払いばかりで、
金の支払い方法を見ている限り、全員元々住んでいた土地に帰宅させることが前提になっているかのような取り扱いですが。
まさか、このまま宙ぶらりん状態で何十年も一時金を支払い続ける、ってことも無いだろうと思いますし。
政府と東電は、いったいどこまで決着を引き延ばすつもりなのでしょうか。
私は、事故当時、政府の発表を信じて推移を見ていましたが。
最近明らかになってきた事実では、当時の発表がまるっきりの的はずれで見当違いの報告ばかりだったことが明らかになったり。
原発事故について公開された情報については、信じていた者ほどバカを見る結果になってしまいました。
こうなると、原発の再稼働についても、ストレステストをして安全性の検査をしたりしてますけど。
現実に起きていることを、正しく把握できない人達が集まって立てた予想がいったい何を保障してくれるのか。
無意味なことに途方もないお金と時間をかけているだけにしか見えません。
こんなにお金をかけて、政府と電力会社はどんな結果を望んでいるのでしょうかね。
端から見ている野次馬としては、間違いを認められず、
その責任から逃れようと時間稼ぎをして、問題を先送りにしているようにしか見えないのですけどね。
（世間を騒がせたオリンパス社の損失飛ばしと同じ構図に見えます）
本当のところはどうなのですかね。
