今日の気になる記事は……といっても、もう一日以上たってしまった話なのですけど。
今オリンピック、日本人初の金メダル――女子柔道、松本薫選手の記事です。
五輪柔道:松本薫が「金」…女子５７キロ級− 毎日ｊｐ(毎日新聞)
リンクは、いつもの産経新聞ではなく、毎日新聞です。
産経新聞は１日たっただけなのに、記事を探すことができなかったので――すごい勢いで、オリンピックの結果報告が右から左に流れて。
すぐに古い記事が消えてしまうのですよね。
この、松本選手の決勝戦は、どういうわけかたまたまテレビ中継で観戦してました。
相手の反則負けで金メダル、という結果もビックリでしたけど。
それ以上に驚いたのが、試合前の松本選手の表情です。
同じ試合場で、女子の決勝戦前に男子が３位決定戦を行っているときから、
試合場の入り口に待機している松本選手の表情が、たびたびテレビ中継に映ったわけですけど。
ものすごい面構えでした――女性にこんなことをいったら失礼かもしれませんが。
「野獣」とか「暗殺者」とか名付けられていたそうですが。
まさに格闘家の顔ですよね。
今回のオリンピックでは、柔道中継をずっと見てましたけど。
日本人選手の中で、これほど立派な格闘選手の面構えは、他で見られませんでした。
淡々とリラックスしようとしている表情が、多かった中で、
ここまであからさまな『闘う顔』は異様に映りましたけど。
でも、格闘家には、こういう風に感情を高めて普段以上の力を引き出すプロセスは、必要な技術だと思うのですよ。
今の日本柔道に欠けているものを、松本選手は持っていたのだと思いました。
追記：
ところで、世間の関心はすっかりオリンピック一色になってしまって。
大津の「いじめ自殺事件」の捜査続報は、すっかりなくなってしまったのですけど。なにか進展ないのですかね。
学校はただいま夏休みの真っ最中ですけど。
警察が行っている生徒からの事情聴取には、新事実はでてないのかなぁ……
