やっぱりというか、ほぼ予想通りの展開。
悪い予想って、本当に当たりますねぇ。
【桜宮高２自殺】生徒の父親がバスケ部顧問を刑事告訴 大阪府警が受理 - MSN産経west
いろいろと世間を賑わせている大阪市立桜宮高校のバスケ部顧問が、生徒を自殺に追い込んだ件で、自殺の一因と見られている生徒への暴行・傷害事件（学校側とマスコミは「体罰」と称していますけどね）で、生徒の親からついに告訴されました。
それを警察が受理したことを報じる記事。
すでに、告訴の前に警察は今回の事件の関係者、桜宮高校バスケ部の部員生徒などに聞き取り聴取をすすめているので、
暴行罪での起訴可能と踏んでの告訴受理なのでしょう。もしかすると大阪府警からそういうサジェスチョンが遺族にあっての告訴かもしれません。
さて、この後は、
起訴・公判維持、有罪確定に向けての、証拠固め、これまで集めた遺族、生徒の証言の裏取り、そして余罪追及のための捜査が始まるのでしょうね。
当該の桜宮高校体育科、被疑者となるバスケ部顧問の自宅の家宅捜査、関係書類の押収など。
それから、
今回の事案について、バスケ部顧問の単独犯行なのか、それとも他にも共謀者がいるのか。その辺の捜査も進むのでしょう。
それと同時に、
すでにネットで流れているバスケ部顧問の様々な悪行、
そして、桜宮高校生徒の非行、過去の悪行、ＰＴＡとの不適切な関係などが、マスメディアによって面白おかしく取り上げられて、
次々に明るみになり日本全国に晒されて、桜宮ブランドは地に堕ち、「廃校」という段取りではないでしょうか。
まあ、ここに至るまで、何度も引き返す機会はあっての、この結果ですから。自業自得というか。
在校生は卒業生を怨んでください。ご愁傷様です。
追記：
ネットに流れている情報をもとに、私が予想したところでは。
大阪府警は、今回の案件について、
被害者である生徒には暴行を受けるだけの、過失がなかったこと。当該のバスケ部顧問の一方的な暴行だったこと。
生徒は自殺してしまい。示談が不可能であること。
当該のバスケ部顧問は体罰について何度も注意をうけ、自殺した生徒の保護者だった親とも体罰を用いない約束を取り交わしたのにもかかわらず、一方的に反故にし暴行を継続していたこと。
さらに生徒とその親に対する優越的地位を濫用していたことなど鑑みて、
初犯であるが、相当に悪質な常習犯として扱い、執行猶予なしの懲役刑を視野に入れていると思います。
それに対して、大阪市教育委員会、そして桜宮高校の校長、教員は初犯で暴力案件なので略式起訴の罰金刑程度で済む、という認識ではないでしょうか。
そして、
大阪市長である橋下市長は、弁護士の経験からこのギャップに気がついて、処分をせき立てたことが一連の騒ぎの原因ではないか、と予想します。
さあ、どうなるのかなぁ。
こういう展開を予想した前回の記事はこちら。
＞たぶん裏で警察がかなり動いているのではないか――桜宮高校 普通科に変更して入試実施へ
＞http://d.hatena.ne.jp/kg_nogu/20130123#1358870051
