kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

『車』について思うこと――

この前、ようやく「イニシャルD Legend」の映画見ました。
知ってる人は知っている、車好きの間で長い間支持を受けた人気マンガの、何回目かの映画化作品なのですけど。
やっぱり…面白いですねぇ!

尺が1時間ばかりなので。原作のストーリーをかなりはしょって、最初のバトルまで。という内容だったのですが……
この映画を見ていて、ふと思ったことは。
今から20年も前には、この映画の中の世界って、現実の日本の片隅でゴロゴロしていたんですよね。
映画の中に描かれている内容は、どう説明しても「悪質な暴走行為」で
その場に警官がいたら、即逮捕されてしまう内容なのですけど。

でも、かつてここに車を所有する人の『愛着』『ステータス』があった事も事実なんですよねぇ。
『走り屋』って呼ばれていた人達……
その回りにも、彼らに熱狂して憧れていた人達もたくさんいて。
私の友人もその中のひとりだったんですけど……というか友達の3割は車をもっていて、『走り屋』に憧れていました。
『走り屋』=『暴走団』の一面と、
『走り屋』=『運転の上手な人』ってイメージがあったのも事実で。


で、今は、この作品のモデルとかになった『峠』も含めて。
かなりの数の道路が改修されてしまって、スピードを出せないようになってます。
段差がついていたり、
突起物を埋め込んでいたり、
道幅が途中で意図的に細くなってたり、
スピードを出して走れない道路に作り替えられてしまってます。
それはそれで、仕方の無い事なのですけど。

そうなると、今の人たちって、車を走らせる場所がないんですよね。
それなら、若い人たちに車が売れなくなるのも当然かなぁ。
だって、使う場所がどこにもないんだもの。


ところで、
「イニシャルD Legend」で画面を見ていて思ったのは、
かつて『走り屋』が跳梁跋扈していた『夜の世界』、これを徹底的に映像化することにこだわっているなぁ。と感じました。
街灯なんてほとんど役に立たない、ほとんど真っ暗闇の中の路面。
頼りはヘッドライトの明かりだけで。
車体すら。ろくに見ることができない状況。
原作のマンガとかこれまでのアニメでは比較的、車体を見やすく描いていたのを、
より現実に近づけた、というか。
おかげで、画面ではハチロクは非常に見づらくなって華がなくなってしまいましたけども。
ただ、雰囲気的には、より現実に近づいたかなぁ。

そういうところも、面白いなぁ。と思ったりしました。