kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

真珠湾を攻撃するためにアメリカと戦争を始めた、と騒ぐバカ者たち――

いや、どこの誰とは言いませんけど。
最近、沖縄の「辺野古基地建設」に関連して、「基地があると真っ先に狙われるから。とても危険だ」とか、騒ぐバカ者が多くて、
とくにマスコミ関係者というか、似非コメンテーターとでも呼べばいいのでしょうか。その手の人達がしたり顔でメチャクチャな説明をしてくれるので。
大変嘆かわしい、というか。開いた口が塞がらないほどあほらしい、というか。

最初に断っておきますと。私は「辺野古基地建設」については、懐疑的です。
安全保障上、必要な物なら建設するのは仕方がないのかもしれませんけど。山を削って海を埋め立てて、何年も掛けて要塞化するほどの手間が必要なのか。
他の場所では、本当にダメなのか……
もう少し判りやすい説明がないと、納得するのは難しい、し。賛成できないなぁ……と常々思っておりますよ。

でもねぇ、「辺野古基地建設」反対派の人から、上記のような説明をされると。もうなんというか、ガックリして情けなくて言葉がでなくて。
まともに彼らの説明を聞く気も失せてしまうんですよねぇ。


仮に、極東アジアで有事が発生して「辺野古基地」が攻撃を受けるような事があった場合、
そんな状況では「辺野古基地」がなくても「沖縄」が攻撃を受けることは、避けられません。絶対に。
断言できます。


辺野古基地」を攻撃する敵勢力が存在する状況は、
すでに敵勢力は日本とアメリカに戦争を仕掛ける意志決定を完了している段階です。
敵勢力は沖縄に存在する日本とアメリカの兵力を排除するために、辺野古基地を攻撃する訳ですから。
たとえ辺野古に基地が存在しなくても、
沖縄に日本とアメリカの兵力が存在していれば、辺野古の代わりにそこが(たとえば『嘉手納』とか)必ず攻撃目標にされます。
では沖縄に、日本やアメリカの基地が存在しなければ攻撃を受けずに済むのか。
沖縄に日本やアメリカの基地が存在せず、兵力が存在しない場合、
日本本土から沖縄に日本やアメリカが進軍してくるのを防ぐために、沖縄に自衛隊アメリカ軍が来る前に占領しようと、攻撃を仕掛けてくるでしょう。
辺野古基地を攻撃する敵は、
沖縄が戦略上の拠点として日本とアメリカに利用されることを防ぐために、攻撃を仕掛けてくるわけですから。
現時点で基地が存在せず、兵力が存在しなくても。将来、利用されることを防ぐために。
日本やアメリカよりも先に沖縄を占領し、要塞基地化して。日本とアメリカの攻撃に備えようとするだけです。


この程度の理屈、
テレビゲームで遊んでいれば、簡単に想像できます。人間が相手を出し抜いて勝つためにはどうしたらいいのか。
選択肢なんて、片手で考えられる程度しかありません。
辺野古に基地が存在する」ことと
辺野古が攻撃を受ける」ことは、
関連があるかもしれませんが、
別次元の議論なんです。


もう少し、聞く価値のある説明をしてくれる人はいないのかなぁ。