カンポウと言っても。
官報のことじゃありません。
漢方のことでもありません。
正しくは、
「汗疱状湿疹」と言いまして。
手とか足に、小さな、それこそ針の先くらいの水ブクレができる病気のことです。
なんでも、
汗っかきが原因らしくて。
本来からだの外に出るはずの汗が外で出られず、体内にとどまってしまうと、周りが炎症を起こして水ぶくれみたいになるそうで。
水ぶくれも小さいうちは、とくに何も感じないのですけども。
ひどくなると、痛みとかゆみが出てきて。いくつかの水ぶくれがひとつに固まって大きなものになるそうです。
春から夏にかけて症状が悪化し、秋くらいに治まるそうなのですが……
私もよくなります。
小さいころは、持病のアトピー性皮膚炎の症状のひとつだろう、と思っていたのですけども。
最近になって、「汗疱」という別の病気だとしりました。
というか、アトピーだとずっと思っていた症状は、実は「汗疱」だったようです。
たしかに、私は汗っかきで汗を掻いたとたんに痒くなるたちなのですけども。
この「汗疱」という症状が認知されてきたのも、
ごく最近らしくて。といっても、ここ１０何年って話なのですけども。
なぜ、そんな風になってしまうのか、
いまだによくわかっていないらしいです。
なんというか、
病気と付き合うのはなかなか、覚悟がいりますね。
