世間的には、
今日に一大ニュース、注目の事件は……なんといっても、
『甘利大臣の辞任劇』なのでしょうけども。
さて。
私は、週刊文春の記事を読んでおりません。
また、
甘利大臣の会見を見ても、何が問題なのか。どこか法律に触れるのか、今ひとつ具体的なところがハッキリしないので。
さっさと警察が捜査して、
詳しい事情がもっとハッキリしないかなぁ。と。
それを待ってからじゃないと、
ヘタな事は書けないと、思っております。
今、公表されている情報だけでは、
腑に落ちない事ばかりです。
そういうわけで、
甘利大臣の件は、
もう少し事情通の人達の論評待ち。
で、
気になったこっちの内容について、
書いておきたいな。
と思った次第です。
民主党 | 党の新しいポスター３種を発表 「岡田代表の笑顔がメイン」と寺田広報委員長
もうお粗末すぎて哀れなので、マジメにコメントしておくとですね。
……まあ、こんな場末のブログ記事見てないとは思うけどね。
先に２枚、意表を突いたポスターを発表して注目を集めたのはイイとしても、それなら３枚目が党首の顔写真ってのは有り得ない。
セオリー通りの内容では、先の２枚のインパクトを受けとめきれないですよ。
これじゃ『出落ち』
３枚目発表した時点で、『終了』です。
次に、
一人ひとりを大切にするつもりなら、『一人ひとり』という言葉は使わない。
『あなた』と書くべき。
『一人ひとり』は集団相手に向かって使うときの言葉だからね。講堂での訓示とか。
それでは『個人』を見ている視点は伝わらないですよ。
もっと、ましなコピーライター雇いなさい。
あと、以下は勝手なアドバイス。
『一人ひとりを大切にする国へ』ってキャッチーコピー。これも後ろに載せる写真の選び方によっては、
非常に生きた言葉になる。
たとえば、昨年８月の国会前のデモの空撮写真を載せるとか。
たとえば、年初の株価暴落時の、東京取引所の写真、日経平均下落を示しているニュース映像でよく使われる写真とか。あれを載せるとか。
どちらも権利関係とかいろいろ面倒くさい問題ある、と思うけども。
岡田党首の顔写真を載せるよりも、もっと強烈なメッセージを帯びますよ。
前者は、安保、憲法改正問題について数の力でゴリ押しする自民党との対決姿勢が鮮明になるし、
後者は、経済政策についてアベノミクスが国民ひとりひとりまで果実が行き渡っていない状況を批判する姿勢が浮き彫りになるでしょう、
今、有権者が民主党に求めているのは、そういう行動力ですよ……
……で、出てきた答えが「なにがしたいのか良く分からない党首の顔写真」では、
次の選挙も惨敗ですね。
でも、その意味では
今の民主党の無能ぶりを大変的確に表した、良くできたポスターだと思います。
