kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これ、マスコミの悪質な印象操作だよね――麻生副総理「警察か防衛出動か射殺か」 北朝鮮武道難民対策について

まあ、まだぞろおバカな人達が騒ぎだしましたよ。
別に「殺せ」と言っているわけじゃないんですよね。
選択肢として、それがありますけど。どうします……?
って国民に問いかけているだけで。
なぜ、おバカな人達は脊髄反射並のヒステリーを起こすのでしょうか。
ちなみに、
この記事では、『武装難民』に対して防衛出動は想定してない、とか
解説を付けてますけど。
これも悪質な印象操作で。
マスコミなら分かりやすい言葉を使いなさい、と思いますけどね。
わざわざ解説つけて記事にするのならね。
武装難民=ゲリラ兵、って言います。一般的には。
正規の軍人ではない民兵、テロリストとかですね。
ちなみに、正規軍人=兵士の場合は投降兵扱いになるので難民にはなりません。
投降して武装解除された後で亡命の意志を確認されて、それで初めて難民になる、
って流れですね。
(ただしこれも戦争が始まった後の話で、始まる前だとまた別になりますけど)
さて、こうして分かりやすい言葉を使って読み解くと、
この麻生さんの話の内容がよく分かりますね。
『難民に混じって、ゲリラ兵が日本に押し寄せるかもしれない。どうします?』
って話です。
彼らが武装解除に応じず、近寄った途端に攻撃してきたら、
日本政府として、日本国民としてはどう対応するの?
普通、武装解除するつもりなら、わざわざ最初から武装してません。
邪魔な重しになるだけなんだから。武器って鉄の塊だから、銃弾とかすごく重いです。
1発100グラム以上ですか、自動小銃の銃弾なら。10発で1キログラム以上ですね。
ちなみに1分間で600発くらい発射できます。
600発分で60キログラム以上です。ほぼ成人男子一人分の重量です。
そんな重い物、使わないのにわざわざ持ち運びますか?
って話です。
武装した難民に撃たれたら、
日本の警察ではほぼ対応出来ませんね。
北朝鮮武装で一般的な、
マシンガン=AKM47、AK74系の自動小銃から放たれる高速弾が相手なら、
日本の警察の装備だと蜂の巣でしょう。
ちなみに、中国やロシアなら、
相手が発砲してきたら応戦、射殺もいとわないですよ。
実際、
国境を無断で越えてくる輩で、指示に従わなければ、
普通に射殺していたりしますし。機関砲とか機関銃で。
もちろん、
最初から人を狙って攻撃しません、威嚇から始めますけど。
それで間違って人に当たって死んでしまっても、
『威嚇射撃を行ったのが悪かった』とは言いません。
『指示に従わないヤツが悪い』ってのが、
中国やロシア……その他、世界のスタンダードです。
日本の警察には機関銃も機関砲もありません。


じゃあ
日本はどうするの?
自分を守るか、
自分を犠牲にして、相手を守るのか、
って話ですね。
自分(日本国民)を犠牲にしますか?
それとも相手を犠牲にしますか?
って話ですね。
……まあ、色々と議論するのは良いことではないでしょうか。
ただ、
最近の朝日新聞の記事を見ていて思うのは、
印象操作をしている、ってより。本当に知識そのものがないんじゃないのか、ってことを
感じる記事が増えましたね。
今回もそうですけど、『武装難民=ゲリラ兵』って知識がなかったら、
そりゃあ『射殺』って言葉を聞いただけで慌てますし、防衛出動とも結びつかないですよね。
知っていれば、
当たり前の話をしているだけにしか聞こえないんですけどね。


幸いにも、
昨日は北朝鮮のミサイル発射はありませんでしたし。
まだ、少しなら考える時間も残されていそうですから。
……まあ、こんな事態にならずに北朝鮮が核開発を諦めてくれるのが一番いいのですけど。
その代わり、アメリカは朝鮮半島から完全撤退する。とかね。
それで事が収まってくれるのが理想ですけども。
とにかく、
万が一の場合に
日本はどこまでの犠牲を許容する覚悟があるのか、
腹を据えないとダメですよ。って話ですね。
『想定外でした』って思考停止が大好きですからね、日本人は。
思考停止で綺麗事ばかり言ってたら、後で泣きを見る失敗は、もうたくさん経験しました。
悲しみと後悔でお腹いっぱいです。
もっと生臭い話を掘り下げないとダメですよね。
……って、
麻生さんもそれをわざわざ煽る言い方しているよなぁ。
こうして炎上させて、
議論を起こして世論を喚起する、ってのが、
この人のパーソナリティなんでしょうね。



 麻生太郎副総理は23日、宇都宮市内での講演で、朝鮮半島から大量の難民が日本に押し寄せる可能性に触れたうえで、「武装難民かもしれない。警察で対応するのか。自衛隊、防衛出動か。射殺ですか。真剣に考えなければならない」と語った。
 麻生氏はシリアやイラクの難民の事例を挙げ、「向こうから日本に難民が押し寄せてくる。動力のないボートだって潮流に乗って間違いなく漂着する。10万人単位をどこに収容するのか」と指摘。さらに「向こうは武装しているかもしれない」としたうえで「防衛出動」に言及した。
 防衛出動は、日本が直接攻撃を受けるか、その明白な危険が切迫している「武力攻撃事態」などの際に認められており、難民対応は想定していない。
 麻生氏は先月、「少なくとも(政治家になる)動機は問わない。結果が大事だ。何百万人も殺しちゃったヒトラーは、いくら動機が正しくてもダメなんだ」と発言し、撤回していた。


ちなみに、
この議論で何か勘違いしている人がいるみたいですけど、
海上保安庁は警察ではありません。
組織がまったく別物です。
沿岸警備隊=コーストガードに当たる位置づけで、
日本では警察っぽく考えられガチですけど。
これは、日本が建前上、『戦力=軍隊を保持できない』できないからで。
軍隊寄りの組織です。
それは、
警察庁の配下に組み込まれることはなくても、
防衛大臣の指揮権下に組み込まれる場合は想定されている、ことから明らかです。
日本人はたいていの人が否定しますけど、
現状の指揮系統では、『自衛隊の下部組織としての海上警察組織』としか見えませんよ。
ところが、
法律で身分は『警察官』扱いになっているから、ややこしいんですよねぇ。

あと、難民だろうと日本の領海に入ったら日本の法律で裁けますので。
銃刀法に違反した武装しているだけで罪になりますよね。