kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

同じ道をたどるのか ―― 文大統領「日本は人類普遍の良心で歴史の真実・正義と向き合うべき」


文在寅ムン・ジェイン)大統領は三一節(抗日独立運動記念日)記念演説で「三一運動というこの巨大な根は決して枯れない」と述べ、99周年を迎える三一運動の歴史的意味を強調した。
文大統領は1日午前、ソウル西大門(ソデムン)刑務所歴史館で開催された「第99周年三一節記念式典」で演説し、このように主張した。
文大統領は「我々は今日、三一運動を生きた記憶として浮き彫りにすることで韓半島朝鮮半島)の平和が国民の力で可能だということを確認している」とし「我々は今後、光復(解放)100年に進む間、韓半島平和共同体、経済共同体を完成しなければいけない」と述べた。続いて「分断がこれ以上、韓国の平和と繁栄に障害になってはいけない」とし「きょう国民にこの目標を共に成し遂げることを提案する」と呼びかけた。
文大統領は韓半島平和構想の原則、未来志向的な韓日関係などについても明らかにした。文大統領は「独島(ドクト、日本名・竹島)は日本の韓半島侵奪過程で真っ先に強制的に占領された韓国の領土」とし「我々の固有の領土だ」と述べた。続いて「いま日本がその事実を否定するのは、帝国主義侵略に対する反省を拒否するのと変わらない」と話した。
さらに「慰安婦問題の解決においても加害者である日本政府が『終わった』と話してはいけない。戦時にあった反倫理的な人権犯罪行為は終わったという言葉で覆うことはできない」とし「不幸な歴史であるほどその歴史を記憶し、その歴史から学ぶことだけが真の解決」と主張した。
文大統領は「日本は人類普遍の良心で歴史の真実と正義に向き合うべきだ」とし「私は日本が苦痛を与えた隣国と本当の和解をし、平和共存と繁栄の道を共に歩いていくことを望む」と述べた。続いて「私は日本に特別な待遇を要求しない」とし「ただ最も近い隣国らしく誠意ある反省と和解の上で共に未来へ進むことを願う」と話した。
このほか独立運動烈士の魂が生きている西大門刑務所歴史館で記念式典を開催する意味も記念演説に含めた。この日、文大統領は5人の独立有功者の子孫と共に入場した。今回の記念式典は定形化された政府行事の枠から抜け出し、市民が参加して三一運動の歴史的な意味を共有・共感する躍動感ある行事として準備された。このように準備したのは文大統領の特別な注文と意志のためというのが青瓦台(チョンワデ、大統領府)側の説明だ。世宗文化会館ではなく西大門刑務所歴史館という歴史の現場で99周年の記念式典を行うということ自体が文大統領の考えを反映した結果だ。
独立宣言書の朗読は「独立活動家の子孫と共に」をコンセプトに、朴維徹(パク・ユチョル)光復会長、独立活動家の子孫の学生キム・セリンさん、カン・チュンマンさん、声優カン・ギュリさん、独立活動家の子孫の学生オ・ギヨンさん、安重根(アン・ジュングン)義士の独立闘争を描いたミュージカル『英雄』で安義士役を演じた俳優アン・ジェウクさんの順に進行される。
ヘグム(奚琴)演奏、舞踊と共に、舞台から北側に向かって「殉国烈士復」と3回呼んだ後、最後に白い布を空に向かって投げる「皐復儀式」を行う招魂パフォーマンスが行われる予定だ。さらに国防部儀仗隊が独立運動当時に使った6種類の太極旗を持って舞台に登場する。


かつて、
文オジサンの前任である朴オバサンは、こう言いました。
『加害者と被害者という歴史的立場は千年の歴史が流れても変わらない』
大統領就任1年目にも満たない時期での2013年の3・1記念日の式典での事です。
そして。
昨日の3・1記念式典で文オジサンはこう言いました。
慰安婦問題の解決においても加害者である日本政府が『終わった』と話してはいけない。戦時にあった反倫理的な人権犯罪行為は終わったという言葉で覆うことはできない』
と。
歴史は繰り返す、とでもいうのでしょうかね。
ちなみに、
朴オバサンがこの言葉を意気揚々と掲げた後は、
いわゆる『告げ口外交』に終始して、
中国にも慰安婦記念館を作ろうと習近平主席と会談したり、
オバマ大統領にも話しかけたり、
ヨーロッパでも色々騒いで回ったりしたのですけど。
けれども、
日本国内ではそんな韓国の動きとは逆に、
河野談話の再検証』の動きが始まりまして。
最終的に、この談話は、
基とした証言の裏付け調査をせずに発表された、と結論づける結果になりました。
とはいえ、
政府はこの『河野談話』を依然として堅持することを表明したのですが、
その後の2015年末には、
日本が韓国に10億円を支払って
慰安婦問題は日韓両政府の間で不可逆的な解決にいたった』ことを合意したのでした。
なんというか、
朴オバサンが韓国民の前で華々しく啖呵をきったのとは、
まったく真逆の方向へ進んでしまったわけで。
当然、朴オバサンの韓国民からの支持率はガタ落ちになりました。
折から、
他にも
『セヴォル号遭難事件当時の不在問題』とか
『経済界との癒着』とか
『THAARD配備に関するアメリカ、中国との関係悪化』とか、
『ほとんど無いに等しい経済政策と韓国経済の悪化の関連』とか、
問題山積みの上に、
慰安婦問題で日本の譲歩を引き出せなかったどころか、
逆に日本に言い様に押さえつけられて(……と当時の韓国のメディアには罵倒されていました)
そんなこんなで、
退陣要求が一気に噴き上がって、
その後、
突如として汚職の証言、証拠が湧いて出てきて『弾劾裁判→逮捕』となったのですけど。
この
『朴オバサン元大統領の弾劾』については、
いろいろな原因があると思います。
しかし、
その中の一つに、
歴史認識問題で日本外交を屈服させることができず、まったくと言って良いほど日本に相手にされなかった韓国民の屈辱と
そんな現状を招いた朴オバサン大統領への怒りがあったことは間違いありません。
とはいえ、
朴オバサンにしても、
韓国民の間で盛り上がっている慰安婦問題の主張は、
ほとんどが証拠の裏付けも無い『デッチ上げ』に等しい内容で、
事実を求めて研究している研究者が従来の主張を訂正しようものなら、裁判に訴えて研究成果を封印して、
事実を広めることを一切認めず許さない、という。
事実の硬直どころか、もはや架空に基づいた『宗教』と化してしまっているので。
これを他人に信じれてくれ、というのも無理な話なわけで。
その点において、韓国民が望むような未来はあり得ないのは重々承知の上だった筈なのですけど。
韓国人である故に、
『現実を無視して自分が見たい物しか見ない』韓国人気質を理解していなかったのでしょう。
そして、
この『現実認識に対する甘さ』は、文オジサンにも受け継がれているようです。
というか、
どうやらこの性質は韓国人の国民性のようですので。
というのも、
もう4〜5年にわたって韓国メディアの記事を追いかけて見てきているのですけど。
事実に基づかずに、
希望的な観測というか、ぶっちゃけて言えば『願望』に基づいて
『こうなるはずだ』『韓国の主張が正しいのだから認められないのはおかしい』的な書き方の記事が多いんですよね。
韓国メディアって。
主観的で、
反対方向から見たらどうなるのか、とか。
三者的な意見はどうなのか、とか。
そういう客観性を持たせた記事が極端に少なくて、
とにかく、『韓国のためにはこうあるべきで、そうならないのはおかしい』って論調ばかりなのです。
なぜそうならないのか、
とか、
そういう理由、原因の考察とかは無く、『韓国に不利な現実は間違っている』的な内容になるのですけど。



というわけで、
下にブックマーク貼ったのが、
朴オバサンの発言当時の韓国メディアの記事です。
もう5年前ですよ。
この記事も読んでて内容が矛盾してて、
記事の結びは、
朴オバサンのこれからの指針として、
国益と歴史を賢明に分離して対応することが重要だ』
と書いてあるのですけど。
ところが、
朴オバサンは3・1記念日の演説に既に日本に対して韓国独自の歴史認識に沿った『変化と責任を求め』ちゃっているんですよね。
つまり、
国益と歴史が分離出来ておらず、韓国独自の歴史認識を前に出して日本を追求してしまっているわけで。
けれども、
この演説に対する批判というか否定、ってのは記事の中に出てこないわけです。
こういうご都合主義の主張ばかりなので、
論旨が破綻して支離滅裂になるわけですけど。
韓国メディアの記事は、
それが延々と何度も繰り返されるわけです。
同じところをグルグル回り続けて、変化しません。
それが韓国という国なのだろう、と
私的には最近、悟りました。
なので、
文オジサンも最終的には弾劾裁判で牢屋行きなんだろうなぁ。




朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は1日、第94周年3・1記念日の演説を通じて、「加害者と被害者という歴史的立場は千年の歴史が流れても変わらない」とし、日本の前向きな変化と責任ある行動を求めた。朴大統領は、「日本が韓国のパートナーになるには、歴史を直視する姿勢を持たなければならず、そうする時に初めて両国の信頼と和解、協力も可能だ」と言及した。
3・1記念日の記念式は、歴代大統領の就任後初の国家公式行事なので、国内外の関心を集める。朴大統領は記念式で、歴代大統領の3・1記念日の演説に比べて非常に強い語調で日本の変化と責任を求めた。ただ、独島(ドクト、日本名・竹島)や従軍慰安婦問題には言及せず、苦心の跡がうかがえる。
金泳三(キム・ヨンサム)元大統領は政権初年度の3・1記念日の演説で「日帝」という単語を1度だけ使った。金大中(キム・デジュン)元大統領は「日本の中国侵略の中」という言葉で日本について一度言及しただけだった。盧武鉉ノ・ムヒョン)元大統領は日本について言及すらしなかった。李明博(イ・ミョンバク)前大統領は、「実用の姿勢で未来志向的関係を形成していく。しかし歴史の真実に背を向けてはならない」と述べた。歴代大統領が3・1記念日の演説で日本を正面から扱わないのは、「過去」よりも「未来」に重きを置くという意志を示すためだ。
歴代政府は例外なく任期初めは日韓関係が良好だが任期末には悪化するジェットコースターに乗った。金泳三元大統領は「日本の悪癖を直す」と言い、日韓の間に冷たい風が吹いた。金大中元大統領は日本文化を開放したが、歴史教科書問題で産みの苦しみを味わった。盧元大統領は「日本と世知辛い外交戦争もあり得る」という宣戦布告式の発言をした。李明博前大統領は昨年8月の独島上陸と天皇発言で日韓関係が最悪になったと言われた。むろん、韓国大統領のこのような発言は、侵略の歴史を否定した日本に責任がある。日韓関係の改善の努力は「シーシュポスの徒労」を想起させる。
朴大統領は日本で「千年大統領」と記憶される可能性が高い。朴大統領の今回の発言が、日韓関係に肯定と否定のいずれの方向で影響を及ぼすかは分からない。日韓間には独島、従軍慰安婦、歴史教科書など地雷の畑が敷かれており、日本の指導者の妄言というミサイルが度々玄海灘を渡ってやって来る。今月末に日本で発表される歴史教科書検定が再び問題となるだろう。
朴大統領は、日本に対して明確で原則的な立場を示した以上、言葉の重みを示さなければならない。大統領が直接出ることは今後はできるだけ自制し、専門家と参謀の意見を尊重して、国益と歴史を賢明に分離して対応することが重要だ。日韓問題は冷静な理性よりも「国民感情」に左右されることが多く、大統領はしばしばそれに便乗したい誘惑にかられる。その結果はいつも失敗に終わったことを教訓にしなければならない。