kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

なんというか、グダグダだった ―― ロシアW杯 日本、コロンビアに快勝 1次リーグ突破に前進

昨日はロシアW杯の日本代表初戦、対コロンビア戦だったので。
テレビで観戦してました。
と言っても、
そんなに興味は無かったのですけどね。
他の国の試合を見ようと思ったついでに見てた、というか。
日本戦の後に行われる、
同じ予選グループのポーランドセネガル戦が見たかったので。
その前に中継されていた日本戦もついでだから、観戦してました。という。
そんな感じだったわけですけど。
なんというか、
まあ、酷い試合でした。
結果としては『2−1』で日本が勝利したのですけど。
私的には、
『うーん、日本代表弱くなったなぁ』とガッカリ感でお腹いっぱいです。
結果については、
私が評するなら
ほとんど『棚ボタラッキー』で勝てた試合でした。
試合開始3分で、
なぜかコロンビアの選手がペナルティエリア内で『ハンド』の反則を犯して。レッドカードの一発退場。
その上PK。
で、このPKを香川選手が無難に決めて1−0。
そこから10人になったコロンビアに前半終了近くの39分すぎに追いつかれて1−1。
で、
後半なんとかコーナーキックから得点を決めて2−1の逃げ切り勝利。という。
ボール支配率で言えば、
圧倒的に日本。
10人のコロンビアに対してすぐにボールを奪うのですけど。
そこからが……何も出来ません。
守りを固めたコロンビアを崩せない。
自陣ではパスを回せても、
コロンビア側のコートに入るとパスすら回せない。
ドリブル突破も出来ない。
というか、
日本チーム走れない選手が多い。
香川とか柴崎とか原口とか走る選手は走るんだけど、
走らない選手は本当に走らない。ドタドタして、すぐ足が止まります。
あの、
みっともなく太って動けなくなった時期の『ロベルト・カルロス』みたいな感じです。
でも『ロベルト・カルロス』並の破壊力のあるキックも無いですし。
それでも、
まだ前半は体力があったので、それなりに試合が動いていたのですけど。
後半になって体力もなくなってくると、
いよいよグダグダになりました。
もう、本当にグダグダでした。
数人でボール囲んで足で蹴り合う……という。
『小学校のサッカーですか?』と言いたくなる光景がそこここで発生して。
なんというか、
『押しくらまんじゅう』になって
ラクビーにみたいにボールの周りを囲んでその場で押し合いながら足だけ振ってボールを取り合う、という。
さすがに
コロンビアも10人でフィールドを駆け回っているので、
後半になると体力が尽きたのか、走らなくなりました。
その途端に『押しくらまんじゅう』発生です。
選手が動いているのは、
ボールを中心にした数メートルの範囲に団子になった状態で、
その外はみんなボンヤリ棒立ちです。
逆サイドなんかガラッガラで。誰もいません。
本来そこにいるべき選手がボールの周りに集まっているので。
……とまあ、後半になるとこんな感じでみっともない、というか。
泥臭い試合運びが、
幾度となく見られるようになります。
隣で一緒にテレビ中継を見ていた弟は『10年前のサッカーか』とかバカにしてましたけど。
いや、
10年前の日本代表は凄かったよ。
こんなの全然比べものにならないくらいに。
マジで。
南アフリカW杯前後の頃だからね。
ようやく、
フォーメーションとシステマチックな戦術について理解を深めて、
実践できるようになった頃ですから。
まあ、
今の日本代表を擁護するなら。
監督が替わって1ヶ月で代表メンバー選抜して練習しただけでは、
戦術理解なんてほとんど習熟も進まず、
全体の連携が何とか成り立てばいいくらいで、
ちょっと基本から外れると、とたんにバラバラになる……というのも仕方が無いのかな。
実際、
試合中に何度もお互いを見合って、
いわゆる『お見合い』状態になってしまって
距離感とポジションを確認し合っている場面が頻繁にありましたし。
そんな感じで、
チームとして全然こなれていない面はあるのでしょうけど。
それでも、
このドタバタしたサッカーはいかがな物か、と思いました。
というか、
その後に、私が見たかった
ポーランドセネガル』の試合が行われたのですけど。
こっちの内容と比べると、
大人と子供くらいの差がありますよね。
その中で
日本代表の褒められる点をあげるのなら、
本来、コロンビア代表は10人になっても、
その後に行われた『ポーランドセネガル』の試合のような『大人のサッカー』が
出来るチーム。それだけの実力を兼ね備えたチームです。
それを『日本代表』の得意とする泥試合サッカーのレベルにまで引き下ろした、
言うならばコロンビアに『大人のサッカー』をやらせなかった点については、
日本代表チームがヘタはヘタなりに健闘した結果、だと思います。
でも、
次のセネガル戦は通用しない、気がしますけど。
とは言え、
何が起きるのか全く予想できないのがサッカーです。
いや、本当にこんな試合を見たらそう思うしかありませんヨ。
だって、試合開始3分でレッドカード退場、PKで1失点……って。
そんな展開、誰も絶対予想できません。AIでも無理でしょ?
セネガル戦でも、
そんな『神風』が吹く可能性はあります。


というわけで、
日本のテレビでは『勝った! 勝った!』で大喜びなんだよな。
いや嬉しいのは分かるけどさ。
もうちょっと冷静に分析する人とかいないのか。
セルジオおじさん、くらい?
それじゃあ、日本サッカーの未来が暗いのも当然だよなぁ。


まあ、そういう感じで
日本代表の方々、コロンビア戦の勝利おめでとうございます。
ちなみに、
W杯でアジア勢が南米勢に勝ったのはこれが初めてだとか。
歴史的勝利らしい。



 【サランスク(ロシア)=小川寛太、五十嵐一】サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場している日本代表は19日、サランスクのモルドビア・アリーナで行われた1次リーグH組初戦でコロンビア代表に2−1で快勝。勝ち点3を獲得し、2大会ぶり3度目の1次リーグ突破に大きく前進した。

 日本は前半開始早々、PKを獲得、香川真司ドルトムント)が前半6分、落ち着いて決め、先制。退場者が出て10選手でのプレーとなったコロンビアに追いつかれたが、後半28分、左コーナーキックから大迫勇也ブレーメン)が頭で決勝ゴールを決めた。日本がW杯で南米のチームに勝ったのは史上初めて。大迫が最優秀選手「マン・オブ・ザ・マッチ」に選ばれた。
 国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは日本は61位で、コロンビアは16位。4年前の前回ブラジル大会でも対戦し、1−4で敗れた格上の相手に今回、雪辱を果たした。
 日本は出場した過去5大会を見ると、初戦で勝ち点を獲得した2002年日韓大会、10年南アフリカ大会はいずれも1次リーグを突破している。