kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

急に出てきたこの話 ―― 「日韓防衛相会談しない」

私、
この件は明らかにトランプ大統領訪日の影響だと思うのですよ。
むしろ、それが原因だ、と。
日本よりもアメリカ政府の意向が強く反映されたのではないか、と。
というのも、
まず、
発表された日程、政府が公式にアナウンスしたのが28日。
トランプ大統領の訪日の最中です。
普通、やりませんよ。
これだけ大きな変更を、
今回みたいな国をあげての大がかりな訪日の国賓の来訪中に、なんて。
とくに、
今回のトランプ大統領の訪日では、
護衛艦『かが』艦上での閲兵式もありますし。
防衛省だって、何かと慌ただしかったはずで。
その中で、
これだけの大きな方針転換をメディアへ公表する、というのは、
どうやっても現場の混乱を招きます。
なので避けますよ。
正式に決まっている事なら、
トランプ大統領の訪日前に出しているのではないでしょうかね。
後ろにしてしまうと、
今度は、
予定していたアジア安全保障会議が31日開催ですから。
それまで残り日数がほとんどなくて、
ドタキャン状態になってしまい、
外交上日本の不義ととられかねません。
それなのに、
わざわざ訪日中の最終日にぶつけてきた、
ということは。
この公表も、
訪日セレモニーの一環とみるべき物ではないでしょうか。
つまり……
以前、
岩屋防衛臣は
日韓防衛相会談に前向きな発言をしていました。
この時点で、
日米の思惑は協議による関係修復を模索して、
韓国側から何かしらの、連絡、打診があるのを待っていた。
ところが、
トランプ大統領の訪日まで、それは果たされず、
韓国側からは一切連絡が入ってこない。
これについては、
トランプ大統領が安倍首相との歓談の中で、

>「韓国と北朝鮮の間では全く話が進まなくなった」と指摘

したと産経新聞は記事にしている点と符合します。
さらに、
韓国は、
トランプ大統領が訪日するまでに、
北朝鮮への独自の食糧支援や、
開成工業団地再開への政治的な働きかけを進めてます。
こういう動きに対して、
『日米が共同して圧力をかける』との意志を
ハッキリ示すことを日本に対してアメリカが求めてきた。
その結果が、
今回の、
トランプ大統領の訪日中における『韓国パッシング』と、
防衛省のメディアリーク、
という形で現れたのではないでしょうか。
トランプ大統領の日本人拉致被害者との面会、
拉致問題に注力する、等の発言も、
国内では突拍子もないものとして捉えられていますけども。
この、
韓国政府、文オジサンの北朝鮮融和政策に圧力をかける……
という観点から見ると、
ストンと腑に落ちます。


この一件、
私には、そんな風に見えるのですよねー……
韓国メディアの扱いでは、
日本の国内メディアもそうなのですが。
日本政府の独断で動いているような記事内容になっている物ばかりで。
日米の連携、アメリカの強い意向が働いている、といった視点は、
どこにも見られません。
果たして、
この先、どうなりますやら。

 

 

 

www.sankei.com

 

 来日中のトランプ米大統領が26日、安倍晋三首相に対し、北朝鮮の非核化をめぐる韓国の対応に困惑していることを伝えたことがわかった。政府高官によると、トランプ氏は首相と貿易交渉や北朝鮮政策について意見を交わす中で「韓国と北朝鮮の間では全く話が進まなくなった」と指摘し、両首脳は韓国への懸念を共有したという。
 韓国の文在寅ムン・ジェイン)大統領は、北朝鮮金正恩キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長との南北首脳会談で「朝鮮半島の完全な非核化」で合意したにもかかわらず、北朝鮮の非核化は一向に進んでいない。トランプ氏は米朝協議が停滞している現状を踏まえて発言したとみられる。
 また、トランプ氏は文氏から「来てくれ、来てくれ」と再三にわたり訪韓要請を受けたことも明らかにした。米ホワイトハウスは、トランプ氏が6月に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)への出席に合わせた韓国訪問を発表している。
 北朝鮮が今月、短距離弾道ミサイルを発射したことに関しては、トランプ氏が「今、(北朝鮮は)挑発行動をとっているが、中身は一定の範囲にとどまっている」と説明。首相と「対北制裁を維持する必要がある」との認識を共有した。
 一方、トランプ氏は26日、日米の貿易交渉に関し「(夏の)参院選までは交渉の多くのことで取引を待つ」とツイッターに投稿し、夏の参院選が終わるまで合意締結を待つ考えを表明した。トランプ氏が首相との友好関係を踏まえ、貿易交渉が選挙に及ぼす影響を考慮したとみられる。

 

 

 

japanese.joins.com

 

31日にシンガポールで開かれるアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)で韓日防衛相間の公式会談を進めないことになったと日本メディアが伝えた。読売新聞は複数の日本政府関係者を引用し、「(岩屋毅防衛相は)韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防長官との正式な会談は見送り、立ち話程度の接触にとどめる予定」と28日、報じた。
今回の韓日防衛相会談の見送りが来月28~29日に大阪で開かれる世界の主要20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の時の韓日首脳会談の開催にも影響を及ぼしかねないという見方もある。日本政府はこれまでメディアを通じて「首脳会談がないかもしれない」というメッセージを何回も流し、会談開催に懐疑的な反応を示していた。
日本側は当初、防衛相会談の開催に肯定的だった。特に、岩屋氏の意志が強かった。岩屋氏は今月18日、大分県のある集会で「いろいろ問題は起きたが、元の関係に戻したい」と明らかにしていた。韓日関係が急激に冷え込む中で、両国間の安保協力も軋んでいる状況を一定程度改善しようする気持ちが大きかったのだ。最近になって北朝鮮が再び弾道ミサイルを相次いで発射するなど緊張が高まっていて、韓日間の軍事情報交流をはじめ各種協力が切実な理由だ。
突然会談を中止した背景に関連し、読売は防衛省幹部の言葉を引用して「岩屋氏は鄭氏との会談に意欲を示していたが、韓国海軍による海上自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射問題に注目が集まることは避けられず、『時期尚早』と判断した」と防衛省内部の雰囲気を伝えた。
ただし、今回の会議で韓日米3カ国の会談は予定通り開かれると同紙は伝えた。
日本側は中国とは正式に会談を開く予定だ。同紙によると、岩屋氏は来月1日、中国の魏鳳和国務委員兼国防相と会談するために、実務陣次元で細部の協議内容を調整している。