外交上の面子とか立場とか、
国民に向けての説明責任とか、
色々な理由から
ある程度の物証がないと
動けなかった、
という。
そういう事情は分かるのですけども……
・
・
・
中国政府が
武漢の交通機関を停止させる『封鎖令』を出したので。
それにならって
日本政府も
渡航注意喚起情報の提示へと、
危険レベルを引き上げました。
この対応はやっぱり。
後手後手で
遅きに失しましたよねぇ。
最善?
次善?
端から私が見ている分には
どちらとも言いがたい。3番手か4番手の印象です。
中国国内での、
正式な症例報告、
その第一報が昨年の12月8日、
となっていますので。
2ヶ月弱での
この対応は。
かつての『SARS』に比べると、
かなりのスピード感ですけども。
『SARS』の一件は、
歴史として語り継がれていくほどの
『最悪』の事例。『黒歴史』でした、から。
・
・
・
今では、
数時間毎に情報が書き換わる、
という。
この勢いだと、
既に
武漢だけに
納まってないですよ。
中国全土の
主要都市に拡散している、
と見るべきだと思いますが……
【北京=西見由章】中国国家衛生健康委員会は23日、新型コロナウイルスによる肺炎の発症者が同日午前0時時点で計571人確認され、死者は17人になったと発表した。重症者は95人。過去24時間で発症者は131人、死者は8人増えた。このほか感染した疑いのある事例が393人報告されており、発症者はさらに増加する可能性がある。
一方、湖北省武漢市当局は23日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を防ぐため、同日午前10時(日本時間同11時)から武漢の空港や鉄道駅を出発して市外に向かう航空便と列車を一時停止すると発表した。バスや地下鉄など市内の公共交通機関も運行を取りやめる。
25日の春節(旧正月)に合わせた大型連休が24日から始まるのを前に、感染拡大源となっている武漢で市民約1100万人の移動を本格的に制限する異例の措置に踏み切った。市当局は「感染ルートを効果的に遮断し、人民の生命と安全を確保するため」と説明している。
外務省は23日午前、中国について出している「感染症危険情報」のうち、湖北省 武漢の危険レベルを引き上げ、中国に滞在していたり、滞在を予定している日本人を対象に、武漢への不要不急の渡航はやめるよう呼びかけています。
また、引き続き、中国に滞在する日本人らを対象に感染に関する最新の情報を入手し、予防に努めるなど、十分注意するよう呼びかけています。
そのうえで、日本に帰国した際、せきや発熱などの症状がある場合は、マスクを着用するなどして、医療機関を受診するよう、呼びかけています。
西村官房副長官は、23日午前の記者会見で「日本時間の今夜、改めて開催されるWHO=世界保健機関の緊急委員会の結果や、中国などの状況を引き続き注視しつつ、感染拡大の防止に万全を期していきたい」と述べました。
また、西村副長官は「中国に対しては、すでに感染症危険情報のレベル1を発出しているが、現下の状況や、WHOでの検討状況などを踏まえ、本日、武漢市に対する感染症危険情報をレベル2に引き上げる。引き続き、現地政府や関係機関と連携して情報収集を行い、適切な注意喚起を行っていきたい」と述べました。