さて、
最近この手の、
『新型コロナ肺炎武漢流出説』
とか。
『中国陰謀説』がやたらと目立つようになってきました。
というか、
米国がしきりに発信しているので
それこそ
毎日のようにに情報を出していますから、
目立って当然なのですが(笑
というわけで目立った内容にブックマークを付けてみました。
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ただ、
この動きについては、
今
世界各国で起きている中国に対する賠償請求、
今回の新型コロナ肺炎騒動による莫大な損害を請求する、
訴訟が起きているのですけど。
その流れの一環で、
中国の責任を追及する動きであって。
世界保健機関WHOの改革を求める動き、主張とは
別物なのですが。
なぜか、
世界保健機関WHOはこれらの各国の動きに対して、
あれこれと口出ししてきています。
これは
おもに『政治』『経済』の分野での話題であって。
保健分野とは関係ないのですから。
世界保健機関WHOが口出しする権能も、必要も
無いはずですが。
米国の政治発言に対して、
世界保健機関WHOが
いちいち、
否定的な見解を連発しています。
そして、そういう世界保健機関WHOの動きに追随するように、
日本のメディアがこれらの情報を取り上げる場合には、
『中国への責任追求』
と
『世界保健機関WHOへの責任追及』
をひとまとめにして。
それで、
『米中覇権競争の一部』
と見做して。
全部、
それに繋げて解説する、という。
もう、
目も当てられないような乱暴な解説を付ける事が多くて。
腹が立ちます。
これ、
『中国への責任追求』
と
『世界保健機関WHOへの責任追及』
とは。
全くの別物で。
それぞれ、
別個に検証されるべき内容なのに。
どうして、
日本のメディアは同じカテゴリーに括って。
米国トランプ大統領の強硬論、
みたいな説明を付けるのでしょうか。
それ、
明らかにミスリードなんですけど。
最近は
とくに
そういう酷い情報操作を見かけることが多くて。
本当にウンザリ嫌になります。
中国がウイルス危険性隠蔽、医療物資買い占めのため 米政府の内部報告書
【ワシントン=黒瀬悦成】AP通信など米主要メディアは4日、米国土安全保障省が新型コロナウイルスに関し、中国が1月初旬の時点でウイルスの危険性を把握していながら、感染拡大の防止に必要なマスクなどの医療物資を海外から大量に買い占めるため、国際社会に意図的に公表しなかったとする内部報告書をまとめていたと報じた。
トランプ大統領は3日、中国による感染拡大の責任に関し、米情報機関が4日にも調査結果を公表すると述べていたが、この報告書を指しているのかは明らかでない。
トランプ氏は、ウイルス関連の情報を隠蔽し、感染を世界に拡大させた中国の責任を明確にし、制裁関税を含む「究極の懲罰」を課す意向を表明している。
報告書は1日付。中国が1月下旬ごろまで世界保健機関(WHO)などに対し、新型コロナは人から人に感染することを知らせないなど危険性を隠しつつ、医療物資の輸入量を増やす一方、輸出量を減らして備蓄したと指摘した。
中国はまた、一連の行為の発覚を防ぐため、公的には医療物資の輸出制限を否定し、輸出入データの公表を遅らせたとしている。報告書によれば、中国のマスクや手術着、手袋などの輸入量は1月に急増。一方で輸出量の低下も顕著で、いずれも常識的範囲を超えていたとしている。
報告書は機密指定はされておらず、政府関係者が公務で閲覧するための「対外秘」扱いとなっている。
コロナ実験室流出説の中、中国コウモリ専門家が「海外逃走説」否定
中国湖北省武漢のウイルス研究専門家が最近、機密文書を持って海外逃走を図ったという噂が広まり、中国社会が騒々しい雰囲気だ。専門家と中国メディアが直ちに否認したが、波紋は収まっていない。
中国武漢ウイルス研究所のコウモリ研究専門家の石正麗氏が2日、微信(ウィーチャット)で友人にコメントした。「私と私の家族はみんな安全」とし「噂のような逃走は起こらない」と明らかにした。
石正麗氏が逃走説を自ら否定したのだ。最近、海外では石氏が「約1000ページ分量の秘密文書」を持って家族と一緒に欧州に逃走し、フランスの米国大使館に保護を要請したという噂が出ている。
石氏のコメントはこれを否定したのだ。石氏は友人に「私たちに過ちはない。私たちの胸には科学に対する強い信念がある」とし「必ず雲が消えて日が昇る時がくるだろう」とコメントした。環球時報など中国メディアもこの日、石氏のコメントをキャプチャーし、石氏が中国国内で健在だと明らかにした。
今年56歳の石氏は中国の代表的なコウモリ専門家で、2003年に中国で感染が広がったSARS(重症急性呼吸器症候群)の天然宿主がコウモリという事実を明らかにし、有名になった。
しかし今回の新型コロナウイルス事態が発生した後、新型コロナの武漢実験室流出説に苦しんできた。中国国内では医学博士の武小華氏とインターネットサイト会社社長の徐波氏が、石氏をウイルス流出の責任者として非難したりもした。
また、2月初めにはインドの学者が新型コロナの実験室流出説を提起したりもした。これに対し石氏は「新型コロナは大自然が人類の非文明的な生活習慣を罰した」とし「命をかけてそのようなこと(実験室からの流出)はない」と釈明した。
しかし批判は消えていない。石氏が属する武漢ウイルス研究所とともに新型コロナの震央の華南水産市場からわずか280メートルの距離にある武漢疾病統制センターもコロナ流出に関連して疑われている状況だ。
武漢疾病統制センターは2017年と19年の2度にわたり数百匹の実験用コウモリを捕獲して研究したが、ここから捨てられた汚染したゴミがウイルスの温床になったという疑惑が提起されている。
これに関連しポンペオ米国務長官は3日、新型コロナが武漢のウイルス研究所から出たという主張を繰り返し、「大変な証拠がある」という発言で注目を集めた。米国は武漢研究所に対する国際的な調査が行われるべきだと主張するが、中国は現在これを拒否している。