kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

いまさら言うけど ―― 「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針の具体化に向けた見解」

私はいまだに、
新型肺炎はやるべき事を
間違えずにやっていれば、
怖れる必要は何も無い

思っています。確信していますよ。
しかしね、
日本国民は
やるべき事をやっていません。
それじゃあ、上手くいくわけないじゃん。



今年の1月でしたでしょうか。
中国からの旅行客で、
解熱剤を飲んで、
それで空港の検疫チェックでの
体温申告をごまかし、
検疫を通過して。
その後、
日本国内で新型肺炎の感染が確認された事例がありましたよね。
この時、
テレビではこの中国人旅行客のことを
『非常識だ』と。
散々、馬鹿にして非難してなじっていました。
でもさ、
今それと同じ事を
日本人が毎日平気で実行しているよね。
自覚症状アリでも市販薬を飲んで出社している、って。
どうみても、
この時に非難された中国人がやっているのと同じ行動なんだけど。
非常識な日本人が
山ほどうろついて
毎日感染拡大させているわけですよ。
それじゃあ、
日本政府がどれだけ頑張って対策を実行しても、
感染拡大は止まりません、って。
勢いを抑止できるはずがない。
政府が作った検疫の網を、非常識な日本国民がスリ抜けていくんだもの。


なんというかさぁ、
日本国民の大多数が勘違いしてるんですよねぇ。
何か『特効薬』みたいな手段があって。
劇的な効果がある、みたいな……
都合の良い夢みたいな対策が出てくる、と思ってる。
いや、
そんなもの、どこ探してもないから。
最初から、
『有効は治療手段はない』って説明してますよね。
『特効薬』は存在しないんですよ
『感染しない』『感染させない』
有効な対策は、どこを探してもそれだけしかないの。
なのに、その現実を、
日本国民の多くがいまだに認めていない。
バカばっかだろ。

 

 

www.nikkei.com

 

1.緒言
この専門家会議は、新型コロナウイルス感染症の対策について、医学的な見地から助言等を行うため、適宜、政府に助言をしてきました。
我々は、現在、感染の完全な防御が極めて難しいウイルスと闘っています。このウイルスの特徴上、一人一人の感染を完全に防止することは不可能です。
ただし、感染の拡大のスピードを抑制することは可能だと考えられます。そのためには、これから1~2週間が急速な拡大に進むか、収束できるかの瀬戸際となります。仮に感染の拡大が急速に進むと、患者数の爆発的な増加、医療従事者への感染リスクの増大、医療提供体制の破綻が起こりかねず、社会・経済活動の混乱なども深刻化する恐れがあります。
これからとるべき対策の最大の目標は、感染の拡大のスピードを抑制し、可能な限り重症者の発生と死亡数を減らすことです。
現在までに明らかになってきた情報をもとに、我々がどのように現状を分析し、どのような考えを持っているのかについて、市民に直接お伝えすることが専門家としての責務だと考え、この見解をとりまとめることとしました。なお、この内容はあくまでも現時点の見解であり、随時、変更される可能性があります。


3.これまでに判明してきた事実
(1)感染者の状況
新型コロナウイルスに感染した人は、ほとんどが無症状ないし軽症であり、既に回復している人もいます。
国内の症例を分析すると、発熱や呼吸器症状が1週間前後持続することが多く、強いだるさ(けんたい感)を訴える人が多いです。
しかしながら、一部の症例は、人工呼吸器など集中治療を要する、重篤な肺炎症状を呈しており、季節性インフルエンザよりも入院期間が長くなる事例が報告されています。現時点までの調査では、高齢者・基礎疾患を有する者では重症化するリスクが高いと考えられます。


(2)感染経路などについて
これまでに判明している感染経路は、咳(せき)やくしゃみなどの飛沫感染接触感染が主体です。空気感染は起きていないと考えています。ただし、例外的に、至近距離で、相対することにより、咳やくしゃみなどがなくても、感染する可能性が否定できません。
無症状や軽症の人であっても、他の人に感染を広げる例があるなど、感染力と重症度は必ずしも相関していません。このことが、この感染症への対応を極めて難しくしています。

(4)医療機関の状況
首都圏を中心とした医療機関の多くの感染症病床は、ダイヤモンド・プリンセス号の状況を受けて、既に利用されている状況にあります。感染を心配した多くの人々が医療機関に殺到すると、医療提供体制がさらに混乱する恐れがあります。また、医療機関が感染を急速に拡大させる場所になりかねません。

4.みなさまにお願いしたいこと
この1~2週間の動向が、国内で急速に感染が拡大するかどうかの瀬戸際であると考えています。そのため、我々市民がそれぞれできることを実践していかねばなりません。
特に、風邪や発熱などの軽い症状が出た場合には、外出をせず、自宅で療養してください。ただし、以下のような場合には、決して我慢することなく、直ちに都道府県に設置されている「帰国者・接触者相談センター」にご相談下さい。

●風邪の症状や37.5°C以上の発熱が4日以上続いている(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)

●強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある

※高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合

また、症状のない人も、それぞれが一日の行動パターンを見直し、対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離)が、会話などで一定時間以上続き、多くの人々との間で交わされるような環境に行くことをできる限り、回避して下さい。症状がなくても感染している可能性がありますが、心配だからといって、すぐに医療機関を受診しないで下さい。医療従事者や患者に感染を拡大させないよう、また医療機関に過重な負担とならないよう、ご留意ください。
教育機関、企業など事業者の皆様も、感染の急速な拡大を防ぐために大切な役割を担っています。それぞれの活動の特徴を踏まえ、集会や行事の開催方法の変更、移動方法の分散、リモートワーク、オンライン会議などのできうる限りの工夫を講じるなど、協力してください。