さて、
ここ最近、
多くの自治体において
新規感染者報告数が
最多記録更新続きで。
にわかに
注目が集まってきた
新型コロナ肺炎の感染状況、ですが。
昨日
新たに確認された感染者は１４８５人。
これ、
今週分を昨日まで通して見てみると、
１３３４人→９５９人→１２４０人→１３５７人→１４８５人……
という状況で。
ここまで合計、６３７５人。
先週が、
週計８０９５人でしたから。
この後、
木・金・土曜日の３日間で、
４０００人程度の新規感染者が出てくるだろう、
（一日あたり１３００－１４００人程度）
との見通しで。
先週越えで最多記録更新は、
ほぼ間違いない状況ですねぇ（笑
ただ、
先々週から先週への
増加率、感染拡大の勢いに比べると。
先週から今週は
多少、
『鈍った』ように見えます。
これは、
東京圏、
特に
東京都の新規感染者報告数が
頭打ちになって横這い、に近い推移に
なっているためです。
ざっくりと、
先月連休後の東京都報告分を抜き出してみると、
１３１人→２６６人→２５０人→３６７人→４６３人→４７２人→
２９２人→２５８人→３０９人→２６３人→３６０人……
という具合で。
東京都の場合、
今のところ
第二波のピークは
先週８月１日の４７２人が最多報告数で。
今週は、
それより一段と少ない報告数で
収まっています。
その分、
周辺自治体の報告数がうなぎ登りに増えていますけど（笑
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仮に
東京都の報告数が、
来週以降、
このままの流れで横這いから減少へ転じることになれば。
これは
先月連休前に
夜の街関係者に一斉ＰＣＲ検査を行って
感染者掘り起こし→隔離した措置が功を奏して、
感染拡大抑止に繋がった、
と
評価できますねぇ。
この場合、
さらに検査件数を増やして、
感染者の掘り起こしと隔離措置を進めることで。
これを
全国規模に広げていけば。
それなりの時間はかかるけれど、
今の
感染拡大を
なんとか抑止出来る、
という
見通しが立つことになります。
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けれども、
横這いから漸増が続く場合には、
感染経路を見失って、
感染源を特定出来なくなった状況で、
検査の及ばない場所で感染拡大が進行している。
という、
かなり
悲観的な見通しになるでしょうか（泣
現状、
東京都が進めている
１日の検査件数５０００～６０００件程度での
感染者掘り起こし→隔離措置では。
今の感染拡大を抑止にするには、
不十分で。
されに、
積み増した検査件数が必要、
ということになります。
問題は、
どのくらいなのか。
ということですけど。
韓国が人口５１００万人で、
１日の検査件数が１万５千～１万６千件程度なので、
その結果、
国内の市中感染を一定水準に維持出来ている、
と、
見做した場合に、
人口に対する検査件数の目安を
これに置くと。
日本の場合、
１億２千万人弱の人口で
３万件から３万２千件程度。
さらにここから、
東京都は、
現状で、
１日に報告される感染者全体の４分の１程度を占めていますから。
それにあわせて、
７千５００件～８千件程度の検査数、と。
隔離措置の実施。
そのくらいが、
感染拡大を抑止するのに必要な
検査数の最低ラインではないかなぁ。
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ただ、
これにも問題があって。
検査態勢を整えて実施可能な容量を増やしたとして。
『安心』のための検査数を増やしていたら
無意味なんですよね。
検査は、
あくまで、
感染者周辺への拡大を防ぐための手段なので。
『陰性証明』のタメに用いるのは
無理だという点は、
ハッキリさせておく必要があるでしょう。
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