日本との比較対象として
感染状況をチェックしている
韓国ですが。
昨日、
新たに確認された感染者が２７９人、
そのウチ
市中感染者は２６７人、
海外からの流入組は、たったの１２人。
だったそうで。
ここへ来て、
市中感染者が
１００人越え、どころか。
２００人も、たやすく突き抜けて。
３００人に迫る勢いになっています（笑
この
韓国国内での
市中集団感染が報告されたのが
先週、
１２日のこと（１１日分の感染報告）ですから。
いやもう、
ほとんど倍々ゲームなみの勢いです。
ざっくり
１２日からの市中感染者報告数を描いてみると、
１２日３５人→１３日８５人→１４日１５５人→１５日２６７人……
と
いう具合で。
グラフにプロットすると、
若干統計上見られる数字のブレが見えますが。
ほぼ
倍々ゲームの指数関数上に集まっています。
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ただねぇ、
韓国政府からの感染者報告では、
こういう結果が
ごくたまに出てくるのですが。
どうにも、
疫学的見地から見ると。
かなり
不自然なのですよねぇ。
というのも、
『リンク（感染経路）を追いかけて、
ウィルス検査をしていったら
芋づる的に大量の感染者が見つかりました』
という理屈は判りますけど。
ウィルス検査をしなくても、
感染者はその場に存在しています。
たとえば、
３００人の感染者は、
当然、
それ以前にどこかの誰かから感染したわけで。
１週間前１００人ほどの感染者が存在していて、
それが１週間で
２人の新型コロナ感染者を再生産した、
として、
１週間後には、
感染源１００人＋再生産分２００人
＝合わせて３００人となるわけです。
で、
この１００人の感染源について、
まったく症状が無い、
全員が無症状、って結果は有り得ないわけで。
１割が有症状者だとしたら（かなり低めの見積もりですが）、
１週間前に
１０人ほどは発症していて
病院で診察を受けていてもおかしくない。
すると、
そこで医者が診察して
感染者を発見し。
その結果、
３００人規模にまで集団感染が発展する前に、
感染源となる人達が隔離されて、
という流れで、
感染拡大が進む前に、
それより早い時期で感染者が捕捉される、と。
これが
ごくごく一般的な感染拡大の状況。
普遍的な感染拡大の推移です。
この流れに対して、
日本や欧米の場合ですと。
早期に感染者を発見しても、
取りこぼしがあって、
ウィルス検査で捕捉した外側で
個別の感染が進行、浸透していき。
ジリジリと
毎日の報告数が底上げされる形で感染者報告数が増えていく、
それで
感染源の母体が大きくなるにしたがって
再生産される感染者も
巨大になる、
のですけど。
韓国の場合、では。
それまで見つかっていなかったのに、
ある日突然、
リンク（感染経路）が見つかった途端、
それまで
感染者報告、症状報告など出ていなかったセクターから。
ボロボロと感染者が大量に現れて。
山盛りになる、という（笑
いったい、
それだけ大量の感染者が、
検査に引っかからず今までどこにいたのだ、
と
言いたくなる状況です。
感染拡大の勢いだけに注目するなら、
『オーバーシュート』している報告数の推移なんですよ。
それまで
ほとんど感染者の報告が無かった状態から、
集団感染が報告されたとたんに
『オーバーシュート』してしまうほどの
勢いになっている。
という。
不自然極まりない結果。
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もちろん
上記のような感染拡大のモデルについても、
例外は存在して。
たとえば
医者に診察を受けることすら拒む、
外部との接触を極力制限している
閉鎖的な集団の場合。
韓国で
２月に
巨大な集団感染を発生させた汚染源、
となっていた宗教団体。
これが
まさにそういうカルト的性格をもった孤立集団だったのですけど。
そういう
社会から孤立した組織内で集団感染が進行した場合。
手遅れ、と言えるほど
感染者が増えた状態になるまで、
外部からの調査が入らない、
なので、
外部が事実を知った時点で、
数百人単位にまで感染拡大が進んでいた。
と
いうとは有り得ますけどね。
今
韓国で報告されている市中感染では。
商店街とか、
学校とかが舞台になっていて。
閉鎖性とは無縁の場所です。
となると、
理屈に合わないわけで。
そういう
不可解な報告数の推移を見てしまうと。
狂気の文オジサン政権が、
毎日の報告数を
自分たちにとって
都合が良いように
操作しているのではないか。
と
疑惑が出てくるのも
当然でしょう。
韓国のコロナ新規感染者２７９人 ソウルなど首都圏で急増
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は１６日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から２７９人増え、計１万５３１８人になったと発表した。１日当たりの新規感染者数としては３月８日（３６７人）以来の多さとなった。
集団感染が発生したソウル市や京畿道の教会に関連する感染者が急増しているほか、コーヒーチェーン店、学校などさまざまな場所でも同時多発的に感染者が出ている。
新規感染者のうち市中感染が２６７人、海外からの入国者は１２人だった。
市中感染者数は３月８日（３６６人）以来の多さとなり、前日の１５５人から１１２人増加した。政府が感染拡大防止に向けた「社会的距離の確保」のレベルを第２段階から第３段階に引き上げる際の基準のうちの一つである「１日の新規感染者数（市中感染）１００～２００人以上」に該当する規模だ。
地域別では、ソウル市が１４１人、京畿道が９６人でこの２地域だけで２３７人に上る。このほか仁川市が８人、光州市が７人、釜山市が６人、忠清南道が５人など。
この日感染が確認された海外からの入国者１２人はいずれも入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
一方、新たな死者はなく、計３０５人となっている。
中央防疫対策本部は、毎日午前１０時に同０時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
