とりあえず、
先週分までの報告数をまとめてみました。
■８／１６週
１０２０人→６４７人→９１９人→１０７２人
→１１８４人→１０３４人→９８３人
のべ６８５９人／７日（前週比０．８８倍
平均９７９．９人
■８／２３週
７４５人→４９３人→７１７人→９０２人
→８６６人→８７７人→８４５人
のべ５４４５人／７日（前週比０．７９倍
平均７７７．９人
■８／３０週
６００人→４３７人→６３３人→５９６人
→６５９人→５８８人→５９９人
のべ４１１２人／７日（前週比０．７６倍
平均５８７．４人
■９／０６週
４５１人→２９４人→５１３人→５０８人
→７１２人→６４４人→６４８人
のべ３７７０人／７日（前週比０．９２倍
平均５３８．６人
こうして
１週間分をまとめてみると、
先週新たに報告された感染者数が
先々週とさして違いがない点、
再生産率が１倍に近づいているのが、
いっそう
明らかになりますね。
たとえば、
平均値を比べてみれば、
１割も減っていないのが数字から見て取れます。
これは
先々週まで続いていた
緩やかながらも
感染拡大鈍化の傾向が終了し、
拡大に転じた。
と
見なすのが妥当です。
問題は、
その原因。ですが……
・
・
・
原因を探るためには。
行政から公表されている
日々の報告数だけでは、
報告されている感染者がどこから来たのか。
各種属性情報がそぎ落とされてしまっているので、
私の環境では追いかけようがありません（笑
唯一
私でも判る属性として、
都道府県別ごとのデータがありますので。
都道府県別で
１週間前と比較して
昨日の方が
報告数が上回った地域を並べてみると。
北海道 ５人→ ７人
宮城 ５人→ １２人
福島 １人→ ４人
栃木 １人→ １０人
群馬 ８人→ ２４人
埼玉 ２４人→ ３７人
千葉 ３５人→ ４６人
東京１３６人→２２６人
新潟 ０人→ １人
石川 ４人→ ６人
岐阜 １人→ ６人
滋賀 １人→ ３人
大阪 ７４人→ ８３人
兵庫 １３人→ ２０人
鳥取 ０人→ ８人
香川 ０人→ ２人
長崎 ０人→ １人
熊本 ３人→ ４人
宮崎 ０人→ ２人
という具合です。
これ、
１週間前よりも報告数が上回った地域を抜き出し、
一覧に並べてみるのは、
数日前……９月１０日の国内感染状況まとめにも似たような主旨で
地域をあげています。
そのときは、
９月９日分の報告をもとに調べてみたのですが、
前週をうわまわったのは、
６県だけでした。
そこでは、
地域的なつながり、
偏りを見いだすのは、
数字が少なすぎて難しい状態でした。
でも
昨日分の報告を見ると、
今回は、
二大都市圏、
つまり
東の東京圏、
これは宮城から東京を結ぶ周辺地域、
それから
西の大阪圏
ここは岐阜から大阪、石川、兵庫までの広域一体、
このあたりに
とくに集中しているように
地域の偏りが見えます。
なんとなくですが、
政令指定都市が集中している生活圏、
とくに
主要幹線道路、鉄道でつながっている地域で
感染者が増加、感染拡大しているように、
見えるのですよねぇ。
まあ、
これは
本当にざっくりした印象なんですけど。
国内で新たに６４８人感染、都内の感染経路不明は１１１人
国内の新型コロナウイルスの感染者は１２日、２９都道府県と空港検疫で新たに６４８人確認された。死者は東京や大阪、沖縄など８都府県で計１３人だった。
東京都の新規感染者は２２６人で、１日当たりの感染者は２日ぶりに２００人を超えた。このうち５人は都内のライブハウスで行われたパーティーの参加者で、このパーティー関連の感染者は計１１人となった。感染経路が特定できない人は１１１人とほぼ半数。直近１週間の平均陽性率は０・４ポイント上昇して３・７％で、重症患者は前日より１人少ない２３人だった。
鳥取県では１日当たりで過去最多の８人の感染が明らかになった。沖縄県では男女計４人の死亡が確認された。４人のうち２人はクラスター（感染集団）が発生した医療機関で院内感染した可能性があるという。
