このニュース、
日本でも有名な『祭り行事』なので
テレビでも取り上げていましたね。
ただねぇ、
主催者が感染予防のために、
あれこれと手を尽くしているのに。
祭りを見に集まってきた、
祭りとは直接無関係の観客の態度が……
マスクをつけていたとはいえ、
奇声を上げて数人でおおはしゃぎして。
テレビカメラの前で
抱きつくわ、
手を叩くわ、
騒ぎまくるわ、
と
テレビに映っている姿を見せられると……
これじゃあ、
主催者の努力がすべて無駄の泡ですよ。
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これで、
最悪、感染者が出てしまったら。
来年は
祭りの開催そのものを中止にするべき、
とか
言われかねません。
もうちょっとなんとかならんかったのですかねぇ。
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なんだろう、
これは。
政府の伝え方が悪いのかな。
『3密』は標語として
とてもわかりやすくて、
素晴らしい内容なのですけど。
最新の知見ではこれだけは不足しているのが明らかになってきて。
イギリスなどでは、
この三密に追加して
『大声で騒ぐな』『長居するな』の2つを掲げています。
この辺は、
日本も見習うべき、
というか。
そろそろ、
新しい情報を加えて。
これまでの
指針を見直し、
改めて提示するべきではないでしょうか。
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日本の感染予防対策、って。
大きく捉えると
緊急事態宣言を発出した前後で、
『3密』標語を提示した時点で止まってしまった、
とも言えますからねぇ。
その後、
感染予防の指針に関して
ほとんど変更がありませんから。
浅草・三社祭の神輿、トラックに…氏子ら「何とか開催できた」
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期されていた東京・浅草の三社祭が17、18日に行われ、浅草神社の「本社神輿(みこし)」が町へと繰り出した。本来は人が担ぐ神輿をトラックに載せるなど、感染防止の工夫を凝らし、氏子たちは「何とか開催できて来年につながった」と胸をなでおろした。
「必要最小限の祭事にとどめ、伝統をつなぎたい」。18日昼、氏子たちでつくる浅草神社奉賛会の宮本卯之助会長があいさつすると、重さ約1トンの神輿が氏子たちの手で境内からゆっくりと運び出された。
トラックに載せられた神輿は自転車並みのスピードで約2時間かけて地元の44町会を巡った。事前にルートは明かされておらず、沿道の人出はまばら。だが、自宅近くで見守った女性(92)は「形はどうあれ、お祭りができて皆が笑顔になれた」と喜んだ。
三社祭は例年、5月に3日間行われ、神事のほか、町会の神輿約100基が街を練り歩く「町内神輿連合渡御とぎょ」や、氏子たちが本社神輿3基を担ぐ「本社神輿各町渡御」が行われる。沿道は観光客や住民らで埋め尽くされ、初夏の風物詩として親しまれてきた。
しかし、今年はコロナで状況が一変。例年通りに行えば人の密集は避けられず、浅草神社と奉賛会は3月、祭りを10月に延期して対応を協議することにした。
奉賛会によると、江戸時代の文献に神輿を牛車で曳ひいた「移御いぎょ」の例があり、採用することにした。車輪付きの台座に載せて人が運ぶ案も出たが、速度が遅いと見物人らが集まって密になる恐れがあるため、トラックを選択。祭り期間も2日間に短縮した。