今年、
大騒ぎになった
関東一円の農産物、家畜窃盗事件。
その捜査が、
ここへ来て、
大きく進展しています。
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これまで
警察は
ほとんど情報を公開していなかったのに。
逮捕に踏み切った途端、
調べていた証拠類を
国内大手メディアに一斉公開し始めました。
『床下から見つかった大量の肉類』
とか
ネットのSNS上にアップされた、
『豚を丸焼きにしている画像』
とか。
かなりの人数が集まって、
『焼いた肉類を山盛り食べている写真』
とか。
捜査情報をこれだけドシドシ公開している動きからは、
このままケリをつけよう、という
意気込みがうかがえますね。
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ただ、
公表されている情報では、
一連の盗難事件は、
単独グループの犯行ではなくて。
複数の集団が関わっているそうで。
警察は
そのように事件の全体像について
アタリを付けているようなのですが。
それなら、
今捜査が進んでいる、
逮捕されている容疑者たちは、
全体のうちの
どのくらい、なのでしょうか。
半分くらいは、
警察が抑えたのでしょうか。
それとも、
まだまだ氷山の一角で。
大部分は、藪の中、なのか。
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今のところは
『群馬』限定で捜査が進んでいますけど。
この先、
群馬県外にも捜査が広がる可能性だって、あるわけで。
群馬県の他にも
ベトナム人コミュニティと繋がりが深い地域へ
飛び火する可能性を考えると……
今週は
このニュースから目が離せませんねぇ。
豚を解体容疑、ベトナム人4人逮捕 家畜盗難と関連捜査
食用にするため、違法に豚を解体したとして、群馬県警は28日、いずれも同県太田市に住む20~30代のベトナム国籍の技能実習生の男4人を「と畜場法」違反の疑いで逮捕し、発表した。
同法では、都道府県知事への届け出などをせずに、と畜場以外の場所で家畜などを食肉処理したり、処理された家畜などを解体したりすることを禁じている。
県警によると、4人は7月ごろ、住んでいたアパートの一室で食肉にする目的で豚を解体した疑いがある。
北関東では今年に入って家畜の盗難被害が相次いでおり、これまでに群馬県で豚719頭、牛1頭、鶏144羽、埼玉県でヤギ8頭、豚約130頭、鶏80羽、栃木県で牛6頭の被害が明らかになっている。被害総額は推定で3千万円超とされる。
群馬県警は一連の窃盗事件との関連についても調べる。
ベトナム人逮捕「豚インターネットで購入」
群馬県太田市で不法に豚を解体したとして、ベトナム国籍の男4人が逮捕された事件で、男らが「豚をインターネットで購入した」という趣旨の供述をしていることが分かりました。
グエン・バン・ゴック容疑者らベトナム国籍の男4人は、今年7月頃、と畜場の許可がない太田市の自宅アパートで食用として豚1頭を解体した疑いで30日、送検されました。捜査関係者への取材で、男らが「豚をインターネットで購入した」という趣旨の供述をしていることがあらたに分かりました。
「豚は盗まれたものかもしれないと思った」とも話していて、警察は北関東で相次ぐ家畜などの窃盗事件との関係を調べています。