kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

そんなモノなのか ―― 差別指摘は「公正な論評」 作家の竹田氏敗訴

最近、
この手の『スラップ訴訟』というか、
名誉毀損系の慰謝料請求、SNS利用差し止め請求的な訴訟が
増えてきたなぁ……
と気になっているので。
見つけたニュース記事に
ブックマークを付けてみました。



なんというか、
この手のSNS書き込みを対象にした訴訟について。
『罵詈雑言』に近い内容であっても、
なんでもかんでも問題になるわけではなくて。
期間や頻度、
他にも、
活動の範囲とか。
常識の範囲内なら、
まず
問題になることはありませんよねぇ。
ある種の
『ストーカー』みたいな、
執拗な粘着を繰り返したり。
根拠のない暴言だったり……
根拠があればあったで、問題になったりしますけど(笑
そんな簡単に、
名誉毀損とか認められるものでは
ないです。



ただねぇ、
これが『営業妨害』とかになると、
話は別です。
具体的に、
今回の場合を例として説明すれば、
竹田氏側が
今回の書き込みで
それが
大きな騒動に発生して。
そのことが原因で、
騒ぎを嫌った
講演主催側が講演招聘をキャンセルした。
そのため、
講演準備のために用意して、
コレコレだけの活動がすべて無駄になった。
その分の費用が回収できなくなった。
とか。
そういう訴えで。
被害分の賠償請求が通る場合があったります。
まあ、
因果関係を証明するのが
けっこう難しいのですけど。
必要な証拠は
訴える側が用意しなければならないので。
風が吹けば桶屋が儲かる』的な
曖昧な関係性では通用せず。
はっきりと具体的な
関連を示す証拠が必要になりますから。
かなり面倒くさいのですが。
企業の場合だと、
よく使う訴訟手段です……
ブランド価値を毀損されたとかで、
『損害賠償』的な言い回しで。
訴訟に訴えたりするのですけど。
そこで、
最近、
個人でも
この手の暴言系騒動を、
訴訟に訴える場合が
かなり増えてきているので。
そろそろ
損害賠償請求訴訟が
個人でも出てくるんじゃないかなぁ。

それがずっと気になっていて。
訴訟系のニュースをいろいろ流し見していたり。
しているのですが……
そういう話は、
まったく出てこないんですよねぇ。



今回の竹田氏とか
個人事業主ですから。
それなりに金と手間をかければ、
やってやれない事は無い、と思ったりもするのですが。
その手の
訴訟になっていない、
ということは。
そこまでの
大騒ぎじゃなかった、
ってことなのかなぁ。

 

 

 

www.jiji.com

 

差別指摘は「公正な論評」 作家の竹田氏敗訴―東京地裁

 ツイッターで「差別主義者」などと指摘されたのは名誉毀損(きそん)に当たるとして、作家の竹田恒泰氏が紛争史研究家の山崎雅弘氏を相手取り、550万円の賠償などを求めた訴訟の判決が5日、東京地裁であった。前沢達朗裁判長は投稿について「公正な論評で違法性を欠く」と述べ、請求を棄却した。
 判決によると、山崎氏は2019年11月、富山県朝日町教育委員会が、中高生らを対象とした講演会に竹田氏を講師として招くことについて、「問題なのは、公的機関が特定国やその出身者に対する差別やいじめの常習者である竹田氏を登壇させること」などとツイッターに投稿した。
 竹田氏は投稿について「誹謗(ひぼう)中傷で、人格攻撃を繰り返した」と主張。損害賠償と投稿の削除などを求めていた。
 前沢裁判長は、竹田氏が著書で「(中華民族は)民度の低い哀れむべき方々」と記したことや、「韓国は、ゆすりたかりの名人」とツイッターに投稿したことなどに触れ、山崎氏の投稿は人権侵害や差別が広がることを懸念した公益目的があり、「相応の根拠がある」と判断した。
 同日、東京都内で会見した山崎氏は「公正な判断。著名人が公然と特定の民族を差別する今の社会は危険だ」と訴えた。
 竹田氏の代理人弁護士は「依頼人と協議し、今後の対応を決めたい」としている。