いつもの、
韓国政府防疫当局発表の
感染状況報告。
昨日、
韓国国内で新たに確認された感染者は
393人。
そのうちわけは
市中感染者が366人、
海外からの流入組が27人。
という具合です。
さらに
市中感染者のうち
首都圏で確認されたのが247人。
首都圏が市中感染全体に占める割合は
58%でした。
この数字を
1週間前と比べてみますと。
韓国全体で前週比0.86倍(先週458人
市中感染で前週比0.87倍(先週423人
という結果です。
今回は、
首都圏の数字が先週確認できていないので。
首都圏の前週比は出せませんw
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で、
この状況で、
韓国政府防疫当局は、
社会的距離確保レベル、というか
営業自粛要請を緩和するそうで。
相変わらずのチャンレンジャーだねぇ(笑
前回、
社会的距離確保レベルの緩和に踏み切った時は、
その後1週間も経たないうちに、
地方の宗教団体が運営していた学園で集団感染が発生して。
感染拡大に転じそうな状況になっていました。
その失態から、
ざっと1週間以上が経過して。
宗教団体が運営する学園での集団感染が発生する前の
状況に戻った、わけでもなく。
いまだに、
感染拡大の勢いがグズグズくすぶっているなぁ、
と見える状況で。
社会的距離確保レベル、営業自粛要請の緩和を
実施するとか。
私的には、
これは選挙対策じゃないかなぁ。
とか、
そのように見えるのですけど。
社会的距離確保レベル、営業自粛要請の緩和の
具体的な内容を見てみると。
ほとんど形式だけ、としか言いようがない程度の緩和で。
内実がほとんどありません。
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なんというか、
色々と行き詰まっているのですかねぇ(笑
でも、
中途半端に進めると。
感染抑止に失敗して。
社会的距離確保レベル、営業自粛の緩和が
さらに遠のくだけだと思いますが……
韓国の新規コロナ感染者393人 2日連続300人台
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は6日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から393人増え、累計8万524人になったと発表した。市中感染が366人、海外からの入国者の感染が27人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(370人)から23人増えたが、2日連続で300人台にとどまった。
政府は約2カ月にわたり防疫対策「社会的距離の確保」(首都圏で上から2番目の第2.5段階、首都圏以外の地域で第2段階)に加え5人以上の私的な集まりを禁止して感染拡大を抑えてきたが、飲食店、職場、病院、スポーツ施設など日常的な空間での感染が続いている。大規模な人の移動が予想される旧正月連休(今年は11~14日)が感染再拡大の引き金になりかねないとの懸念から、政府は緊張を緩めていない。
新たに確認された市中感染者366人を地域別にみると、ソウル市が142人、京畿道が108人、仁川市が24人で、首都圏が247人を占めた。首都圏以外の地域では大邱市が18人、釜山市が14人、忠清南道が13人、光州市が12人、慶尚南道が10人、大田市が8人、済州道が6人、慶尚北道が4人、蔚山市と忠清北道がそれぞれ2人、江原道、全羅北道、全羅南道がそれぞれ1人だった。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは27人だった。このうち11人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの16人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から5人増えて計1464人となった。韓国国内の平均致死率は1.82%。重篤・重症患者は前日から3人減り、197人となっている。
5日の検査件数は4万6175件で、前の日に比べて2092件多かった。
飲食店営業 首都圏以外で夜10時までに緩和・首都圏は9時まで=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は6日の中央災難(災害)安全対策本部の会議で、新型コロナウイルスの防疫対策と関連し、不特定多数の人が利用する施設の営業時間の制限を調整すると発表した。現在午後9時までに制限されている飲食店などの営業時間について、首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)以外の地域は午後10時までに延長する。首都圏については、感染者全体の7割以上が集中し、依然として感染拡大のリスクが残っていることから、現行の午後9時までの営業制限を維持すると説明した。
丁氏は「防疫措置の緩和が感染再拡大のきっかけになってはならない」と強調。「ワンストライク・アウト制」を取るとし、「誠実に防疫規則を守る施設とそうではない施設を厳格に分離して管理する」と述べた。
緩和の理由については、「長期にわたって正常に営業できない小規模事業者や自営業者の困難がこれ以上耐えられないレベルまできている」と説明した。