いつもの、
韓国政府防疫当局発表の
感染状況報告。
昨日、
韓国国内で新たに確認された感染者は
346人でした。
そのうちわけは
市中感染者が335人、
海外からの流入組が11人。
でした。
さらに
市中感染者のうち
首都圏で確認されたのが240人。
首都圏が市中感染全体に占める割合は
78%でした。
この数字、
1週間前と比べてみますと。
韓国全体で前週比0.97倍(先週355人
市中感染で前週比0.99倍(先週338人
首都圏で前週比0.91倍(先週262人
という結果です。
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なんとか
かろうじて
前週比1倍を切りました、
という結果ですねぇ(苦笑
さて、
この現状に対して。
韓国政府防疫当局、
そして
狂気の文オジサンとそのお仲間達が
どのような対策を打ち出してくるのか。
と
興味津々で注視していたら。
なんと、
『社会的距離確保レベルの簡素化』という
新機軸?を発表しました。
これまで
5段階だったものを4段階に整理する、とかで。
なぜ今それを打ち出すのか、
当初
3段階だった基準を
5段階に引き上げたのに、
4段階にする、という。
ちょっと意味不明、な行動にでました(笑
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いちおう
発表された内容は草案段階で、
まだ本決まりではないのですけど。
ざっと
内容を見てみますと。
大きな違いは、
これまで
韓国政府が一括して規制していた部分を、
新たな仕組みでは
社会的距離確保レベル4段階のうちの
第3段階までは
自治体が各自に規制を設けることが出来るよう
権限を委譲する、というか新たに設定する
そうで。
これ、
日本の
『蔓延(まんえん)防止等重点措置法』の内容に
そっくりです(笑
なんかもう、
アーアーアーアー……と呆れるしかない対応ですねぇ(白目
韓国の新規コロナ感染者346人 3日ぶり400人下回る
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は8日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から346人増え、累計9万2817人になったと発表した。市中感染が335人、海外からの入国者の感染が11人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(416人)から70人減り、5日(398人)以来、3日ぶりに300人台に低下した。週末に検査件数が大きく減ったことが影響したとみられる。
1日当たりの新規感染者数は半月以上300~400人台で推移し、下げ止まりの傾向が続いている。療養型病院や不特定多数が利用する施設のほか、小規模な集まりなどでも大小の感染が起きている。
新たに確認された市中感染者を地域別にみると、ソウル市が97人、京畿道が128人、仁川市が15人で、首都圏が240人と全体の約71.6%を占めた。
首都圏以外の地域では忠清北道が20人、光州市と忠清南道がそれぞれ14人、釜山市が12人、江原道が10人、大邱市と全羅南道がそれぞれ6人、全羅北道が4人、蔚山市と済州道がそれぞれ3人、慶尚北道が2人、世宗市が1人だった。
ソウル市広津区でワンルームマンションに集まった知人間で累計13人の陽性が判明した。また、京畿道東豆川市の保育施設で10人の感染が確認された。忠清北道の清州市と鎮川郡ではそれぞれ家族間の感染が報告された。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは11人で、このうち5人は空港や港湾での検疫で判明した。残りの6人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から8人増えて計1642人となった。韓国国内の平均致死率は1.77%。重篤・重症患者は前日から6人減り、128人となっている。
日曜日だった7日の検査件数は1万8683件だった。前日より2500件、先週金曜日に比べると1万4249件、それぞれ少なかった。
韓国、「社会的距離」4段階に簡素化へ…現在なら8人まで集合可能
韓国政府が5日、新しい「社会的距離」改編案の草案を公開した。5段階に分かれていた社会的距離段階は4段階に簡素化される。大衆利用施設は危険度により1-3グループに分類され、段階別に差別的な防疫守則が適用される。今まで広範囲に適用された集合禁止や運営制限措置を最小化し、自律と責任を基盤とする防疫管理体系を確立するというのが骨子だ。ただ、改編案は直ちに施行されるのではない。防疫当局はこの日の公聴会や今後の世論調査で追加の意見を取り入れた後、3月末ごろ最終案を確定する予定だ。
◆社会的距離、5段階から4段階に簡素化
改編案によると、社会的距離は従来の5段階(1→1.5→2→2.5→3段階)から4段階(1→2→3→4)に変更される。昨年6月に3段階の社会的距離体系が初めて設定された後、同年11月に5段階に細分されたが、これがまた簡素化されたのだ。0.5段階が意味するメッセージが不明瞭で複雑だという指摘が反映された。地方自治体の権限も強まり、1-3段階までは自主的に段階を調整できる。
各段階を分ける基準は週間一日平均新規感染者数となる。第1段階は、人口10万人あたり0.7人未満(週間一日平均)の場合に該当する。全国基準では平均一日新規感染者数が363人未満、首都圏人口基準では181人未満の場合だ。第1段階では基本的な防疫守則を遵守したうえで、飲食店はテーブル間距離を1メートル以上離さなければならない。300人以上の集会を開く場合、自治体に事前申告する必要がある。◆現状況は第2段階に該当…8人まで集合可能
本格的に防疫守則が強化されるのは、地域流行段階を意味する第2段階からだ。人口10万人あたり新規感染者数が0.7人以上(週間一日平均または5日以上)の場合に該当する。全国的には363人以上、首都圏は181人以上の感染者が出る場合だ。新しい改編案を現状況に適用すれば第2段階に該当する。最近の週間(2月27日-3月5日)一日平均感染者数が全国371.9人、首都圏295.4人であるからだ。現在も「第2段階」基準が適用されているが、内容は異なる。現在施行されている5人以上の私的な集合禁止措置は「9人以上」に緩和される。改編案が適用されれば8人まで集合できるということだ。また、午後10時までに制限されている飲食店、室内体育施設の営業制限もなくなる。
圏域流行段階の第3段階は、人口10万人あたりの新規感染者が1.5人以上(週間一日平均または5日以上)、または圏域内の新型コロナ指定集中治療室が70%以上埋まる場合に該当する。全国基準778人以上、首都圏基準389人以上の新規感染者数が発生する場合だ。この段階になれば5人以上の私的な集合が禁止となる。また午後9時以降の外出自制が要求され、50人以上が集まる行事や集会も禁止される。
最後の第4段階は大流行段階で、大々的な外出禁止措置が施行される。基準は人口10万人あたり3人以上(週間平均または5日以上)の感染者が発生したり、全国新型コロナ指定集中治療室が70%以上埋まる場合だ。全国基準で1556人以上、首都圏基準で778人以上の感染者が出れば適用される。第3段階と同じく5人以上の私的な集合を禁止する。ただ、午後6時以降は3人以上の私的な集合禁止に防疫守則が強化される。家族または職場の業務を除いた私的な集合を避けるという趣旨だ。また「1人デモ」を除いた集会と行事も禁止される。◆大衆利用施設を3グループに分類…集合禁止を最小化
改編案では大衆利用施設の分類も変わる。危険度により1-3グループに分かれるが、▼第1グループには遊興施設・ホールダムパブ(お酒を飲みながらカードゲームを楽しむ店)・舞踏場・訪問販売・直接販売広報館▼第2グループにはカラオケ・食堂・カフェ・入浴業場・室内体育施設・ネットカフェ・宗教施設・カジノ▼第3グループには映画館・公演会場・学習塾・結婚式場・葬儀場・理美容業・ゲームセンター・マルチルーム・読書室・スタディーカフェ・遊園地・ウォーターパーク・大型流通施設(300平方メートル以上)が含まれる。
ただ、以前とは違い、大衆利用施設の営業を中断する集合禁止措置は最小化されるとみられる。第1波、第2波当時、大衆利用施設で大規模な集団感染が発生したのとは違い、第3波からは接触による小規模な感染が発生しているからだ。運営制限・集合禁止措置の長期化で自営業者の経済的困難が深刻になっている点、類似業種間の公平性問題が出ている点も反映された。
したがって第1段階では運営時間制限や集合禁止措置なく、1メートル以上の距離や施設面積6平方メートルあたり1人など利用人員縮小だけが適用される。第2段階からは利用人員が8平方メートルあたり1人に制限される。第3段階に格上げされれば、第1・2グループの21時営業制限が始まるが、この場合にも集合禁止措置は適用されない。ただ、大流行段階の第4段階になれば第1・2・3グループのすべてに21時営業制限が適用され、クラブ、出会い居酒屋などに集合禁止措置が施行される。
中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は「第4段階の(午後6時以降)3人以上の私的集合禁止措置があまりにも厳しいとか、第2段階で感染抑制力が弱く午後11時以降の運営制限を追加すべきという声が出ている」とし「今後1、2週間は追加で意見を集め、3月末ごろ改編案を確定する計画」と説明した。また「実際の適用時期については(改編案基準で)首都圏をはじめとするすべての地域が第1段階に緩和してこそ転換できるとみている」と伝えた。