いつもの、
韓国政府防疫当局発表の
感染状況報告。
昨日、
韓国国内で新たに確認された感染者は
１６２９人。
そのうちわけは
市中感染者が１５７３人、
さらに
海外からの流入組が５６人。
という具合です。
さらに
市中感染者のうち
首都圏で確認されたのが９９１人。
首都圏が市中感染全体に占める割合は
６３％でした。
この数字を
１週間前と比べてみますと。
韓国全体で前週比１．１２倍（先週１４５５人
市中感染で前週比１．１２倍（先週１４０４人
という結果です。
そして、
首都圏の感染者報告数は
先週の
集計が見つけられなかったので
今回は無しです。
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うーむ、
先週と比べると
感染拡大の勢いが衰えてきている、
というか
鈍化しているのは
間違いないのですよ。
ただ、
感染抑止には転じていません。
まだまだ拡大継続中、
というか。
先週と今週前半の
感染者報告数が
飛び跳ね過ぎていて。
今週後半に入って
爆発的な勢いが無くなったものの、
そのまま
『高止まり』と言えるような
拡大停滞期に入ったのか、
と考えてみると……
そこまでは至らず
緩やかに感染拡大継続中。
と
評価するべきなのかなコレは。
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そこで
気になるのが
この先
感染拡大の勢いが徐々に衰えて
抑止に転じるのか。
それとも
このままダラダラと拡大が続いていくのか。
どちらになるのか、
という
この先の見通しですけども。
私的には、
ダラダラ感染拡大が続いていく、
と見ています。
その根拠としては、
依然として
前週比で１割増し。という拡大幅が続いている事。
爆発的な勢いはなくなったものの
まだまだ
底堅いんですよね。
それと同時に
感染者報告数が
首都圏一極集中から、
地方分散型へと
徐々にシフトしている点です。
これ
一見すると
首都圏で感染の抑え込みが進んで、
地方での感染が目立つようになった、と。
そのようにも見えてしまうのですが、
実際の数字を詳しく見ていくと、
先週と今週で
過去最多記録を更新した
飛び跳ねた部分がそげ落ちた代わりに、
全体に満遍なく
感染者報告が出てくるようになった、
と。
そのような
数字の動きになっています。
これは
市中感染の蔓延がさらに進んだ、
と結果でしょう。
そうなると、
局地的に一部分だけ防疫措置を強化するような
今の
韓国政府防疫当局が打ち出している対策では
抑え込むのは難しい、と思うんですよねぇ……
韓国の新規コロナ感染者１６２９人 １８日連続で１千人超
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は２４日、この日午前０時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前０時の時点から１６２９人増え、累計１８万７３６２人になったと発表した。新規感染者数は前日（１６３０人）より１人減ったが、１８日連続で１０００人を超えた。市中感染が１５７３人、海外からの入国者の感染が５６人だった。
ソウル・江西区保健所に設置された新型コロナウイルスの検査所＝２２日、ソウル（聯合ニュース）
政府は２５日まで適用予定だった首都圏の感染防止策「社会的距離の確保」の最高レベル（第４段階）を８月８日まで延長したのに続き、２５日には首都圏以外の地域の防疫強化対策を決める。
新たに確認された市中感染者１５７３人を地域別にみると、ソウル市が４６２人、京畿道が４４８人、仁川市が８１人で、首都圏が計９９１人と全体の６３．０％を占めた。
首都圏以外の地域では、釜山市が１１４人、慶尚南道が１１１人、大田市が６８人、大邱市が５２人、江原道が４６人、全羅北道が４１人、忠清南道が３４人、忠清北道が２９人、全羅南道と慶尚北道がそれぞれ２０人、蔚山市が１８人、済州道が１４人、光州市が９人、世宗市が６人の計５８２人だった。全体の３７．０％で、７日連続で３０％を上回った。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは５６人で、このうち１９人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの３７人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から２人増えて計２０６８人となった。韓国国内の平均致死率は１．１０％。重篤・重症患者は前日より２７人多い２５４人となっている。
２３日の検査件数は４万２２２０件で、前の日より２１６７件少なかった。
