ついこの前
『硫酸』を使った事件が起きて。
その
容疑者が捕まって、
これで一安心。
とか思っていたら、
今度はまた、
ちょっと理解に苦しむ事件が起きましたよ……
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ノコリギを振り回して
警官に突進したため
射殺されてしまう、って。
そんな事件は
これまで聞いた事がありません。
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これ、
ニュースとして
公開されている情報では
凶器の説明が『ノコギリ』だけなので、
どうしても
日曜大工に使用されるペコペコの道具を想像してしまって。
拳銃の発砲が必要になるほどの
殺傷能力を感じられません。
でも、
園芸などで広く一般に使用されている、
伐採用のノコギリだと。
歯金が鋼鉄製で厚みがあって。
ガッチリ固いので、
『ノコギリ』というよりは
『鉈』に近いんですよねぇ……
あと、
ノコギリの歯は
おろし金構造になっているので。
アレで切りつけられると、
皮下の肉ごと持って行かれるので
出血が
容易に止まりませんし。
即死の脅威はないものの、
かなり危険な部類です。
この辺りについて
メディアは
警察発表を鵜呑みして
そのままニュースにするのではなくて。
今回の場合、
拳銃発砲の正当性が問題視される事態なのですから
当然、
犯人が使用していた『凶器』の内容が
拳銃仕様の正当性を判断する上で
重要な手がかりになるわけで。
そこは、
きっちりと掘り下げて取材した上で
ニュース化するべきだと。
それが
メディア、マスコミの役割だと
思うのですけどねぇ……
実際の作業についても
それほど難しい事はないはずですし。
警察発表について、
内容の事実確認をすればいいだけですから。
今回の場合、
『ノコギリ』の具体的な形状、性質、種類など。
警察が凶器を押収しているはずなので。
可能であれば
写真を見せて貰って。
それらの情報を的確に伝える
ニュースに起こせば良いだけですから……
それほどの
手間はかからない、と思うのですけどねぇ……
「隣家うるさい」の通報で駆け付けると、男がノコギリ振り回す…警官が発砲し死亡
２８日午後６時４０分頃、千葉県匝瑳市吉崎で「隣家の米の乾燥機がうるさい」と１１０番があった。匝瑳署員２人が現場で事情を聞いていると、通報したとみられる７０歳代くらいの男が現れ、のこぎり（刃渡り約３０センチ）を振り回した。制止を聞かなかったため、５０歳代の男性巡査長が発砲し、男は死亡した。
発表によると、署員２人が同日午後８時頃、乾燥機のある民家の土間で事情を聞いていたところ、物音がしたので外を確認した。すると、植え込みに男がおり、男は徐々に近づきながら、持っていたのこぎりを振り回し始めた。
男性巡査長は警告後、上空に威嚇射撃をしたが、それでも男が巡査長の頭部付近にのこぎりを振り回してきたため、男に発砲したという。
弾丸は約２メートルの距離で男の胸に命中。同署は公務執行妨害の現行犯で男を逮捕したが、男は約３時間半後に搬送先の病院で死亡した。
同署は銃刀法違反と殺人未遂の容疑でも調べる。同署の高谷義則次長は発砲について、「現時点では適正であると考えている」と話した。
現場はＪＲ八日市場駅から南東に約５キロ。
