何かにつれ、
メディアが
小まめにニュースとして取り上げている、
福島第一原子力発電所跡地の廃炉事業ですけど。
つい先日も、
処理水を貯水していた大型タンクの解体が始まった、
と報じられていたので。
関連するニュース記事にブックマークを付けてみました。
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全体で
ざっと1000基ある貯水タンク。
今回は
そのうちの21基を解体するそうでして。
なんでも、
去年8月24日から
タンクに貯水していた処理水を
基準を下回る濃度に薄めたうえで海への放出を始めたので。
少しずつ
貯水量が減ってきて。
カラのタンクが出てきたそうな。
それで、
今回、
来年1月に21基の解体に着手するのが決定されたそうで。
26年3月まで、
ざっと1年以上の時間をかけて順次解体する予定なのだそうな。
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って、
タンク21基を解体するのに1年以上かかるのかぁ。
ざっくり14~15か月くらい?
仮に
貯水タンク20基を解体するのに14ヶ月として。
残りの貯水タンク980基を同じペースで解体するとしたら、
ざっと686ヶ月……
1年=12ヶ月なので、
えーと、
57年強というか57年と2ヶ月弱。
貯水タンク全基を解体するのに、
半世紀以上かかる計算になりますね(吃驚
これは、
なんというか、
多分、
今回の貯水タンク解体作業は
廃炉作業の合間を縫っての片手間作業……だから、
時間が掛かっていて。
マンパワーをバンバン投入して
万全の態勢で挑めば、
もっと早く終わるハズ……だと思いたいけど。どうなんだろ?
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最近、
チョロチョロひっそりと公表されている情報を見ていると。
なんかもう、
福島第一原子力発電所の廃炉作業って、
向こう100年くらいかかりそうな。
そんな印象が強くなってきたんですけど。
マジで、
どうなっているんでしょう?
そろそろ
現状の進捗状況から、
再度スケジュールを
きちんと策定しなおして。
現実的、具体的な廃炉計画を
東京電力と日本政府と福島県と、
三者交えて、
協議して。
国民にもれなく公表するべき、
というか。
しなければアカンと愚考しますけど。
メディアは、
なんで
この話題を取り上げないのでしょうかね。
だって、
1000基ある貯水タンクのうち約20基を解体するのに
1年間程度の作業時間を要する。
というのなら、
残り980基の貯水タンクを解体するのに
どれだけの時間が掛かるのですか?
って突っ込み入れたくなるでしょ!?
この説明聞いて
そうなりませんかね!?
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処理水の放出ペースを上げれば、
タンクが空になるのが前倒しになって。
作業時間が大幅に短縮されます。
とかね、
タンクの形状、大きさはそれぞれ異なるので、
初回作業分は時間が掛かるが、
次回以降の作業では
作業時間を大幅に短縮できる、
とかね。
何かしらの説明、解説があるのなら。すべて詳しく知りたいですし。
そういう話、
説明とか解説とか出ないの?
この件は
このままスルーされるのかな?
空になった処理水貯蔵タンク21基、来年1月から解体…福島第一原発の廃炉作業の邪魔に
東京電力は、福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出で空になったタンクの解体を、来年1月にも始めることを決めた。空いた敷地には、原子炉内から今後取り出す核燃料(デブリ)の保管などに使う施設の建設を検討している。28日には通算7回目となる処理水の海洋放出を始めた。
原発敷地内には処理水などを貯蔵するタンクが約1000基あり、廃炉作業の障壁になってきた。東電は空になる21基を来年1月から26年3月にかけて解体したい考えで、今後、原子力規制委員会に実施計画を申請する。解体で約2400平方メートルを確保できる。
一方、今回の海洋放出は7月16日に完了する見通しで、放出量はこれまでと同じ約7800トンを見込む。