バイデン大統領が
高齢を主とした健康問題、不安を抱えているのは、
以前から
周知されている事実なのですけど。
でもねぇ、
ここまでハッキリと衰えが見えたのは全くもって想定外、
というか。
今回ニュースに取り上げられるほど大騒ぎになっている
テレビ討論会のような状態は、
ほとんどの人にとって
予想出来ていなかったと思います。
私は、
まったく想定していませんでしたよ(驚驚愕
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テレビ討論会って、
アメリカ大統領選挙での選挙戦恒例の山場の一つで。
絶対に失敗できない場面なのに。
メディアでは、
『戸惑った』とか『言葉に詰まった』とか
マイルドな表現を用いていますが。
ネット上に流れている
実際の映像を見てみると……
心神喪失状態というか。
一瞬、
意識が呆けていて、
ハッと戻ってきて。
直前に何が起きたのか理解できずに言葉が出てこない、
会話についていけないという場面とか。
話そうとして、
すぐに言葉が出てこなくて困惑しているのか、
話そうとした直後に話すべき言葉(単語)を忘れてしまって、
戸惑っているのか、
そんな風に見える場面とか。
ネット上に流れているのは『切り抜き』なので、
全体の中で
どの程度の頻度だったのかは把握できませんけど。
ともかく、
パッと見の印象で
『痴ほう』とは行かないけど、
中~重度の物忘れ……
いやぁ、
やっぱり『痴ほう』判定になるかなぁ。
もしくは、
何かしら脳梗塞の後遺症など、
脳にダメージを受けるような重病の後遺症を抱えている、
とか。
何年か前に
犬の散歩に出ようとして転倒した、とか。
そういう事故があったので、
そういう
運動機能障害っぽい症状があった点も考慮すると。
おそらくは
脳の機能障害を何かしら抱えていて。
それが
少しずつ悪化しているのではないか。と、
そういう風に見えます。
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これは、
高齢の父親、母親を毎日介護している私が体験した
経験からの視点なんですけど。
表情とか動作とか、
間の取り方というか態度が、
すごく似ていている部分があるんですよ。
ちなみに、
私の両親は
要介護3とか4とか、支援ではなくて介護判定でして。
健康状態としては、
運動機能に問題が出ていて自立が困難、という
かなりヤバい状態です。
それに近い印象ってのは、マジでヤバいですね(汗
これまで
ギリギリかろうじて健康状態を保っていたところが、
何かの切欠で一部が崩れて。
一気に閾値を超えてしまった、って状況かなぁ。
その後すぐに、
党大会で演説していますので。
テレビ討論会での問題は、
たまたま健康状態が極度に悪化した、という解釈ができますけどね。
NYタイムズ、バイデン氏に大統領選からの撤退を促す 討論会での「衰え」ぶりを受け
【アトランタ=大内清】11月の米大統領選に向けた1回目の候補者討論会から一夜明けた28日、リベラル系の米有力紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は社説で、民主党のバイデン大統領(81)は再選を諦めて選挙戦から撤退し、共和党のトランプ前大統領(78)に勝利できる候補者を改めて擁立するべきだと主張した。
高齢なバイデン氏の「衰え」が目立ち、討論会でも精彩を欠いたことが理由。民主党寄りの報道姿勢で知られる同紙が、バイデン氏の候補者としての適格性を否定したことで、正式に候補者指名が行われる8月の同党全国大会に向けて党内の「バイデン降ろし」が加速する可能性がある。
社説は、バイデン氏が討論会で自身の実績や2期目の政策をアピールしたり、トランプ氏の虚偽を含む挑発的な発言や過去の失政を追及したりすることができず、力の衰えをさらけ出したと指摘。民主主義の諸原則をないがしろにするトランプ氏の返り咲きを阻止するため、「バイデン氏が今できる最大の公的貢献は再選に向けた選挙戦から撤退すると発表することだ」と訴えた。
討論会でバイデン氏は言葉に詰まったり戸惑ったような表情を見せたりする場面が目立ち、主催のCNNテレビが放映後に行った視聴者対象の調査では、同氏への評価が急落していた。
精彩欠いたバイデン氏、NYタイムズが「強力な人物必要」と撤退促す…トランプ氏「年齢ではなく能力の問題」
【ワシントン=池田慶太、淵上隆悠】米民主党のジョー・バイデン大統領(81)は28日、11月の大統領選から撤退しない考えを表明した。前日に行われた共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)との第1回大統領選テレビ討論会では、精彩を欠いたことから高齢への不安が広がった。民主党内で今後、候補差し替えの圧力が強まるかが注目される。
バイデン氏は討論会から一夜明け、ノースカロライナ州で選挙集会に参加し、「自分が若くないことは分かっている。以前ほど楽に歩けない。以前ほど滑らかに話せない。以前ほどうまく討論できない」と率直に認めた。
その上で「心の底からこの仕事をやり遂げられると信じていなければ、再び出馬はしない」と述べた。「打ちのめされても立ち上がる」と語り、選挙戦を戦い抜く決意を強調した。
バイデン氏は討論会で数秒間、言葉に詰まるなど不安定な言動が注目を浴び、民主党の一部では候補として疑問視する声が出始めている。2020年の大統領選でバイデン氏を支持した有力紙ニューヨーク・タイムズは28日の社説で、「米国は共和党候補に対抗できる、より強力な人物を必要としている」としてバイデン氏に撤退を促した。
これに対し、元大統領のクリントン氏やオバマ氏がバイデン氏支持を改めて表明するなど沈静化を図る動きも活発になっている。
一方のトランプ氏は28日、バージニア州で開いた集会で、前夜のバイデン氏との討論会について「我々の国を破壊しようとしている男に対し、大きな勝利を収めた」と強調した。民主党内には他に有力な候補がいないとして、候補差し替えが「起きるとは思えない」と否定的な見方を示した。
バイデン氏の高齢不安に関し、3歳下のトランプ氏は「年齢ではなく能力の問題だ」と指摘した。