いやぁ、
もう4日前になるんですね。
この話題。
今回は
『皆既月食』……
日食ではなくて月食。
ということで、
『赤い月』が見られるのだとか。
さらに、
皆既月食と同時に
天王星食も観察できる、ということで。
前回、
日本で皆既食と惑星食が同時に見られたのは、
現在の計算によるといまから442年前、
だそうな。
織田信長が活躍した安土桃山時代の天正8年6月15日に、
皆既食と土星食が同時に見られた、
という記録になるらしいです。
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でまあ、
私も
そんなに珍しい出来事なら、
写真に撮っておくか。
と、
デジカメで撮影しようとしたのですが……
ダメでした(苦笑
いやもう、
何枚か撮影したのですが。
空が真っ黒、
データに月が映りません。
データを見たら
真っ黒けですよ。
画像加工ツールを使って
アレコレ
イジってみても。
月の姿が出てきません。
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当日の夜、
肉眼では
赤黒い月が、
夜空にボンヤリと確認出来たのですけど。
デジカメで
撮影しようとすると、
光が弱すぎて認識してくれないのです。
AI機能を外して
マニュアルで露光とか距離設定とか
アレコレ調整して。
いろいろな条件でたくさん撮影してみたのですが……
中身を確認したら
全滅でした(泣
今夜、皆既月食チャンス!
2022年11月8日(火)夜、日本全国で皆既月食観測のチャンスがあります。
皆既月食は、太陽と月の間に地球があり、月が地球の影に完全に隠されることによって起こる現象。ニュースなどでも話題になりますが、意外と「日食」と勘違いしている人も少なくないようです。
似ているようで結構違う2つの天体ショーを比べてみましょう。地球・太陽・月の位置による違い
日食も月食も太陽、地球、月の3つの天体の位置関係が重要となります。
太陽と地球の間に月が入り、太陽、月、地球の順に並んだ時に起こるのが日食です。
地球から見た太陽は、月によって部分的または全て隠されてしまいます。
一方、太陽と月の間に地球が入り、太陽、地球、月という順番になると月食がおこります。
太陽の光を受けてできた地球の影に、月がすっぽりと入ることで月が欠けたように見えるのです。意外にも月食の方が貴重
上の図は、日食と月食が起こる可能性がある範囲を表したものです。月食が起こるエリアのほうが小さいことわかります。
地球全体で起こる日食と月食の回数を比較(2021年5月19日時点)すると、2050年までに日食は74回起きるのに対し、月食は49回(半影月食は除く)。月食の方が少ないのです。 しかし、月食よりも日食の方が珍しいように思っている方も多いのではないでしょうか?
そこには観測できるエリアの広さが関係しているようです。月食は観測できるエリアが広い!
日食は、地球よりも小さな月の影になった部分でしか観測できないために、観測できるエリアはかなり限定的となります。
しかし、月食は月が昇っているエリアであればどこでも観測することが可能です。
日食より頻度は少ないものの、観測がしやすいことから月食のほうが多いと思ってしまうようです。約86分間にわたって皆既食が続く
日本での部分月食の開始は18時09分頃、皆既月食の開始は19時16分頃と観測しやすい時間帯です。さらに今回は月が地球の影の中心近くを通るため皆既食の時間は比較的長く、約86分間にわたって皆既食が続きます。
貴重な天体ショーをぜひお見逃しなく!
夜は非常に冷え込みますので、寒さ対策をしっかり行った上で観測してください。