いやぁ、
出ましたねぇコレ。
『捜査』するには捜査令状が必要で。
捜査令状は
裁判所に出してもらうもの。
出してもらうためには、
『犯罪の立件見込み』がある程度の確度で存在している、
そういう評価で、
『捜査する必要あり』と
裁判所に認めさせるに足りるだけの、
情報=証拠、これは証言やら物証やらになるわけですけど。
そういう物が必要になります。
検察=東京地検特捜部が、
強制捜査実施を決断した、
ということは。
つまり、
上記に書いた、
『犯罪立件の見込み』を確信させるだけの、
『証言や物証』が集まった。
という
状況を意味します。
それは、
さらに踏み込んで言えば。
今、
大騒ぎしている、
自民党内の、
『政治資金パーティー収入の裏金化』において、
何かしらの
犯罪事実が存在した。
と、
検察はそのように判断した、
と言えます。
・
・
・
これは、
久々の大型案件になるかも。
いや、
なりますね確実に。
『モリカケ』『サクラ』なんか
比べ物にならない程
大きな疑獄というか、
『事件』になりそうですよ。
安倍派を強制捜査へ、収支報告書への不記載総額10億円超か…宮沢博行氏「派閥から指示あった」
自民党の「清和政策研究会」(安倍派)による政治資金パーティー収入の裏金化疑惑で、東京地検特捜部は安倍派側について、政治資金規正法違反(不記載、虚偽記入)容疑で強制捜査に乗り出す方針を固めた。同派がパーティー収入の一部のキックバック(還流)や政治資金収支報告書に記載しない処理を組織的に行っていた疑いが強く、特捜部は、実態解明のためには強制捜査が必要と判断。14日の閣僚交代など政治日程も踏まえて着手するとみられる。
特捜部は今月に入り、全国から応援検事を集めて50人規模の捜査態勢を整えた。これまでに還流を受けた議員側の秘書らから事情聴取を進め、今後は各議員からも事情を聞くとみられる。
関係者によると、同派が裏金化した疑いのある還流分は直近5年間で計5億円規模に、派閥側の収支報告書への不記載額は総額10億円超となる可能性がある。議員側も派閥幹部を含め数十人が還流分を裏金化した疑いがあり、その額が1000万円を超えるのは10人以上いるという。
同派ではノルマ超過分を含めたパーティー収入の金額や還流先の議員の氏名、金額などの記録を作成。還流分は現金で議員側に渡し、収支報告書に記載しないよう求めるなど、裏金化が組織的、継続的に行われていた疑いがある。
疑惑を巡っては13日、宮沢博行防衛副大臣(48)(比例東海)が国会内で記者団の取材に応じ、同派から2020~22年に計140万円の還流を受けていたことを認め、「派閥から収支報告書に記載しなくてよいと指示があった」と説明。宮沢氏は「大丈夫かと思ったが、これで長年やっているなら適法かと推測せざるを得なかった」と釈明した。 また、池田佳隆衆院議員(57)(比例東海)が代表を務める資金管理団体「池田 黎明(れいめい)会」が20~22年、同派から受けた寄付計約3200万円の記載が漏れていたとして政治資金収支報告書を訂正したことが判明した。訂正報告書に計上した寄付は還流したパーティー券販売のノルマ超過分とみられる。
安倍派の4閣僚、萩生田・高木・世耕氏が辞表提出…岸田首相が新体制発足へ
自民党安倍派による政治資金パーティー収入の裏金化疑惑を受け、同派の松野博一官房長官と西村康稔経済産業相と鈴木淳司総務相、宮下一郎農相の4閣僚、自民の萩生田光一政調会長と高木毅国会対策委員長、世耕弘成参院幹事長が14日、辞表を提出した。
岸田首相は松野氏の後任として、岸田派の林芳正・前外相(62)を起用するなどの人事を内定しており、14日夕の皇居での認証式を経て、新体制を発足させる。
林氏は14日午前、東京都内で、「大変困難な状況の中で、持てる力をしっかり発揮するように、誠心誠意努力していきたい」と記者団に語った。
松野氏は記者会見で、「政治資金について様々な指摘がなされ、政治に対する信頼が揺らいでいる。国政に遅滞を生じさせないよう、首相に辞表を提出した」と述べた。
首相は新たな経産相に無派閥の斎藤健・前法相(64)、総務相に麻生派の松本剛明・前総務相(64)、農相に森山派の坂本哲志・元地方創生相(73)を充てる考えだ。
萩生田氏は首相に辞表を出した後、首相官邸で「パーティーの会計処理を巡り、国民に疑念を抱かせ、政治不信を招くことになった責任を感じている」と記者団に語った。首相は2024年度予算案を決定する22日にも辞表を受理する意向で、萩生田氏には「次の政調会長を決めるまでの間、仕事を進めてほしい」と求めた。
高木氏は茂木幹事長、世耕氏は関口昌一参院議員会長にそれぞれ辞表を出した。
また、安倍派の上野通子首相補佐官と佐藤啓財務政務官、和田義明防衛相補佐官も辞表を出した。