今年は、
正月に能登で大地震が発生して。
その後
千葉でも地震が発生して。
つい
この間は青森でも地震が発生していて。
次は、
九州とか中国地方、山陽山陰のどこかあたりかなぁ。
などと
素人なりに予想を立てて警戒していたら。
予想よりも
もっともっと南西の、
台湾でした。
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マグニチュード7超えとか。
大震災です。
3日に発生して
今のところ、
死者10人と報告が上がっていますけど。
震災直後の
混乱していてロクな被害確認ができていない状況でこの数字です。
これ、
下手したら100人超えていくかも……(涙
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現地時間で
昨日の午前8時前、
日本時間だと午前7時前の6時58分に発生したそうで。
その後も、
何度か大きな余震が続いていて。
それで、
今日あたりから
日本メディアでも
現地入りした映像がかなりの数出回り始めたのですが……
なんというか、
酷いところだと
地面がグネグネ波打っているというか。
上下にズレてしまって段差になっていたり。
崖から激しい落石が直撃したり。
いかにも
断層がズレました。って大変な状況になっています。
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とくに
台湾の建築物というか雑居ビルは、
だいたい1階部分が開放的なテナントになっていて。
集客目的で外からの見通しをよくして壁などの間仕切りを減らす
構造を採用している物が多いそうで。
こういう建物の1階部分が過重に耐えられず
潰れたりして。
倒壊してしまったものが多いそうな。
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専門家の分析だと、
日本の能登で
今年の正月に発生した大地震の
発生メカニズムと内容的に似ている部分が多い、
という見解も出ていて。
なんというか、
一日本人として
いたたまれない気持ちでいっぱいで
ニュースを見るのがとてもツラいです(´;ω;`)
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日本政府と自治体から救助隊出してくれ。
台中市で崖が崩落しバス直撃、11人がトンネル内で救助待つ…台湾全土で4人死亡・57人負傷
2024/04/03 13:17【台北=園田将嗣】台湾の中央気象局によると、3日午前7時58分(日本時間午前8時58分)頃、台湾東部・花蓮県沖を震源とする地震があり、同県で震度6強を観測した。複数の建物倒壊などの被害が出ており、最大都市・台北市でも震度5弱が観測された。当局によれば台湾全土で4人が死亡し、57人が負傷した。被害はさらに広がる可能性がある。
台湾当局によれば、震源の深さは15・5キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7・2と推定される。台湾の中央通信社によると、中央気象局の担当者は、1999年9月に台湾中部を中心に2400人以上の死者を出した台湾大地震(M7・7)に次ぐマグニチュードだと説明した。日本の気象庁は、今回の地震について、震源の深さは23キロ、マグニチュードは7・7と推定されるとした。
地震は台湾各地で広範囲に観測され、当局は、花蓮県などでの建物倒壊が26件に及んだとした。大手テレビ局TVBSは発生直後の花蓮県内の映像として、通り沿いの複数の建物が大きく傾き、1階部分が潰れている様子を報じた。花蓮県と北東部・宜蘭県を結ぶ道路が崩落しているほか、山肌が崩れ、複数箇所の土砂が同時に崩落する様子も伝えられた。
台湾紙・聯合報(電子版)によると、中部・台中市でも道路脇の崖で崩落が起こり、バスや一般車両を直撃した。女性(45)が負傷したほか、11人がトンネル内で救助を待っているという。
米海洋大気局(NOAA)によると、台湾東部沿岸の各地では21センチから1メートルの高さの津波が観測された。
台湾当局は中央災害対応センターを設置し、被害状況の収集などを行っている。 蔡英文ツァイインウェン 総統は自身のフェイスブックで、「軍は自治体のニーズに応え、生命と財産の安全を確保するための支援を行う」と投稿した。
台湾地震で負傷者1000人超、なお46人と連絡取れず…倒壊建物から20人以上救出
【花蓮(台湾東部)=園田将嗣】台湾東部・花蓮沖で3日に起きた地震で、台湾当局によると、4日午前の時点で死者は9人、負傷者は1050人に上っている。46人と連絡が取れておらず、被害はさらに広がる可能性がある。震度6強を観測した花蓮の鉱山やトンネル内などでは101人が取り残され、余震が続く中で当局が救助を急いでいる。
消防当局は4日、鉱山に閉じ込められていた数人をヘリコプターで救出した。花蓮の大学では3日、地震の影響とみられる火災も起きた。台湾紙・聯合報などによると、花蓮で倒壊した建物1棟では8時間以上に及ぶ捜索により、3日夜までに20人以上が助け出された。
台湾軍は4日、兵士163人を投入し、救助作業などにあたっている。ただし、本震の発生後、4日午前8時(日本時間午前9時)頃までに花蓮を中心に観測された余震は310回以上に達し、作業に影響が出ている模様だ。一部区間で運休していた鉄道は4日、通常運行が再開した。
頼清徳ライチンドォー 次期総統は3日午後に花蓮に入り、倒壊した建物や災害対応センターなどを視察した。「生活のため公共施設をできるだけ早く復旧させることが必要だ」と述べ、救援と復興支援の方針を示した。
国際社会からは支援の申し出が続いている。米国家安全保障会議(NSC)のワトソン報道官は3日、「影響を注視している。米国は必要な支援を提供する用意がある」とする声明を発表した。
台湾地震 「数メートル単位で断層ずれた可能性」 能登半島地震と同様、専門家指摘
3日朝に台湾を襲った地震は、台湾東岸を沿うように走る活断層がずれ動いたことによるものと推定されている。メカニズムは1月の能登半島地震と同じ「逆断層型」で、規模もマグニチュード(M)7・7と同程度だ。専門家は「能登半島地震同様、数メートル単位で断層がずれ動いた可能性がある」と指摘し、今後の地震活動への警戒を呼びかけている。
今回の震源は台湾の東岸を沿うように走る「花東縦谷(かとうじゅうこく)活断層帯」周辺とみられる。フィリピン海プレートがユーラシアプレートの上にせりあがるようにぶつかるプレート境界でもあり、以前から地震活動が活発なエリアとして知られる。
東北大の遠田晋次教授(地震地質学)によると、フィリピン海プレートは年間約8~9センチずつ台湾側に移動している。前回、このエリアで同規模の地震があったのは約70年前の1951年。蓄積されてきたひずみは単純計算でも約6メートル分に上る。遠田氏は「少々過大な試算だが、活断層が数メートル単位でずれ動いていてもおかしくない」と話し、沿岸部が大きく隆起した能登半島地震のように、縦方向に大きな力が作用した可能性を指摘する。その規模の大きさゆえ、台湾に近い沖縄県与那国島でも震度4を観測した。
沖縄県では地震発生直後から津波警報が発令され騒然となった。警報発令について、遠田氏は「気象庁は台湾から南西諸島の南に延びる琉球海溝を震源と想定したのだろう」と推測。実際には海溝ではなく内陸側の活断層による地震だったこともあり、結果的に大きな津波被害は生じなかったが、「発生当初に見極めるのは難しい。早期に警戒を呼びかけたのは正しい判断だった」との見方を示す。