昨日、
突然出てきたニュースですが。
韓国メディア、中央日報が素ッパ抜いた特ダネみたいです。
日本と北朝鮮の政府関係者?政治家?がモンゴルで
最近極秘会談していた、という……
それで、
昨日は
日本国内でも大きく取り上げられていました。
けど、
一日経ったら続報が出てこない(笑
まぁ、
そんな程度のニュースですね。
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さて、
今回のニュースに対する、
私的な評価なんですけど。
コレ、
北朝鮮が韓国に対して当てつけでリークした内容、
と見てます。
日朝の関係者がモンゴルで極秘会談をしたのは事実でしょうけど。
どうして
韓国メディアが報じているのか?
韓国メディアが報じている『複数の情報筋』とは誰なのか、って。
北朝鮮関係者ですよねw
こんな極秘情報、
関係者でもなければ詳細を知り得ませんよ。
そして、
日本側の関係者が
韓国メディアに情報提供する理由がありませんし。
タイミング的に、
韓国政府が北朝鮮に向けて
軍事境界線周辺での宣伝放送を再開した直後に
この特ダネニュース出現ですから。
色々とタイミングが良すぎますw
北朝鮮的に、
対立関係を緩めない現・韓国政府に対しての当てつけでしょう。
日本とは対話に応じるけど、
対立緊張関係を選択して譲歩しない現・保守系韓国政府とは対話しないぞ、的な
アピールの一環として
今回の情報を
韓国メディアにリークしましたw的な。
そういう情報工作、
韓国世論誘導ですね。
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とまあ、
今回の情報リークが
北朝鮮、北の将軍サマ大本営の韓国政府に対する当てつけ、だとして。
もともと
そのような情報として利用する意図で、
北朝鮮は
日本との極秘会談を企図していました。
と考えていくと、
後々
マスメディアに情報公開する前提の会談内容、
となりますから。
必然的に
重要度は低くなりますね。
そして、
情報リークして
会談内容が発表されたときに
北の将軍サマの威光がそれなりに発揮される、
というか。
北朝鮮にとって
何かしら外交上有利になるような。
もしくは
北朝鮮国内にそれなりに有益になるような。
そういう情報が公表されなければならない。
という意図で、
極秘会談内容に
経済外交、
日朝貿易の復活が議題として選択されたのかな……
朝日、モンゴルで秘密接触…「金正恩氏の直接指揮を受ける情報機関関係者が出席」
北朝鮮と日本が最近、モンゴルで接触したことが分かった。北朝鮮が公開的には日本側と「すべての接触を拒否する」と公言しながらも秘密裏に会ったのは経済的・外交的な突破口を模索しようとする試みに読まれる。
12日、複数の情報筋によると、北朝鮮と日本の関係者らは先月、モンゴルで会った。関連事情に詳しい消息筋は「両国が先月中旬、モンゴルのウランバートル近くで会ったと承知している」とし「北朝鮮では偵察総局・外貨稼ぎ関係者など3人が参加し、日本側からは有力な家門出身の政治家が代表団の一員として出てきた」と明らかにした。
また別の消息筋は「双方は先週後半に内モンゴルでもう一度会うことになっていた」と話した。ただ、両国間の接触が計画通り先週行われたかどうかは定かではない。これについて、今月6~7日に各国が集まって北東アジアの安全保障を話し合う「ウランバートル対話」が開かれ、これを機に朝日が会う可能性があるという観測も出たが、北朝鮮が代表団を送らなかった。
今回の朝日接触が注目されるのは、北朝鮮がわずか3カ月前に公開的に日本を相手にしないと明らかにしたためだ。金与正(キム・ヨジョン)労働党副部長は3月25日、岸田文雄首相が「できるだけ早い時期に」首脳会談を提案してきたと紹介し、興味を示しているようだったが、翌日すぐに「日本は歴史を変える勇気がない。日本とのいかなる接触・交渉にも背を向け拒否する」と明らかにした。3日後には崔善姫(チェ・ソンヒ)外相がまた「朝日対話は我々の関心事ではない」と明らかにした。
当時、北朝鮮が事実上、首脳会談の条件として非核化問題と拉致被害者問題を取り上げないよう求めたが、日本が拉致被害者問題の解決が最優先だという従来の立場を貫くと舵を切ったという分析が出た。
それにもかかわらず、最近第3国で日本側と会ったのは、北朝鮮が内外の難局を突破するための様々な案を模索しているという傍証なのかもしれない。朝日首脳会談に切迫しているように見えた日本を思うがままに操ることが難しいと思い、取りあえず一歩退いたが、状況を打開する他の方法がない状況で日本が差し出している手を再び握った可能性がある。これについて、岸田首相も4月、米CNN放送とのインタビューで「日朝首脳会談のための当局間議論が進められている」と明らかにした。
状況によっては、両国間の議論が急進展する可能性も排除できない。日本は小泉純一郎元首相の訪朝(2002・2004年)や日本人拉致被害者調査と対北朝鮮制裁の解除に合意した「ストックホルム合意」(2014年5月)も仲裁者なしで直接実現させた。
今回のモンゴル接触に参加した両国代表団の面々も目を引く。北朝鮮では、外務省ではなく最高司令官(金正恩国務委員長)の直接指揮を受ける諜報機関である偵察総局の関係者が出席者リストに含まれていた。金委員長が直接関わっているという意味とみられるが、専門家の間では北朝鮮が偵察総局関係者を派遣したのは日本人拉致被害者問題を議題化しないという意志と捉えるべきだという見方もある。実際、偵察総局は対南・海外工作を担当してきた部署で、日本人拉致被害者問題とも無関係ではない。
「外貨稼ぎの働き手」が出席したのも通常ではない。これは、北朝鮮が望む経済的な反対給付に関連した布石である可能性もある。一部では、韓国の国家情報院と類似した機能を遂行する北朝鮮国家保衛省要員が、身分を事業家として洗濯するために掲げた肩書きである可能性もあるという観測も出ている。
日本政府が代表団に政治家を含めたのは、岸田首相と直接的な疎通が可能な代表が北朝鮮を相手にするという意味かもしれない。それだけ真剣に北朝鮮との対話に臨んでいるということだ。
慶南(キョンナム)大学極東問題研究所の林乙出(イム・ウルチュル)教授は「日本政府は基本的に日本人拉致被害者問題や韓米日の協力が重要だが、独自に北朝鮮に対して影響力を持つ必要があるという認識を持っている」とし「北朝鮮の立場からも韓米日軍事演習の度合いを調整したいと望むか、日本国内の朝鮮総連の権益保護のような需要があるようだ」と話した。
両国は今年初めまでは北京チャンネルを主に利用したと伝えられているが、今回はモンゴルで会ったことも注目すべき点だ。李龍男(リ・リョンナム)駐中北朝鮮大使は3月、「中国駐在日本大使館関係者が電子メールで接触してきた」と直接明らかにした。
専門家らは朝中関係が比較的に順調だった時期にも北朝鮮は中国の「観察権」内で第3国と接触することを敬遠してきたと指摘する。実際、北朝鮮は2014年、李容浩(リ・ヨンホ)外務次官(当時)が米国のロバート・アインホーン元国務省特別顧問(不拡散・軍縮管理担当)と水面下の接触を行った当時もモンゴルを選択した。北朝鮮が中国のレーダー網から脱し、日本と緊密に対話しようとしているのではないかという推測が出ている理由だ。
これは最近、朝中異常気流が感知されることとも無関係ではないかもしれない。中国は2018年5月、金正恩委員長の大連訪問当時、習近平国家主席と散歩しながら親交を深めたことを記念して設置した「足跡記念碑」を最近撤去した。
このように朝日双方ともに速度感のある協議を望む雰囲気がうかがえるが、否定的な見方もある。
統一研究院のホン・ミン上級研究委員は「朝日関係の改善のためには乗り越えるべき障害が多い」とし「韓米日安保協力の構図、対北制裁などが複合的に働いているため、構造的な困難が大きい」と話した。国民(クンミン)大学日本学科の李元徳(イ・ウォンドク)教授も、「日本の立場では、北朝鮮が拉致問題について前向きな態度を示さないなら、これ以上協議を進展させることは難しいだろう」と述べた。