kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

たぶん私たちは認識を間違えている

これまでの、そしてこれからの一大問題。
傷ついてしまった日本をどのような形にするのか。ということがあるのですけど。
その前に、私は認識を正しておかなければならないことが、あると思うのです。
それは、
今回の震災でもよく言われているのが「政府は何をやっているんだ」と言う言葉。
それで、そのたびに、大臣なり、与党の政治家なりが何かしらの説明をするのですけど。
これ、間違いの元じゃないですかね。
たしかに、大臣や政治家は役人に指示を出して動かしますけど。
役人ができないことは彼らにもできないわけです。
つまり、実際に政府を動かしているのは、役人なわけで。
しかし、政府の責任、というと、必ず大臣や政治家の責任が問われて、役人は絶対前に出てきません。
これは大きな間違いではないでしょうか。
「政府は何をやっているんだ」=「政治家は何をやっているんだ」という認識よりも、
「政府は何をやっているんだ」=「役人は何をやっているんだ」という認識を持つべきではないですかね。
政治家や大臣も、何をやっているんだ、と言われたら、
「それは、何々省の誰それ局長に、こうこうこういうことをしてもらっています」と、
もっと役人の名前を具体的に出すべきではないでしょうかね。
そして、政府を動かしているのが、役人なんだ、という現実にそった責任の所在をはっきりさせるべきではないでしょうか。
そういうことが、きっちり正しい説明責任ではないでしょうかね。
追記:
私は、指示を出す政治家の責任を否定するつもりはありません。
でも、政治家にすべての責任があるような、今の説明の仕方は間違っていると思います。
指示を出した者と、担当した者と、それぞれ役割に応じて責任を分担するべきではないですかね。
それは、説明においても、そうするべきではないですかね。
追記2:
民主党は、責任を持てる人間が政治を行うべきだ。
ということで、政治の表舞台から役人を締め出したのですが、ここまで見ている限り、うまく事が運んでいるようには思えません。
それなら、逆に、黒子の役人をもっと表舞台に引っ張り出して、責任を自覚させ、社会全体で監視できるようにする。役人社会の透明化、可視化を進める方が、有効ではないか、と思うのです。