kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

ヒロシマ、ナガサキ……そしフクシマ

12日、
原子力安全保安院が、今回の福島第一原発の事故について、
INESの国際基準に照らし合わせて、レベル7に引き上げました。
そして、チェルノブイリに並んで、フクシマは世界史の中に、その名を刻むことになりました。
まあ、数字が変わっても、現実は変わらないので。今更、という感じもありますが。
この数字が出るまで、微妙な駆け引きが、いろいろなところであったのでしょうね。
賠償の審査に与える印象とか。
国外に対する影響とか。
東電の資産価値に対する影響とか。
でも、今この時期に数字が引き上げられた一番の理由は、
フランスとアメリカの協力部隊が事故現場内部に介入してきたので、
もはや、数字をごまかすことが不可能になりました。
ってことなんじゃないかな、と私は考えます。
日本って、外圧に弱いですからね。
追記:
たぶん、レベル7引き上げの根拠となったのは、
放射性物質の流出を相当長い間、止めることができない。という見込みじゃないですかね。
現状で、放水を続けて原子炉と燃料を冷やしていますけど。
その汚水について、すべて回収して処理することは不可能で、
地中にしみこんでしまったり、
蒸発して大気中に拡散したり、
その分を見込んで、
それらが、これからも半年くらいは続きます。
という無言のメッセージだと思うのですけど。
ということは、現時点で、累積するとかなりの放射能が拡散していく……というより、放射性物質が周辺地域に堆積していくというのが正確なのかな。
飛散する地域は、限定されるけど、その限定された地域にどんどん溜まっていく、ってことではないでしょうか。
そういう見込みが出ている、ということではないか、と思うのですけどね。
日本政府は、その辺、はっきり言えばいいのに、とか思うのですけどね。