kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

政治家は、そろそろ自ら情報発信するべきだと思うのですけどね

18日、
平野達男震災復興担当相が講演会で、
東日本大震災津波被害に関し「私の高校の同級生みたいに逃げなかったバカな奴がいる」と発言したことが、
一部のマスコミで報道され問題視されています。
この報道については、私は、
発言者である平野達男大臣がどのような文脈の中で、どのような意図を持って述べたのか、
そういうものを一切切り離して、言葉尻だけをとらえて報道されているように感じました。
最初に出てきた、平野達男震災復興担当相の発言要旨は次の通りとされています。
「〜(省略)〜前の津波の経験からここの高さに逃げていれば大丈夫だと言ってみんなで20〜30人そこに集まってそこに津波が来て、のみ込まれた方々もいます。逆に、私の高校の同級生みたいに逃げなかったバカなやつがいます。まあそういったね、彼は亡くなりましたけれども、バカなやつって言われてもしようがないですけどね、そういったことも全部、一つ一つ検証して、次の震災に役立てることがもう一つの大きな課題だと思っています」
それで、
その後の釈明会見では、以下のような釈明したようです。
「今日の私の、東日本大震災の一連の報告の最後の部分だったと思いますが、今回の震災の教訓を生かさねばならないという話の中で、高台でここは大丈夫だといって波に飲み込まれた方もいる、その中に、逃げなかった方もいる−という話の中で、私の友人の、友人というより高校の同級生ですけどね。その話をして『バカなやつ』と言いました。
 この同級生は、高校の時の私の友人で、私(の出身高校)は水沢高校ってとこですけど、彼は陸前高田で、そこによく遊びいって、高田松原で一緒に遊んだ仲でして。
 今回、彼は高田で歯医者やってたんですけどね、逃げられると思えば逃げたんですけど、高校の時から、どっちかというと豪胆な男で、だいたい想像できたのは、こんな地震で大丈夫だといって、逃げなかったのは想像つくんですよ」
「そういう意味で『何で逃げなかったのかな』という思いはずっとあって、地元で話をするときに、『何で…、あいつはバカなやつだ、逃げなかった』と。どういう表現していいのか、残念だったという話をすればいいのか、逃げればよかったのにというふうに話をすればいいのか。この間の地元の同級会でもそういう話で、『あいつバカだった、なんで逃げなかったんだ』とちょっと言ったんですが、そのときの思いが今日の中にでてしまい、冷静に客観的にしゃべらなくちゃなんないところに、個人的な思いが入ってしまいました」
さて、
先に報道された「バカなやつ」発言については。
発言時の平野大臣の表情、感情がどのようなものであったのか、それによって、
発言のニュアンスはまったく異なってくるのですよね。
私としては、いささか乱暴な言葉使いでありますが、
無慈悲な自然の暴虐に対しての、無念さ、納得できない怒り、などの感情とともに吐露された、
今回の震災に対するストレートな心境として、共感できるのですが。
第一報で、「被災者を蔑視した発言をした」と報道されてはいないので、
被災者蔑視の意図が明確にあったわけではなく、むしろ別の意図をもった文脈の中で語られた言葉だけを抜き出した、
としか思えないのですけど。
少し前の鉢呂前経産相の「放射能発言」でもそうだったのですが、
今回の平野大臣の騒動も、
本人の意図を無視して言葉尻をとらえねつ造した「飛ばし記事」のゴシップと言ってよいのではないか、と思います。
しかし、
鉢呂前経産相の「放射能発言」でも、そうですが、
もう少し遡ると、中川昭一(故人)議員が財務大臣として、G7で行った酩酊会見(と言われる物)とか、
マスコミが事実と異なる趣の内容で、
ネガティブキャンペーンとも呼べる大臣・議員バッシングを大々的に繰り返しているのが、
かなり目に付きます。
いい加減にして欲しいと思うのですが。そのようは偏向報道がなくなる気配はなく、
むしろ震災以降では、さらに加速しているように感じます。
そろそろ、議員様にはマスコミをコントロールして報道する手段を講じて欲しい物です。
それは、たとえばぶら下がり取材を禁止する、とかではなく……
以下のようにしてみたらどうでしょうか。
まず、
取材を受けるときは、常に秘書を帯同させ、その秘書にハンディカメラを使わせて、
取材時の様子を最初から最後まで録画記録させる。
合わせて、取材する記者の名前と所属する組織名を申告させる。
取材終了後、録画記録の映像を「本日受けた取材の報告」としてネットにアップする。
そのとき、映像には聴取した記者名、組織名をテロップとして合成して、公開する。
……とまあ、簡単に言えばマスコミ取材の可視化です。
もちろん、この録画については前もって取材にきた記者に説明し、
公開を了承した記者のみ、取材を受ければよいのです。
事実を報告するだけですから、記者としても録画が公開されても何も問題はないと思います。
記者個人が特定できる情報が公表されることになりますが、
議員・大臣が公人として顔をさらしているのと同じように、
マスコミの公器としての役割を考えるのなら、記者名は伏せるとしても組織名を公表することは、なんら差し支えがないはずです。
今の時代には、
動画サイトとか、ツィッターとか、国民が簡単にアクセスできる場所がたくさんあるのですから、
与党と野党と問わず、議員様や大臣様がたには、
マスコミ報道にお任せにして手を抜くのではなく、
知恵を働かせて、国民にきちんと言葉を伝えるための手段を講じてほしいと思います。
追記:
一部では、もう始めているところもあると思いますが。
それを、ただ「やりました」で終わらせるのではなく、
党員に運動させて、議員の情報が欲しいのなら、マスコミではなくネットで直接アクセスするように、と啓蒙
してもらいたいと思います。
あと、選挙法やらにひっかからないように法改正もして欲しいと思います。