kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

橋下市長の痛い発言について

最近注目を集めている、大阪市長橋下徹氏の憲法9条の関する発言。
ツィッターのコメントらしいのですけど。
「平穏な生活を維持しようと思えば不断の努力が必要で、国民自身が相当な汗をかかないといけない。それを憲法9条はすっかり忘れさせる条文だ」


【激動!橋下維新】橋下市長「平穏な生活には努力必要」憲法9条めぐり(1/2ページ) - MSN産経west 【激動!橋下維新】橋下市長「平穏な生活には努力必要」憲法9条めぐり(1/2ページ) - MSN産経west


産経のネット記事から。
うーん、よくわからんバカというか。悪い意味で、役人ボケになってきてますねぇ。
どうも近年の政治家や役人は、大きな勘違いをしている、その勘違いに彼もどっぷりはまってます。
いや、周囲の政策ブレーンにそのように洗脳されてしまった、と見るべきでしょうか。
まず、国民が汗を流していない、とか。個人主義で利己的だとか。
それは政治家や役人とって都合のいい答えですが。真実ではありません。
>続きは明日
というわけで続き。
まず、国民が利己主義だって話ですけどね。
利己主義な国民だったら、今回の震災で、福島原発事故の現場で、
命をかけて放水したレスキュー隊員とか、自衛隊員なんて、出てきませんよ。
みんな、とっくに逃げ出しています。
(イタリア中部ジリオ島沖で起きた豪華客船の船長みたいに……ああいう人のことを利己主義っていうんですよね)
それに募金だって集まりませんし。
被災地の瓦礫をどかすために、現地に赴いたボランティアなんて存在するはずありません。
現実から目を背けて、政治家や役人として都合のいいことばかり、言わないでほしいと思います。
クソ役人や阿呆議員と一緒です。
瓦礫の件については、私個人は協力したら良いと思いますが。
これも、明らかに議員と役人の説明不足、すべての原因はこれにつきます。
たとえば、議員がボランティアを雇って、選挙のときのようにビラを造り、
毎朝都市部の駅に立って、瓦礫受け入れのための協力を求めて演説をする
役人も、受け入れ協力を頼む地区を、一戸一戸回って説得をする。
質問がでたらきちんと答える。
納得してもらえなかったら、納得してもらえる資料を新たに用意する。
このくらいのことを実施したら、だいぶ世論も変わると思うのですけどね。
それを、紙切れ一枚張り出して通達して、
適当な会場を借りて、アリバイ作りのための説明会を実施して。
それで、誰が納得すると思っているんですかね。
どう見ても、最初から納得して理解してもらうための努力を放棄しているようにしかみえません。
それで、「被災地のために必要だから協力してくれ」と言われても。
本当に必要なことなんですか、どれだけ必要なんですか、
ただ仕事だからそう言っているだけでしょ、って逆に質問したいですよ。
国民は、議員や役人の本気度を真剣に見ていますよ。
口先だけの言葉では、誰も動かないのは当然です。
今回の震災で、とくに福島第一原発の事故を経験して、
日本国民は、
「いざとなったら政府は助けてくれない」
「政府は自分たちに都合のいいことしか言わない。都合の悪いことは国民に隠す」
「全然汗を掻いていない」
ということを身をもって体験しました。
それこそ、最近起きたオリンパス粉飾決算の報告を受けた、海外の投資家みたいな心境ですよ。
政府は、今回の一連の不祥事に対して、どういう責任をとるんだ、って話です。
誰も責任をとらず、のうのうしているのを見せられて、
そんな人たちの言葉を誰が信じるのですかね。
そんな国民の心情を、
憲法のせいにするのは、ボケちゃったのかなぁ。と思います。
まず、国民に言う前に、議員と役人が汗をかけよ、って思いますよ。