少し前から注目していたニュース。
今年のドラフトの目玉、と言われていた、岩手県花巻東高校の豪腕、大谷投手が日本のプロ野球を蹴って、
メジャー入りを表明していたところへ、
日本ハムファイターズだけが、諦めずにドラフト指名。
それでは、大谷投手の決断はいかに。
ということで、
【プロ野球】大谷が日本ハム入り表明 球団、粘りの交渉実る - MSN産経ニュース
日本ハムファイターズに入団することを決めたのでした。
メジャーと日本球界を天秤にかけて、日本ハムファイターズがメジャー行きよりも、
ずっと魅力的な条件を出した、ということらしいです。
この件に関して、「不愉快だ、けしからん」という声も世間にはあるみたいですけど。
【プロ野球】前代未聞！大谷中傷電話殺到で日本ハム・栗山監督、謝罪６５分「すごくショック」＋（1/3ページ） - MSN産経ニュース
自分の腕一本で生きていこうとする人が、その価値を高く売りつけるために条件闘争するのは当然の権利で、
大谷投手は、人生を悔いなく生きるために当たり前のことをしただけ、だと思います。
サラリーマンが、「仕事の成果に見合うだけ給料をあげてくれ」というのと、一緒ですよ。
問題があるとすれば、彼が「メジャーに行きたい」と口にしてしまうほど、日本球界に魅力がない、という点でしょう。
大谷投手個人を責めるよりも、どうやってメジャーよりも日本のプロ野球に行きたい、と思わせるのか。
そのために、何が必要なのか。
大谷投手が日本ハムファイターズ入りを決意した決め手は何だったのか。
個人を批難するよりも、今回の一件をサンプルケースにして、掘り下げ、
日本のプロ野球発展にイカすべきだと思うのですけど……
星野監督“大谷問題”で一喝「コミッショナーがバシッと言わないと」＋（1/2ページ） - MSN産経ニュース
代表監督を務めた人が、こんなこと言っているようではどうにもならないなぁ。
個人の権利を縛り付けるだけで、
日本球界全体で選手の生活を保障する、それこそ引退後の年金支給とか、
各球団の事情に関係なくプロ野球機構全体で選手生活を維持することもしないで。
ただ「従え」と言ってもねぇ。
大谷投手が発言したみたいに、みんな「メジャーに行きます」よ。
野球が出来る場所は、日本だけではない。選手は、もうその事に気がついているのです。
管理者側も頭の中身を入れ替えないと。選手から見捨てられるだけですよね。
