kg_noguの愚痴日記

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これはどこまで信じて良いのかな――金総書記死去:「激怒し、現地視察行く途中に急死」

朝鮮日報の日本語版から。
なぜ今頃になってこんな情報が流れるのか。
一周忌を過ぎたから……?



Chosun Online | 朝鮮日報 金総書記死去:死去当日の謎、徐々に明らかに Chosun Online | 朝鮮日報

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記事入力 : 2012/12/25 10:00

北朝鮮は昨年12月19日正午「(金正日総書記は、)走行中の野戦列車の中で心筋梗塞により(12月)17日午前8時30分に逝去された」と発表した。

だが、生活習慣が夜型で知られる金総書記が朝から活動していた点や、脳卒中(2008年8月)で倒れたことのある金総書記が、絶対に避けるべき酷寒(氷点下13度)の中で外での活動を強行した点などをめぐり、「疑わしい」「捏造(ねつぞう)だ」との指摘が相次いでいた。
ただ「主体鉄」「主体繊維」などの事業で相次ぎ大きな問題が発覚した上、完工を4カ月後に控えた煕川発電所(慈江道)の工事が手抜きだらけとの報告を受けていたことを考慮すると、これらの疑問のかなりの部分は解消する。
北朝鮮の内部事情に詳しい消息筋は「主体鉄と主体繊維の問題に続き、煕川発電所までもが手抜き工事だとの報告を受け、その絶望感は相当なものだったはずだ。天候が悪くても一刻も早く駆け付けて自分の目で確認し、是正指示を下すつもりだったのだろう」と語った。
北朝鮮朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」の当時の報道内容もこうした状況を裏付ける。同紙は、金総書記の死去発表から4日後に当たる昨年12月22日付紙面で「再び静かに祖国の『北辺』へと向かう列車に乗られた将軍様」との表現を用いたが、この「北辺」とは両江道や慈江道を指す。金総書記が、死去する1週間前に咸鏡道を訪問していたことを考慮すると、特別列車の目的地は、煕川発電所のある慈江道だった可能性が高い。
だが「煕川発電所の手抜き工事報告」という事情を考慮しても、解消されない疑問点は幾つかある。死去から発表までにかかった時間が、1994年の金日成(キム・イルソン)主席の死去当時は22時間だったのに対し、金総書記のときはその2倍以上の51時間30分もかかっている点だ。「何かを隠蔽(いんぺい)しようとしていたとの疑惑は拭い切れない」というわけだ。また当時、情報当局は「衛星写真を分析した結果、金総書記の特別列車は17日には平壌から動いていなかった」と明らかにし「列車の中で死去」という北朝鮮側の発表がうそである可能性が高いとの見方を強めていた。

李竜洙(イ・ヨンス)記者
朝鮮日報朝鮮日報日本語版

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Chosun Online | 朝鮮日報 金総書記死去:「激怒し、現地視察行く途中に急死」 Chosun Online | 朝鮮日報

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記事入力 : 2012/12/25 10:03

「『強盛大国の柱』煕川発電所で漏水」
北朝鮮消息筋が明らかに

北朝鮮金正日キム・ジョンイル)総書記は昨年12月17日に急死する直前、「煕川発電所は手抜き工事による漏水が深刻だ」との報告を受け、激怒していたことが24日、分かった。
北朝鮮の内部事情に詳しい消息筋は同日「報告を受けた金正日総書記は『早急に修理せよ』と大声で怒鳴った後、怒りが収まらないまま北朝鮮北部・慈江道の現地視察に向かう途中で急死した」と語った。北朝鮮は昨年12月19日、金正日総書記が「超強行軍の現地指導に急いで向かう途中、積もりに積もった精神的・肉体的過労のため列車内で殉職した」と発表している。
北朝鮮が「強盛大国の柱となる事業」と宣伝してきた煕川発電所は、慈江道煕川市の清川江流域に建設された水力発電所だ。北朝鮮は熙川ダムと発電所が完成すれば、平壌市やその周辺の慢性的な電力不足は一挙に解決できると公言、2009年3月に工事を開始した。金正日総書記は09年に2回、10年に4回、11年に2回と、昨年末に急死するまでの3年間で8回も建設現場を訪れるほど熙川発電所に愛着を見せていた。金正恩キム・ジョンウン朝鮮労働党第1書記も現地を4回訪れている。金正日氏・正恩氏の親子が折に触れて工期短縮を督励したためか、当初10年かかると予想されていた工事は約3年後の今年4月5日に終わった。このため「煕川速度」という新語まで生まれた。
だが、無理な工期短縮が手抜き工事を招いた。8億5000万立方メートルの水を蓄えた高さ100メートル、長さ555メートルのダムにはあちこちに亀裂が生じ、漏水が発見されたのだ。消息筋は「単なる漏水ではなく、ダムの安全性まで取り沙汰される状況」と話す。
金正日総書記は昨年12月に熙川発電所に関する報告を受ける前、「主体(チュチェ)鉄」「主体繊維」など強盛大国を象徴してきたほかの事業もいい加減だったとの報告を続々と受け、ストレスが極限に達していたという。消息筋は「こうした時に信じていた煕川発電所さえ手抜きだらけとの報告を受けたのだから、失望感は非常に強かっただろう」と言った。
こうした過程を見ていた金正恩第1書記は「虚偽の報告を根絶せよ」「関係者を厳罰に処せ」という指示を出したという。今年4月5日の熙川発電所完工式に金正恩第1書記が出席しなかったのも、こうした感情があったためだったといわれている。


李竜洙(イ・ヨンス)記者
朝鮮日報朝鮮日報日本語版

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Chosun Online | 朝鮮日報 金総書記死去:手抜き工事・虚偽報告がストレスに Chosun Online | 朝鮮日報

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記事入力 : 2012/12/25 10:16

北朝鮮の熙川発電所の手抜き工事は建設初期から予見されていたものだった。熙川発電所建設突撃隊に属していた脱北者A氏は24日、「建設機械や資材が不足していたにもかかわらず、金日成(キム・イルソン)主席の生誕100年(今年4月15日)までに完成させろという指示だけが下された」と証言した。


■「主体鉄」「主体繊維」は全て虚偽
北朝鮮の内部事情に詳しい筋は「金正日キム・ジョンイル)総書記は単に熙川発電所の漏水だけではなく、虚偽報告がはびこっているという事実に極度のストレスを感じたはずだ」と指摘した。金総書記は今年の「強盛大国」実現に向け、大々的に宣伝してきた新素材の「主体(チュチェ)鉄」「主体繊維」が実体のない虚偽だったとの報告を受け、激憤していたという。
「主体鉄」とは溶鉱炉にコークスの代わりに無煙炭を使用して生産した鉄であり、「主体繊維」のビナロンは石油ではなく、無煙炭から得られるカーバイド(炭化物)を原料とする合成繊維だ。原料を輸入する必要がないという意味で「主体」という言葉が付いている。
しかし、金策製鉄連合企業所が2011年11月に開発したと報告した主体鉄の溶鉱炉は偽物だった。主体繊維を生産する「2・8ビナロン連合企業所」は電力と原料の不足で正常に稼働できずにいる。金策製鉄所で今年初め、リ・ヒホン支配人、リ・チョルフン責任書記ら幹部が相次いで粛清されたのも虚偽報告が原因だった。
消息筋は「相次ぐ虚偽報告で金総書記は強盛大国がだんだん遠ざかっていると感じていたはずだ。そんな状況で厳寒の熙川発電所建設現場へと急ぎ、健康に無理が生じた」と証言した。


■手抜き工事の決定版
熙川発電所ではマイナス30度の酷寒でもコンクリートの打設作業を強行し、砂が不足して土を混ぜることもしばしばだったという。建設関係者は「コンクリートを寒さの中で養生(打ち込んだコンクリートが十分に硬化するように保護する作業)したり、土などの不純物が混ざったりすれば、強度が低下し、崩れたりひびが入ったりする」と指摘した。
ダムに水をためる作業も通常はダムの完成後に行われるべきだ。しかし、北朝鮮発電所を早期に稼働させるため、ダムが3分の2程度完成した段階で貯水を開始しているという。手抜き工事に拙速な貯水も重なり、漏水が悪化した。北朝鮮がこれまで朝鮮中央通信などを通じて公開した熙川発電所の写真でもダムのあちこちに漏水による染みが確認できた。
熙川発電所は現在、稼働は開始したが、漏水が深刻で正常な稼働に支障を来しているという。出力は当初目標(15万キロワット)に満たない状況だとされる。消息筋は「中国から導入した特殊接着剤とセメントで何度か補修工事を行ったが、漏水問題はまだ解決できていない」と語った。建設専門家は「コンクリートダムは漏水があっても崩壊するケースはまれだが、補修せずに長期間放置すれば亀裂がひどくなり、安全事故につながる可能性がある」と診断した。
北朝鮮当局は自力での解決が不可能だと判断。在外公館と外貨稼ぎの担当者に「海外の先進技術を秘密裏に収集せよ」との指示が下されたという。これを受け、北朝鮮の外交官は中国の三峡ダムの建設業者や欧州の有名な水力発電企業と接触を試みているという。


■慢性的な電力難
北朝鮮が熙川発電所に大きく期待したのは慢性的な電力難が理由だった。韓国銀行によると、2010年末現在で北朝鮮の発電容量は697万キロワット、発電量は230万キロワット時で、韓国のそれぞれ9%、5%にすぎない。それも特権階級が暮らす平壌と電力を大量消費する軍需工場に優先供給すれば余裕がない。
2000年代に入り、北朝鮮は豊富な水資源を利用して電力難を克服するという目標を立て、中・小規模の水力発電所の建設に力を入れた。そのうち、平壌の電力難解消を目指した熙川発電所は「2012年の強盛大国建設」という政権レベルの課題に直結するプロジェクトだった。
金正日総書記が死去直前に熙川発電所を頻繁に訪れたのもそのためだ。韓国統一部関係者は「動くのも不自由な金総書記が余裕さえあれば山中にある熙川発電所を訪れ、今年4月の完成を促した。それだけ北朝鮮の慢性的な電力難克服が差し迫った問題だということだ」と指摘した。

李竜洙(イ・ヨンス)記者
朝鮮日報朝鮮日報日本語版

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北朝鮮内部に詳しい確かな情報筋、ってどこの誰なのでしょうかね。
まあ、そんな情報の真偽よりも、
そもそも、独裁者の最期の瞬間について、非公開だった情報が簡単に流れてくること自体、
そして一周忌にあわせて、なんて。タイミングが良すぎで、何かの意図がプンプンにおってきますよね。
それを新聞に掲載するってことは、
韓国メディアが北朝鮮のプロバガンダに協力しているってことで、
韓国と北朝鮮って、なあなあの関係だってことですよねぇ。