kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

ついに戦争が始まった――米国がシリア空爆を開始

日本からは遠く離れた、シリアでの話ですけど。
アメリカが宣言通り、攻撃を始めました。

米国がシリア空爆を開始 「イスラム国」標的 - MSN産経ニュース 米国がシリア空爆を開始 「イスラム国」標的 - MSN産経ニュース

2014.9.23 20:22

 【ワシントン=加納宏幸】米軍は22日(シリア時間23日)、シリア領内でイスラムスンニ派過激組織「イスラム国」に対する空爆を友好国と共同で実施した。米軍は8月上旬からイラクでの空爆を続けているが、シリアでの空爆は初めて。米国を中心とする対テロ作戦は大きな転機を迎えた。
 国防総省のカービー報道官は22日に発表した声明で、攻撃には戦闘機、爆撃機が参加し、巡航ミサイル「トマホーク」も使用したと説明。オバマ米大統領からの委任に基づいて米中央軍司令官が22日に作戦を決定した。トマホークはペルシャ湾北部と紅海の米艦から発射された。
 米中央軍によると、攻撃にはヨルダン、バーレーンサウジアラビアカタールアラブ首長国連邦(UAE)の中東諸国が参加。イスラム国が「首都」と称するシリア北東部のラッカやハサカ、東部のデリゾールやアブ・カマールで、指揮統制、補給、訓練に関連する施設などを対象に14回の空爆を行い、損害を与えたとしている。
 ロイター通信は、イスラム国の戦闘員数十人が死傷したと報じた。米政府はシリアの国連代表部を通じて事前通告した。
 オバマ大統領は9月10日、イスラム国を「弱体化し、最終的に壊滅させる」ための包括的戦略を発表し、シリアでの空爆を承認していた。オバマ大統領は23日にニューヨーク入りし、国連を舞台にイスラム国と対抗する有志連合への協力を呼び掛ける方針だ。
 米軍はイラク国内で北部を中心に190回の空爆を実施。イスラム国がシリアで行方不明になった米国人記者2人を斬首殺害したとする映像を相次いで公表したことで、シリアでの空爆を含む強い措置を求める声が米国内で強まっていた。

【シリア空爆】トマホーク47発、波状攻撃14回 米テレビなど報道、最新鋭ステルス投入か - MSN産経ニュース 【シリア空爆】トマホーク47発、波状攻撃14回 米テレビなど報道、最新鋭ステルス投入か - MSN産経ニュース

2014.9.23 22:51
 米中央軍の発表やメディアの報道によると、シリア空爆は23日午前3時半(シリア現地時間)ごろ、紅海やペルシャ湾に展開したミサイル駆逐艦アーレイ・バークやミサイル巡洋艦フィリピン・シーから巡航ミサイルのトマホークを発射して口火を切った。使用したトマホークは計47発。攻撃の第1波は約90分で終わり、14回にわたって波状攻撃を繰り返した。
 ペルシャ湾に展開中の空母「ジョージ・H・W・ブッシュ」からはF18戦闘機が飛び立ち、陸上から発進した戦略爆撃機B1や無人プレデター、F16戦闘機などがシリア上空で攻撃に参加した。
 米メディアによると、少なくともヨルダンは軍用機を投入。ABCテレビ(電子版)は、最新鋭ステルス戦闘機F22が実戦に初めて投入されたと報じている。
 標的はシリア北東部ラッカなど4都市。「イスラム国」の司令部や訓練・補給施設、新たな構成員を募集している職業斡旋(あっせん)施設など20カ所以上を空爆した。また、米軍はこの攻撃とは別に、シリアでの台頭が懸念される国際テロ組織アルカーイダ系グループ「ホラサン」の北部アレッポ周辺の拠点を8回、攻撃した。

ただ、今回の「イスラム国」への攻撃も、元を正せば今に始まったことではなくて。
イラク戦争、テロとの戦争がいまだに形を変えて続いている……という見方もできます。
今回の攻撃のきっかけは、「イスラム国」を名乗る兵士が、アメリカ人やイギリス人ジャーナリスを拘束、処刑した事であるのは間違いありません。
自国民に対する残虐な処刑への報復とも言える対抗措置ですけど。
それ以前からアメリカは周辺地域への空爆を繰り返して、相手に犠牲を強いていたわけで。
善悪の判断はともかく。見方を変えれば「やったらやり返す」泥沼の状況に陥った結果、とも言えます。
こういう状況では、一傍観者にすぎない日本人の私としては。どちらが正しく、どちらが悪なのか。とか、とてもじゃないですが、簡単には評価できません。

とにかく、
「血を流すのはやめてくれ」と願うばかりです。