kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

さらりと流れたこのニュース…… ―― 「イスラム国」指導者、米軍の特殊部隊が急襲し殺害

このニュース
一昨日夜に発表されて。
大きな話題になるのかなぁ……と
続報を注目していたのですけど。
昨日が、
北京オリンピックの開催式だったためか。
最初の速報が流れたきりで、
メディアは
北京オリンピック一色になってしまって。
完全に
埋もれて消えてしまいました。



うーむ……
アメリカ政府、
バイデン大統領としては。
この件、
どういう狙いだったのだろう。
作戦の承認をしたのが今月1日ですから。
まさに
北京オリンピック開幕直前。
その後、
北京オリンピック開催中の発表は有り得ないので。
開幕直前に公表、
もしくは
終了後に公表。
となるのは、ほぼ確定。
そうなると、
国威発揚的な効果は見込みにくくて。
今のような
『消化試合』並の扱いになるのは
想定できたはずです。
だとすると、
騒がれたくなかったので。
わざわざ
この時期にぶつけてきたのか……



アメリカは、
これまでの政権……
オバマ政権でも。トランプ政権でも。
過激派組織指導者の急襲、殺害を
たびたび公表してきて。
その場合は
大抵、支持率低下時期のテコ入れ的な側面が見え隠れしていました。
ある種の国威発揚
強いアメリカを国民にアピールする手段。
大統領が発表する、という形式が
まさに
それ狙いであるわけですが。
今回の扱いは、
ちぐはぐな感じが拭えません。



で、
私的に色々と考えてみたのですが。
わざわざ
北京オリンピック直前にぶつけてきたのは
この件で
諸外国……
現状対抗勢力の筆頭である、
中国とロシアに
ガタガタ騒がれたくなかったから。
それと同時に
アメリカ国内のメディアにも
軍事作戦の動向について
アレコレと批判、解説されたくなかった。
と。
今まさに
ロシアとガチンコでぶつかっている最中なので。
外野の騒音をできるだけ排除したかった。
と。
同時に、
ロシアと
この先ガチンコでぶつかる前に。
手がけていた『仕事』を片付けて。
手を空けたかった。
と。
シリアは
ウクライナを攻略する場合に、
拠点となるであろうトルコの後背ですから。
安全を確保した。
と。
そういう意図があるのかなぁ……

 

 

www.yomiuri.co.jp

 

イスラム国」指導者が家族巻き込み自爆、米軍の特殊部隊が急襲し殺害…バイデン氏が演説

 

2022/02/04 06:37

 【ワシントン=田島大志、横堀裕也】米国のバイデン大統領は3日、シリア北西部での米軍の特殊作戦部隊の急襲作戦により、イスラム過激派組織「イスラム国」の指導者アブイブラヒム・ハシミ・クラシ容疑者が死亡したと発表した。
 バイデン氏はホワイトハウスでの演説で「我が軍によって、おぞましいテロリストはこの世を去った。我々は世界中のどこであろうとテロリストたちを追い詰める」と強調した。
 米政府高官などによると、今回の作戦はトルコ国境に近いイドリブ県で、約2時間にわたり行われた。容疑者は3階建て民家の3階部分に潜んでおり、米軍の作戦実行中に、家族を巻き込んで自爆したという。AP通信は、作戦で13人が死亡したと伝えた。米軍側に犠牲者はなかった。
 アフガニスタンから駐留米軍が撤収する直前の昨年8月、首都カブールの国際空港付近で自爆テロが起き、「イスラム国」が犯行声明を出した。米兵13人を含む約180人が死亡し、米軍は報復措置として無人機による攻撃を行ったが、バイデン氏は「これが最後ではない」とし、さらなる報復を示唆していた。
 同容疑者は、2019年11月、同年10月に米軍の作戦で殺害された「イスラム国」の指導者アブバクル・バグダーディ容疑者の後継者に選ばれた。各地の支部を統括していたと米政府はみており、高官は今回の作戦について「『イスラム国』に大きな打撃を与えた」と強調した。

 

 

www.jiji.com

 

米軍、IS最高指導者を殺害 シリアで対テロ「急襲作戦」

 【ワシントン、イスタンブール時事】バイデン米大統領は3日、米軍がシリア北西部で対テロ急襲作戦を実施し、過激派組織「イスラム国」(IS)最高指導者アブイブラヒム・ハシミ氏を殺害したと発表した。米軍側に死者は出なかった。
 バイデン氏は国民向け演説で「(ハシミ氏は)米軍兵士が接近すると、臆病さから自暴自棄になり、家族を巻き添えに自爆した」と指摘。「この作戦はテロリストがどこに隠れようと米国の手からは逃れられないことを証明した」と強調した。
 米政府高官によると、急襲作戦は数カ月前から計画されていた。1日にバイデン氏が作戦実施を承認。ハシミ氏はシリア北西部イドリブ県の住宅街に家族や側近と住み、同じ建物にはISと無関係の市民も居住していた。
 2日深夜、ヘリコプターで現場に到着した米軍特殊部隊は民間人の巻き添え被害を避けるため、作戦前に同じ建物の1階に住んでいた民間人に退避を呼び掛けた。その後、建物の3階にいたハシミ氏が自爆し、子供と女性を含む家族が巻き添えになった。
 ハシミ氏の側近は妻と共に建物の2階に立てこもって銃撃戦を展開したが、最終的に殺害された。同高官によると「極めて複雑で危険度が高かった作戦」は2時間で終了した。 AFP通信によると、在英のシリア人権監視団は今回の作戦で少なくとも13人が死亡したと指摘。同高官は「すべての犠牲者は自爆の巻き添えになったか銃撃戦で殺害されたかのどちらかだ」と述べた。