kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

先ず隗より始めよ――安倍首相、習主席と初会談 「戦略的互恵関係に立ち戻る一歩」 尖閣、靖国は言及せず

私が下痢して寝込んでいる間にも、世の中は動いていました。
この件について、笑顔がなかった、短時間だった、ことなど指摘して、
落胆する評論家もいますけど、
私がニュース映像で見た感じは、
セレモニーとしては、成功したのではないか。と思います。


日中首脳が会談 関係改善に向け一歩 - 産経ニュース 日中首脳が会談 関係改善に向け一歩 - 産経ニュース

 【北京=阿比留瑠比】安倍晋三首相は10日午後(日本時間同)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に先立ち、中国・北京市人民大会堂で中国の習近平国家主席と初めての会談を行った。両首脳は18年10月、第1次安倍政権当時の安倍首相が胡錦濤国家主席との間で合意した「戦略的互恵関係」の原点に立ち戻ることで一致し、「凍結」していた日中関係が改善に向けて一歩動き出した。尖閣諸島沖縄県石垣市)や靖国神社の問題については双方とも言及しなかった。
 日本の首相と中国主席との会談は平成23年12月以来3年ぶり。冒頭、両首脳は握手を交わし、習主席は「きょうはよく来ていただいた」と歓迎を表した。首相は「中国の平和的発展は国際社会と日本にとって好機だ。世界第2位、第3位の経済大国として地域と国際社会の平和と発展にともに責任を果たしたい」と述べ、戦略的互恵関係の再構築を呼びかけた。
 会談は約25分間行われた。首相は「日本は引き続き平和国家としての歩みを堅持する」と強調し、(1)国民間の相互理解の推進(2)経済関係のさらなる深化(3)東シナ海における協力(4)東アジアの安全保障環境の安定−の4項目での協力を求めた。
 これに対し、習主席は「4項目を踏まえ、戦略的互恵関係に従って日中関係を発展させていきたい。今後も徐々に関係改善の努力をしていく」と応じた。
 日本側が早期運用を要請していた偶発的衝突を避けるための日中防衛当局間の「海上連絡メカニズム」に関しては事務レベルで作業に入ることで一致した。歴史問題では、習主席が日本が過去の戦争の謝罪と反省を表明した村山談話に言及。首相は「歴代内閣の歴史認識の立場を引き継いでいる」と答えた。

現状を素直に表していて、ストレートな態度で、
とりあえず世界的に「ほっ」とできる内容でしたよ。
両者笑顔だったら、それこそ信じられません。いったい何があったんだ、と「裏」を勘ぐりたくなります。
さて、今回の会談が実現したことで、
さらに会談を重ねて日中関係の改善を図るべきだ。という主張がにわかに声高になってきましたけど。
はたしてそうでしょうか?
中国との関係改善を図るのは、日本の国益を増強、確保するため、であって。
関係改善することは手段であって、目的ではないはずです。
どうも、そこを取り違えているような論調が見られるので、
マスコミの反応については「わかってないなぁ」と危惧するばかりです。