最近、お隣の国『韓国』が何かと慌ただしくて。
気になるニュースがちょくちょく出てくるようになりました。
これも、そんな一つ。
記事入力 : 2015/03/08 07:01
朝鮮日報が創刊95周年特集で実施した世論調査で、30代はほかの年齢層に比べ自国に対する誇りが著しく低く、注目を集めている。30代は自分たちより年齢が高い世代だけでなく、若い20代と比較しても韓国観が独特だった。「韓国人であることを誇りに思う」という回答は30代が57％で、20代の73％に比べ大幅に低かった。「国のために自分の利益を犠牲にできるか」という質問でも、30代は「そう思わない」（54％）という否定的な回答の方が、「そう思う」（46％）という肯定的な回答を上回った唯一の世代だった。
30代のこうした傾向については、「彼らの人生の軌跡がこういう考え方にさせた」という見方もある。小中高時代に全国教職員労働組合（全教組）の影響を受け、金大中（キム・デジュン）、盧武鉉（ノ・ムヒョン）両政権時に大学に通ったため、進歩的な性向が強いというわけだ。経済的にはアジア通貨危機後の景気後退や格差拡大の影響で、体制を否定する考え方が世代のアイデンティティーとして定着しているという。
しかし、30代の思考傾向や韓国観を説明するのに、10−20年前の社会的・経済的な経験だけでは不十分だ。2003年に韓国ギャラップ社が「韓国の歴史を誇りに思うか」と質問したところ、当時の20代（現在の30代）の回答は76％が「そう思う」で、全年齢層で最も高かった。だが、この世代は今回の調査では「韓国の歴史を誇りに思う」という回答が49％で、全年齢層で最も低かった。30代の思考傾向もこの10年間で大きく変化した。03年の調査で、今の30代は自らを「保守」と回答した割合が33％だったが、今回の調査では17％に急減した。この10年間、30代に何があったのだろうか。
この世代はこれまで十数年間、就職難を経て会社に入っても不安定な職場生活を送り、結婚後は住宅価格や教育費高騰にあえいでいるということで、将来に対する不安が大きい。国や中高年世代に対する抵抗意識が強まっているのはこうした理由からだとの分析が有力だ。
少し前の国際調査によると、韓国の30代は仕事や経済的な問題で悩み、幸福指数が中国・香港・タイ・ニュージーランド・英国などの30代に比べ最も低いことが分かったという。
今の30代は、20代だった02年にサッカー・ワールドカップ韓日共催大会で「テ〜ハンミングク（大韓民国）」と叫び街頭応援に繰り出し、国の誇りを強烈にアピールした「W杯世代」だ。だが、今は厳しい現実に疲れ、腹を立てている「アングリー世代」になってしまった。
30代の怒りは政界全般に対する不信としても現れている。与党に反対するのはもちろん、野党にも批判的な感情を持つ「反与非野」傾向が強い。昨年6月の地方選挙で30代の投票率は47％と、各年齢層の中で最低レベルだったことがこれを証明している。
今の20代も後に30代になったら、こうした方向に進む可能性がある。今の20代が国を誇りに思う心は今の30代よりも高いが、彼らが本格的に就職活動を開始し、結婚適齢期になれば、現実に対する怒りが大きくなるかもしれない。若者世代の国に対する誇りが高まるどころか、ますます低下するなら、国の将来も決して明るくはない。
洪永林（ホン・ヨンリム）世論調査チーム長
私が勝手に韓国政府の広報紙と位置づけている、朝鮮日報日本語版にでていたコラムなのですけども。
韓国人３０代は、
『「韓国の歴史を誇りに思う」という回答が49％で、全年齢層で最も低かった。30代の思考傾向もこの10年間で大きく変化した』
のだそうだ。
この世代、『韓国は世界一』と豪語していた時期に社会人となった世代ですよねぇ。
記事では、『韓国は世界一』と思って希望いっぱいで社会人になったのだけど。３０代になって『韓国が世界一なんて嘘ばっかりだ』って現実に打ちのめされて。『嫌韓』に走ってしまった。とか分析しています。
そして、これはこの世代特有の現象ではなくて、
今現在愛国心に満ちている２０代もこのままいけば、後に続くのだろう。と。
『今の20代が国を誇りに思う心は今の30代よりも高いが、彼らが本格的に就職活動を開始し、結婚適齢期になれば、現実に対する怒りが大きくなるかもしれない』
そうなると、『全部、日本が悪い！ 円安せいだ！』とか、またぞろ騒ぎ出すのでしょうけど。
一日本人としましては、今後５〜１０年先の展開が見えすぎて。お腹いっぱいです。
30代が持っている国家観が独特、ではなくて。韓国人の国家観が異常だって事に、いい加減気がついてくれないかなぁ。
日本としては、いい迷惑でウンザリです。
