kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これは反対を拝して是非とも実現して欲しい――中学校の陸自演習見学会はダメなんですか? 市民団体が中止要請で波紋

希望者参加者を募っての自由参加で、強制ではないし。
学業の成績に関わる物でもないだろうし……10名の希望者のみなので。
何故これに反対するのか、それこそ自分たちの主張を生徒に押しつけて、
生徒の権利を奪おうとしているとしか思えないのですけども。
記事の最後の一文

横浜市内の教職員らで作る「横浜教職員連盟」は「参加を希望する本人、保護者が自衛隊にどのような考えを持つかは憲法の保障する思想信条の自由であり、特定の考えを押し付けようとすることこそ憲法違反だ」と主張している』

これこそ正論でしょう。


そして、何より、実物を見たことがある経験者として言わせてもらうと。
札幌に住んでいた時に、千歳の「空自の千歳航空隊基地一般開放」と「陸自機甲師団基地一般開放、演習見学」に参加したことがあります。
その経験をもとにいうと、
是非とも一度、実物の兵器が動いているところを見た方がいい。
とくに実弾演習なんて、その予行演習とかは関係者以外めったに見れる機会はないので(あとは報道関係者くらい)、羨ましいくらいです。
多分、反対する人は「恰好イイと思われるのは困る」とか安直に考えているのだろうけども。
おそらく空母の一般公開とか、アノ程度を想像しているのでしょうけども。
そんな考え、動いている兵器の実物を間近で見たらフッ飛びます。
止まっている兵器と、動いている兵器はまったく別物です。
動いている兵器は、遠目で見ても、恐ろしい存在だと実物見ればハッキリ判ります。
たとえば戦車、
テレビや映画、映画やマンガの中に出てくるような、あんな薄っぺらいオモチャではなく。
地面に履帯をめり込ませながら轟音たてて進む本物を目の前にして、この鉄の塊に竹ヤリで向かっていくことが如何に無謀なのか。
「爆弾抱えて言って、破壊することができるのか?」
到底無理です。よほど当たりどころが上手くいかないと踏みつぶされて無駄死にするだけだ。
ガールズ&パンツァー」とかのアニメでは女の子が平気な顔して乗ってますけど。
履帯に巻き込まれるだけで腕がちぎれる、足がもげる、
旋回した砲塔にぶつかるだけでも骨が折れてもおかしくない。
ハッチに指を挟めば潰れるだろう。
乗り心地は、車なんてまったく比じゃなくて。ガタガタと耕耘機よりも酷い有様で。
(それでも中はサスペンションが効いていて多少はマシですけども、狭いし息苦しいですよね)
戦車跨乗兵とか、外に張り付いて見た目は恰好イイですけども。命がけ、振り落とされたら死ぬね、
という事実が動いている実物を見れば、よく判ります。

戦車を例にして書きましたけども。
戦闘機でも同じ事、あんな物が頭の上に落ちてきたらどうなるのか。
沖縄の人達がどうして騒いでいるのか。
戦闘機の爆音とはどのくらい凄まじいものなのか。
高高度で飛んでいる飛行機の飛翔音を地上で体験するのと。
離陸直後、低高度からの加速で音速突破したソニックブームを体験すると如何にすざましいか、
ジェンボジェットの爆音なんてそよ風程度だというのが良く判るはず。
耳で聞いてうるさい、では済まないんです。腹に響くんですよ。身体が爆音で揺れる凄まじさ。
こんなのテレビや映画をどれだけでも経験できません。
聞いているだけで頭がおかしくなる爆音なんて、テレビや映画で出せるはずがないんです。
まあ、総合火力演習では、戦闘機は出てこないはずですけども。
反対する人達も、
まず見に行ってから、語ってほしいですね。
総合演習は無理でも、似たような自衛隊の催しなら、全国どこかで毎年開催しているはずですから。
北海道がオススメですね。
そうしたら、「兵器とはこんなに恐ろしい物なのか」とか、目からウロコになりますから。
実弾射撃で土煙が上がるのを見てから。こんなものが間近で炸裂するのを体験したら、
「助かりたい」「逃げたい」とパニックになるだけで、ドラマの中のような冷静に思索を巡らすことなんて、
素人には無理だ、と判るはずです。
これは、テレビの映像を通してとか。他人の話を聞いて、とかでは。絶対に実感出来ません。
天才並みの想像力がなければ、情報だけで実感することなんて無理な、
戦争の一部を実体化した世界が、そこにあるんです。
それを体験出来る貴重な機会なんです。
反対派の人達には、よくよく考えてみて欲しいです。


ちなみに参加者が殺到したのは、
普通、一般国民は抽選で応募してもなかなか当選しなくて、
見られる機会がない事を知っている人なら。
一度見てみたいと考えたから、ではないでしょうか。
誰でも手軽に参加できる催しじゃないんですね。

個人的には、
そんな授業を体験できる生徒たちが羨ましいです。



中学校の陸自演習見学会はダメなんですか? 市民団体が中止要請で波紋…言い分は「子供の心情を引っ張るな」(1/3ページ) - 産経ニュース 中学校の陸自演習見学会はダメなんですか? 市民団体が中止要請で波紋…言い分は「子供の心情を引っ張るな」(1/3ページ) - 産経ニュース

2015.7.12 19:03更新


 横浜市立中山中学校(同市緑区)が希望生徒を対象に企画した、8月に静岡県御殿場市で開かれる陸上自衛隊総合火力演習の予行演習見学会をめぐり、市民団体が先月、中止を市教育委員会に申し入れた。市教委、学校側は「何ら問題ない」「公的機関が一般公開をしているもの。不適当ではない」として見学会を実施する意向だが、「貴重な社会科見学の一環」と捉えていただけに、教育現場は困惑気味だ。

 ■希望者募集枠上回る
 同中によると、見学会は1年生の希望者が対象。募集は6月中旬から下旬にかけて、1年生の全生徒(約290人)に文書を配布する形で行われた。8月23日の総合火力演習に先立って行われる18日の予行演習を見学する予定で、10人の募集枠を上回る生徒が参加を希望したという。
 陸上自衛隊広報センターによると、総合火力演習陸自の演習の一つで、戦車やヘリコプター、火砲などによる実弾射撃を間近に見られる。予行演習も内容は変わらない。
 6月下旬に見学会の実施が一部報道で伝えられて以後、同中には見学会に対して「実施した方がいい」「何を考えているのか」といった賛否両論の電話やファクスが殺到。市民団体「子ども・教育・くらしを守る横浜教職員の会」が先月25日、市教委に対して見学会の中止を求める申し入れを行った。同団体の担当者は「自衛隊に関する意見が分かれている中、社会経験も知識も不十分な子供の心情を引っ張るような教育は正しくない」と主張する。
 これに対し、同中の小嶋貴之校長(51)は、平成21、26年度に実施の実績がある▽あくまでも希望者のみで、保護者の同意を得た参加である▽公的機関が一般公開をしている−ことから、「総合的に考えて、社会科の学習のきっかけとして不適当ではないと判断した」と説明している。

 ■市教委も「問題なし」
 市教委も同中の判断を支持し、「夏休みを活用したさまざまな学習会の一つで、何ら問題はない」(市教委指導企画課)としている。
 同中は今月3日に参加者を決める抽選を行っており、見学会を予定通り実施する方針だが、来年度以降の実施については、「来月実施した上で検討したい」としている。
 同中の判断に対し、市民団体「火力演習見学を考える会」は、「公立中学校での自衛隊の火力演習見学について考える学習会」を18日に中山地区センター(緑区)で開催することを決定。同団体のメンバーは「報道を見て急遽(きゅうきょ)決めた。見学会の自主的な中止を求める」と話す。
 一方、横浜市内の教職員らで作る「横浜教職員連盟」は「参加を希望する本人、保護者が自衛隊にどのような考えを持つかは憲法の保障する思想信条の自由であり、特定の考えを押し付けようとすることこそ憲法違反だ」と主張している。