と考えればいいのでしょうかねぇ……?
日本海に展開されていた空母2隻のうち、1隻がアメリカ本国へ帰還することになりました。
日本の横須賀港を母港としていたロナルド・レーガンは、
引き続き日本近海で自衛隊との共同訓練を続けるようです。
4月に、急遽、北朝鮮近海への空母1隻の派遣が決定した、それ以前の状況へ戻ると、
そういう風に考えたら、よいのでしょうか?
このニュース、
米軍からの発表は6日付けになっていますが、
すでに4日から5日にかけて、メディアではこれらの米軍空母の動向に関する情報が流れていました。
そして、それと時を同じくするように、
北朝鮮からの軍事的な挑発行為が止まりました……今のところまでは。
これらは、何か関係があるのでしょうか。
関係があるように見えますし、
私的には、関連付けて考えたいのですけども。
それには、
今週も来週も再来週も、北朝鮮がミサイル発射実験をしない状況が続くことが必要です。
……うーん、無理だなぁ。
こんな後ろ向きな事は書きたくないのですけども。
北朝鮮がアメリカの空母帰還について、情報を得ているはずなのに。
何もコメントを出していない、というのも不自然なのですよね。
アメリカ、他の周辺国の軍事的な動きについては、
その都度、
朝鮮中央通信から勇ましい「大本営発表」を繰り返し、檄文を読み上げていた、
というのが、
これまでの北朝鮮クオリティーだったのですけども。
今回は、
ブックマークを貼った記事中にあるとおり、
「空軍の訓練競技を視察した」だけで、内容的には
偉大な国家マンセー、主席様マンセーって感じで、
アメリカや日本について、威嚇するような勇ましい言葉はあまり出てきていませんでした。
というか、今週に入って北朝鮮の動きが大人しいのが……
アメリカ、北朝鮮、双方とも、
5月にやれることはやり尽くしてしまって。
息切れ状態、とか。そういう事なのでしょうか?
『毎週ミサイルを発射する』と公言していた北朝鮮が、そんなヘマをするとか、
到底考えられないのですけども。
この静けさが、ずっと続くことを願ってやみません。
【トランプ政権】米空母カール・ビンソンとロナルド・レーガン、日本海離れる 北朝鮮への圧力は維持 - 産経ニュース
米海軍当局者は6日、北朝鮮を牽制するため日本海に展開していた原子力空母カール・ビンソンとロナルド・レーガンの2隻が、3日間の共同訓練を終えて、日本海を離れたと明らかにした。
ロナルド・レーガンは沖縄東方の海域で海上自衛隊と訓練を続け、カール・ビンソンは米国に帰還する。
空母2隻が日本海を離れるのは、補給や他のミッションとの関係とみられる。北朝鮮に「最大限の圧力をかける」とするトランプ米政権が方針を転換したわけではなく、日韓と共に警戒態勢を続ける構えだ。
トランプ米政権は日本海に異例の空母2隻を派遣し、海自と共同訓練を実施。弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮に圧力をかけていた。
朝鮮中央通信は5日に北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が空軍の訓練競技を視察したと報じ、空母派遣に反発を示していた。