kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

で、日本は、アメリカは、世界はどうするのか――米国が北のICBM発射を認める

昨日、というか。
もう日付が変わってしまったので、一昨日になりますけども、
北朝鮮が発射したミサイルは『ICBM』である、と。
アメリカも正式に認めたようです。
ミサイル発射後の、その日の午後に北朝鮮の国営テレビで重大放送として、
北朝鮮政府から発表があったのですけども、
周辺国の分析では、
ロシアが、『従来の中距離弾道ミサイルの改良型』と推定し、
アメリカ政府もこの見方に追随するなど、
ICBMかどうかについては、議論が分かれてました。
ということで、
中距離弾道ミサイルと、
ICBMの具体的な違いはなんなのか、
何がどうなったので、ICBMと認定したのか、
具体的に今度のミサイルは今までと何が変わったのか、
その辺りの具体的な説明とか、解説とか。
そういうニュースとか、日本政府のコメントとか、
今日……というか日付が変わってしまったので、もう昨日の話ですけども、
ずっと待っていたのですけどぉ……
どこからも出てきませんでしたねぇ。
ということで、
ネットで色々調べてみたら、
アメリカが定義しているICBMとは、
『戦略兵器制限条約(SALT)により、有効射程が「アメリカ合衆国本土の北東国境とソ連本土の北西国境を結ぶ最短距離である5,500km以上」の弾道ミサイル
とのことでした。
つまり、
同じ中距離弾道ミサイルの燃料を改良して、角度も調節して、
飛翔距離が5500kmを越えたら、『ICBM』になってしまうのですね。
今回は、
従来に比べて飛距離が遙かに伸びた、と計算できたので、
ICBM』と認定されたわけです。
ブックマークを貼った記事に書いている、


>水平に近い弾道で発射された場合、米アラスカに到達する可能性があるという


この部分で『ICBM』認定されたのですね。
という訳で、
大変な事態になったようなのですけども。
日本政府のコメントは……というと。
九州地方を襲っている記録的な大雨災害のために、
それどころじゃないようで……
マスコミは
この後、直近に控えているG20で、会談がどうとかこうとか、
騒いでいます。
でも、
アラスカまで届くミサイルなら、
ヨーロッパの端まで届いてしまいそうなのですが……
実際、
重大発表の中で、北朝鮮は、
『世界のどこでも攻撃できる核強国に』と、
攻撃目標はアメリカに限らない、と宣言しているわけですし。
ある日、
ヨーロッパにミサイルが直撃することも、あり得るのですが
(宣言している以上、
 これまでの北朝鮮の言動から実行に移す可能性はかなり高いです。
 最近はとくに、言行一致に躍起になってますからね)
EU、他の諸国はこの問題を放置でも構わないのですかねぇ。





【北ミサイル】米国が北のICBM発射を認める 国務長官「責任を取らせる」と非難声明(1/2ページ) - 産経ニュース 【北ミサイル】米国が北のICBM発射を認める 国務長官「責任を取らせる」と非難声明(1/2ページ) - 産経ニュース 【北ミサイル】米国が北のICBM発射を認める 国務長官「責任を取らせる」と非難声明(1/2ページ) - 産経ニュース このエントリーをはてなブックマークに追加

【ワシントン=加納宏幸】ティラーソン米国務長官は4日(日本時間5日)、北朝鮮が4日に発射した弾道ミサイル大陸間弾道ミサイルICBM)だったと認め、「米国は北朝鮮ICBM発射を強く非難する」とする声明を発表した。国連安全保障理事会で挑発行為を続ける北朝鮮に「責任を取らせるためのより強い手段」を取れるよう提起する考えも示した。
 ティラーソン氏はICBM発射は米国、同盟国、地域や世界に対する「脅威を新たに高める」と指摘した。トランプ大統領を中心に、同盟国などと調整して引き続き状況の評価に取り組んでいる。米政府は当初、中距離弾道ミサイルとの見方を示していた。
 同時に、ティラーソン氏は、北朝鮮が外貨稼ぎのため外国に派遣している労働者を受け入れ、経済面や軍事面で同国に利益をもたらし、国連安保理決議を完全に履行していない国を「危険な体制を援助している」と批判した。中露が念頭にあるとみられる。
 その上で「全ての国が北朝鮮核兵器を追求することは結果を伴うことを示さなければならない」と呼びかけた。米国としては「平和的な朝鮮半島の非核化だけを目指す」と強調した。

 一方、米国防総省も4日に発表した報道担当者による声明で、北朝鮮が発射した弾道ミサイルICBMであると指摘し、米韓両国でミサイル発射訓練を実施したことを明らかにした。声明は、北朝鮮の脅威から米国や同盟国を防衛するため「あらゆる能力を使う準備がある」と強調した。

 米CNNが4日に米当局者の話として伝えたところでは、北朝鮮が発射したのは2段式のICBMの可能性がある。水平に近い弾道で発射された場合、米アラスカに到達する可能性があるという。2段目のロケットエンジンが起動し、さらに30秒間飛行したという情報もあるとされる。